2016年末で解散してしまったSMAP。
国民的アイドルだっただけに解散は世間に大きな衝撃を与えましたね。

解散の原因としてメンバー間の不仲が言われていましたが、実際はジャニーズ内部の対立がきっかけだったようです。

SMAPが解散するきっかけとなったのは、マネージャーである飯島三智さんが以前より対立していた藤島ジュリー景子・メリー喜多川親子から退社へ追い込まれたことが大きく関係しています。

20年以上一緒に活動してきた母のようなマネージャーが退社するとなり、自分も辞めるというメンバーと残留するというメンバーで確執が生まれてしまい解散へとなってしまいました。

藤島ジュリー景子さんは以前はジャニーズ事務所の副社長として、母であるメリー喜多川さんと、叔父であるジャニーさんとともに経営面でも活躍していました。

TOKIOや嵐、NEWSやKAT-TUN、Hey!Say!JUMPなどを担当しプロデュースしています。

ジャニー社長、メリー副社長の跡目を継ぐのは、唯一のジャニーズ内部の血縁者である藤島ジュリー景子さんだと言われてきました。

しかし、嵐やNEWS、KAT-TUN、Hey!Say!JUMPなどは以前から不祥事や脱退が多く「甘いのではないか」とその経営手腕を疑問に思う声もあったようです。

藤島ジュリー景子さんは母親がメリー喜多川さん、叔父がジャニー喜多川さんとジャニーズ事務所ナンバーワンツーが身内にいたため、副社長の肩書がもらえているのではないかとも言われていました。

SMAPのようなダブルミリオンを叩き出すなど大きな功績と言えるグループがいないため実力不足とも言われ七光りだと言う人もいたようですね。

飯島三智さんは全くの無名だったSMAPを一躍国民的スターまでのしあげた実績を持つ敏腕マネージャーでした。

新しいチャンスを逃さず確実なものにするその経営手腕は見事なもので、敏腕マネージャーと言われるのも納得です。

その経営手腕は事務所内でも大きく認められ、次第に飯島三智さんの発言力も増していきました。

その大きな信頼と実績をよく思わない藤島ジュリー景子さんは、親の力をフルに使ってでも潰そうと躍起になっていきました。

その手腕を買われ次期社長候補として名前があげられるようになった飯島三智さん。

自分が社長となると思っていた安泰の座についていた藤島ジュリー景子さんはその存在を次第に不快に思うようになり営業妨害とも言える嫌がらせをしたりと対立する仲になってしまったのです。

ジャニーズグループもプロデューサーが飯島三智さんか、藤島ジュリー景子さんかで派閥ができてしまい、お互いのグループは共演NG、出演枠の取り合いなど因縁の対立関係になってしまいます。

どちらでもなくジャニー社長側の中立派のグループもあり、全部で３つの派閥となってしまったのです。

ジャニーズのナンバー２と言われていたメリー喜多川さんは、我が子かわいさからか全面的に藤島ジュリー景子さんをバックアップする形で経営を行い、飯島派へのグループへの嫌がらせとも言える妨害をしたりしていたようです。

様々な確執があると言われてきた中、因縁が確実となったのは、メリー喜多川さんが週刊誌のインタビューに答えた内容でした。

「時期社長になるのは娘で、そもそも飯島派というものを認めていない」と飯島三智さんを否定するような発言に退社を決意したようです。

飯島派とジャニーズ残留派とで意見が大きく内部分裂してしまったSMAP。

何回も話し合ったようですが、残念ながら和解や関係の修復はできず解散という悲しい結果になってしまいました。

飯島三智さんはジャニーズ事務所退所後は水面下で独立へ動いていると噂になっていましたが、本当の事だったようです。

芸能界関連の会社を立ち上げ、SMAPメンバーの独立への布石かと言われていました。

飯島三智さんが新事務所を設立し、契約終了後のSMAPメンバーを引き継ぐのではと言われるようになりました。

それに伴い、ジャニーズの元飯島派のメンバーも一緒に退所する可能性も噂されていたようです。

2016年末に解散したSMAPですが、2017年9月に稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんの3人がジャニーズ事務所を退所。

翌10月には、飯島三智さんが代表を務める新事務所「CULEN（カレン）」での活動を開始しました。3人で活動する時は「新しい地図」という名義で活動しています。

稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんの3人は現在それぞれ俳優、タレントなど個人としての活動も行っていますが、ジャニーズ事務所退所後、ジャニーズからテレビ出演させないための妨害行為を受けていたことが明らかになりました。

2019年7月、ジャニーズ事務所は独占禁止法違反につながる恐れがあるとして、公正取引委員会から注意を受けたとのこと。以降の3人は、メディア露出も増えています。