1993年10月25日にリリースされたスピッツの7thシングル「君が思い出になる前に」。4thアルバム『Crispy!』からシングルカットされた楽曲で、作詞、作曲は草野正宗。この曲で初のオリコンチャート入りを果たし、『ミュージックステーション』に初出演しました。

デビュー後もパンク時代の片鱗が見えていたスピッツでしたが、この「君が思い出になる前に」はフォークギターを中心としたスタイルへの転換期、スピッツの第二期となる楽曲でした。タイトルの通り、「君」との別れを惜しむ切ない内容の歌詞になっています。

1998年7月7日に発売されたスピッツの19枚目のシングル「楓」。8thアルバム『フェイクファー』からシングルカットされた楽曲で、作詞・作曲は草野正宗。音楽番組『COUNT DOWN TV』のオープニング曲のほか、ドラマ『Over Time-オーバー・タイム』の挿入歌、ドラマ『お母さんの最後の一日』の主題歌に起用されました。

スピッツ屈指のバラード曲として広く人気のある楽曲です。過去の恋愛をテーマにした物悲しい歌詞と流れるような美しいメロディーが特徴で、じんわりと心に染み渡ります。

1994年4月25日に発売されたスピッツの8thシングル「空も飛べるはず」。作詞・作曲は草野正宗。発売時はオリコン最高28位でしたが、発売から2年弱後にドラマ「白線流し」の主題歌に起用されたことをきっかけに大ヒット。初のオリコン1位を獲得し、ミリオンセラーとなりました。

スピッツといえばこの曲！という方も多いのではないでしょうか？「白線流し」の影響もあって、卒業ソングといったイメージもありますよね。これまでに様々なアーティストによってカバーされていることからも人気の高さが伺えます。

1995年4月5日に発売されたスピッツの11thシングル「ロビンソン」。作詞・作曲は草野正宗。発売当時大々的なタイアップはなかったにもかかわらず、バンド初のオリコンTOP10入り。その後ロングセラーとなり、2017年現在最大のヒットとなっている楽曲です。

切ないメロディーとギターのアルペジオ、そして草野さんの伸びやかな歌声が印象的な1曲。片思い中の人なら思わず共感してしまう歌詞の内容もあいまって、広く長く愛されています。

1996年4月10日に発売されたスピッツの13thシングル「チェリー」。 作詞・作曲は草野正宗。この曲もノンタイアップにもかかわらず、発売から4週目でオリコン1位を記録。ミリオンセラーを達成し、「ロビンソン」とほぼ同枚数を売り上げました。

草野さんが自転車に乗りながらふと頭に浮かび、短い時間で書き上げたというこの曲。メロディーもコードもとてもシンプルなので、合唱曲として歌われることも多いようです。国民的ヒットソングとして、老若男女問わず幅広く愛されています。