出身地：大阪府寝屋川市
生年月日：1975年4月3日
身長：約188 cm
体重：約88.5 kg
投球・打：右投右打
ポジション：投手

父親が少年野球チームの監督をしていたこともあって、幼いころから野球を教わってきた上原選手。

甲子園でもお馴染で、野球の強豪校として名高い、東海大学付属仰星高等学校に進学します。しかし意外にも、その当時の上原選手はまだ中億される選手ではなく、高校3年間もあまり目立った活躍はないままだったようです。

大阪体育大学を志望し、受験した上原選手でしたが、残念ながら不合格となってしまいました。自分自身のレベルにショックを受け、さらなるトレーニングを積み再度受験し見事合格を果たしました。

苦しい19歳の年を送ったそうです。そこでそんな苦しかった時期を忘れないようにと、プロ選手となってからは背番号に19を入れていたんだそうです。

しかしそんな辛い浪人時代があったからこそ、大学に入学する時には146km/hもの球が投げられるようになっていたんだそうです。

現在の上原選手があったのは、間違いなくこの頃のトレーニングが物を言っているのでしょう!!

大学時代には、高校時代とは違い主力選手として活躍していた上原選手。大学1年生の時に行われた阪神リーグでは、優勝に貢献し最優秀投手賞に選ばれるなど、その実力を見せつけました。

そのためプロ選手のスカウトからは、かなり注目される選手だったようです。

1998年に行われたドラフト会議では、すでに高校生ながらにしてプロ入りが期待され、「平成の怪物」と言われた横浜高校出身の松阪大輔選手がいました。

そんな中並び称されていたのが上原選手だったのです!!

何と、メジャー4球団からも指名を受けた上原選手!!メジャーリーグへの憧れが強かった上原選手は、アナハイムエンゼルスに行きたいと考えていたそうです。

しかし当時ジャイアンツの監督であった長嶋監督が、思いもよらない行動に出られたそうです。

一般的には現役監督とアマチュア選手の関わりは禁止をされているんだそうです。しかし長嶋監督は、偶然を装って話し合いの場に同席したんだとか。

結局、上原選手が巨人を逆指名する形で、ドラフト1位で入団することとなりました。

2002年に行われた、日米野球では日本代表にも選ばれた上原選手。そこで、バリー・ボンズ選手から3打席連続三振を奪った上原選手は、メジャーリーグのスカウト達から一気に注目を浴びるようになります!!

2004年に行われたアテネオリンピックでも日本代表に選ばれ、アジア予選では、7回1失点と勝利投手となりました。また本戦でも2登板し1勝0敗、防御率2.08という成績をおさめ、銅メダル獲得に貢献した上原選手。

2009年1月に、2年契約で日本円にして約8億9000万円の契約で、ボルチモア・オリオールズへの移籍が決まりました。

2011年には、トレードによりテキサス　レンジャーズへ移籍した上原さん。しかしFAにより翌年にはレッドソックスと1年契約を結ぶこととなりました。

レッドソックスの6年ぶりとなる悲願の優秀がかかった試合で投手として任されたのが上原選手!!見事相手を抑え、日本人初の胴上げ選手になりました。

2016年にはシカゴ　カブスにＦＡで移籍し、1年約7億円の契約を結びました。

メジャーでは、クローザー（抑え）として活躍していました。

2018年に古巣の巨人と契約を結んだ上原浩治選手でしたが、2019年5月20日にシーズン途中での異例の引退を発表しました。1軍への昇進がなかったことなどで様々な葛藤があり、引退を決意したそうです。