セーラームーンたちの敵であるアマゾン・トリオの1人。
完全なる美少女に見えますが、実はれっきとした男の子です。

この役で石田彰の名を一気に全国区に押し上げたと言っても過言ではないのではないでしょうか。

女性の声優さんが演じていると思っていたら男性が演じていた、ということは当時かなりの衝撃でした。

大ヒット作となった新世紀エヴァンゲリオン。その中でも渚カヲルはかなりのインパクトがあったキャラですね。

銀に近いグレーの髪に赤い瞳、どこか悲し気な表情、そして超美少年。その正体は第17使徒のタブリスという設定でした。

アニメではいわゆる「ラスボス」的な存在だったため、その後の石田彰さんの声優人生において「石田彰が演じているキャラは怪しい(最後に寝返る、実はラスボス、など)」という礎が出来たきっかけに思われます。

主人公キラ・ヤマトの親友の美少年。ガンダムSEEDにおけるもう一人の主人公。
母親を殺されたことにより地球連合軍を憎んでいて、連合軍側に行ってしまったキラと闘うことになってしまうという悲劇も。

作中でもモテキャラですが、実際にキャラクターとしてもかなりの人気を誇っています。それもこれもCVが石田彰さんだからという噂があるとかないとか。

本格的な落語アニメとして一部でかなりの人気を集めていた『昭和元禄落語心中』。
その中で石田彰さんが演じたのは、「昭和最後の名人」と呼ばれる『八代目・有楽亭八雲』です。

芸事の家に男子として生まれ、その上足を悪くしてしまったために七代目八雲に弟子に出されてしまい、そこで出会った助六という男に憧れや嫉妬を抱きながらも落語の道を精進する孤高の人物。

劇中の落語はもちろん石田彰さんが実際に演じていらっしゃいます。

八雲の若い頃、菊比古も石田彰さんが演じていらっしゃいます。

お坊ちゃんでどこか自信なさげで、だけどどこか女性っぽさがあって色気がある、そんな菊比古役は石田彰さん以外には考えられない！というくらいピッタリなはまり役でした。

様々な伝説エピソードを残してきた石田彰さん。
普通なら嫌われそうなエピソードでも、石田さんだからという理由でみんなが納得している気さえします。

石田彰さんには、いつまでも皆から愛されるキャラでいて欲しいですね！