7歳の頃までスペインのバルセロナで過ごし、その後は、来日して日本の小学校に通いました。スペインでも日本でも小学校時代は「外国人」と呼ばれ、いじめられていたそうです。

スペインでは、「外国人」のほかに「中国人」とも言われており、小学校時代はスペインでも日本でも疎外感を感じることが多かったそうです。そんな時、母親に相談したら「あなたたちも外国に行けば外人。みんな地球人なんだ。と言ってあげなさい。」と言われたそうです。

幼少期から歌うことが好きで「テレビ番組に出る人になる」と思っていた城田優は、中学1年生の時に芸能事務所に所属し、歌や演技のレッスンを始めました。

芸能界に入った当初は、日本人離れした西洋人の顔立ちと高身長が災いして、役柄が限られてしまい、オーディションに落ちる日々を過ごしていたそうです。中学1年生の時にはすでに180cmを超えていたようで、オーディションでは背が低く見えるようにわざと猫背にしていたのだとか。

中学の学園祭では、女装をして慎吾ママの「おはロック」を歌うなど、ムードメーカー的存在だったようです。

中学時代は、俳優よりも歌手志望だったようで、卒業文集には「将来はCDデビューして、オリコン2位」と書いています。

堀越高校は、芸能人御用達の学校として知られており、城田優の同級生には山下智久や小池徹平、蒼井優、上戸彩など現在も第一線で活躍している豪華なメンバーが揃っています。

当時まったく仕事がなく、無名だった城田優は、仕事で学校を休むことが多い売れっ子たちと一緒の学校で、自分だけオーディションに落ちまくっていたと述べています。やはり、日本人離れした顔立ちと高身長がネックとなり高校でもオーディションで苦戦していたようです。

そんな時、当時から売れっ子だった山下智久に「すぐに咲く花なんてない」と励まされていたそうで、その言葉がとても心に響いたそうです。

高校時代は、学業と仕事の両立に苦労していた山下智久の勉強のサポートをしていたそうで、テスト前には近くのファミレスで一緒にテスト勉強をしていたそうです。

山下智久は、高校を卒業できたのも大学に進学できたのも城田優のおかげだとインタビューで語っています。

また、小池徹平とも仲が良かったようで、高校3年生の時の学園祭では2人でデュオを組んで曲を披露したようです。

高校2年生の時に、ミュージカル 『美少女戦士セーラームーン』の地場衛 / タキシード仮面役で俳優デビューを果たしました。