■KinKi kids

関西出身の堂本剛さんと堂本光一さんで結成されたKinKi Kidsは、活動開始から4年後の1997年、「硝子の少年」でCDデビューを果たしました。

KinKi Kidsは、Jr.として活動している期間も絶大な人気があり、単独でライブを開催するほどの勢いでした。「硝子の少年」も200万枚以上のヒットを記録し、現在、ジャニーズ歴代のシングル売上の第2位を記録しています。

■嵐

1999年にデビューし、2018年現在も世間に元気や笑顔を届け続けている嵐は、ジャニーズJr.が黄金期と呼ばれていた時代にデビューを果たしました。

滝沢秀明さんや今井翼さん、そして伝説のジャニーズの小原裕貴さんなど、トップクラスの人気Jr.達がCDデビューを期待されている中デビューした嵐の五人は、大きなプレッシャーを感じながら活動を続けていきました。その結果、嵐は国民的アイドルとしての地位を確固たるものにし、男性女性両方から愛されるグループに成長しました。

■タッキー＆翼

ジャニーズJr.黄金期にナンバーワンの人気だった滝沢秀明さんと今井翼さは、2002年に「タッキー＆翼」としてデビューしました。

嵐がデビューした当時、滝沢秀明さんが嵐のメンバーになるのではないかと多くの人が感じていたのですが、ジャニー喜多川社長は、滝沢秀明さんをソロデビューさせる計画を立てていました。しかし、滝沢秀明さんが今井翼さんと一緒にデビューしたいと申し出たことにより、二人でデビューすることとなりました。

二人は、結成前から仲が良く、元ジャニーズJr.の川野直輝さんと三人で「怪談トリオ」というユニットも結成していました。

追記：タッキー＆翼は2018年9月に解散を発表しました。

■NEWS

当時、ジャニーズJr.の中で飛びぬけた人気を獲得していた山下智久さんをデビューさせるために結成されたのがNEWSです。

2003年11月のCDデビュー時には9人いたメンバーですが、方向性の違い、不祥事などで次々とメンバーが脱退してしまい、2011年には、絶対的エースであった山下智久さんも、ソロ活動に専念するためNEWSを脱退してしまいました。


■4人体制になっても大成功

山下智久さんが脱退したことで、NEWSの今後を不安視するファンは少なくありませんでした。しかし、残ったメンバーの小山慶一郎さん、加藤シゲアキさん、増田貴久さん、手越祐也さんの4人でNEWSを再始動させ、現在も、東京ドームを満員にするほどの人気をキープしています。

また、増田貴久さんと手越祐也さんは、「テゴマス」として、楽曲の発表やライブの開催などを行っていた時期があり、テゴマスの活動再開も、ファンに期待されています。

■関ジャニ∞

関西ジャニーズJr.の人気メンバー8人で結成され、当初は関西ローカルの番組などに出演していました。

2004年8月25日のデビューシングル「浪花いろは節」は、関西地方限定で先行販売されるなど、メンバー達の出身地である関西を大切にしたグループでもあります。

メンバーが脱退し現在は5人体制となっていますが、全国ネットのレギュラー番組を中心に活動し、ライブ活動も関西地方だけでなく、ドームツアーを全国で行う程の人気を得ています。

■KAT-TUN

KAT-TUNの魅力は、これまでのジャニーズ達には無かったアウトローな雰囲気で、従来のジャニーズファンだけでなく、ジャニーズの雰囲気が苦手な人達からも支持を獲得していました。

2006年3月22日のデビューシングル「Real Face」は、KAT-TUNがついにデビューするという話題性と、作詞がスガシカオさん、作曲はB’zの松本孝弘さんという豪華製作陣であることも注目され、累計約105万枚の売上を記録しました。

メンバーが次々と脱退してしまい、2016年3月に田口淳之介さんが脱退したことで3人となったKAT-TUNは、充電期間と称して活動休止期間に入りましたが、2018年1月に活動を再開させました。

■Hey!Say!JUMP

平成生まれのジャニーズJr.で結成されたHey!Say!JUMPは、グループの平均年齢が比較的若く、今後の活躍が期待されているグループです。

日本全国でドームツアーを決行するほどの人気があり、ジャニーズの中でも勢いがあるグループといえます。

Hey!Say!JUMPで一番人気のメンバーである山田涼介さんは、ドラマや映画に頻繁に出演しています。しかし、レギュラー番組以外ではあまり見かけないメンバーもおり、同じグループでありながらメンバー毎の知名度に大きな差があるのが現状です。活躍の機会が多くないメンバーの知名度を上げることが、Hey!Say!JUMPの今後の課題でしょう。