深田恭子の主演映画『死者の学園祭』の相手役を決めるオーディションでしたが、残念ながら不合格となりました。しかし、このオーディションをきっかけに中学3年生の時に芸能界に入りました。

当初は芸能界に興味がなく、中学時代はレッスンのみで目立った芸能活動は行っていません。

東大合格者数が全国の高校の中でもトップ10に入る程の進学校であり、田中圭は内部進学で入学しました。

高校時代は、同級生の女子と交際をしたり、カラオケ店でアルバイトをするなど、青春を謳歌していたそうです。一方で、高校では成績があまり良くなく、自身を「落ちこぼれ」と表現しています。

高校1年生だった2000年に「スーパーマリオ3」のCMでデビューを果たし、同年、火曜サスペンス劇場『孤独な果実』で俳優デビューも果たしました。

高校時代は、「ごくせん」や「おみやさん」などの話題作に出演しますが、いずれもレギュラー出演ではなく、目立った役を演じることはありませんでした。そのため、俳優としての仕事が少なかったことから「辞めようかな」と考えていたこともあったようです。

当時の田中圭は、俳優としての自覚が足りず、撮影現場への遅刻も多かったようです。

大学に進学しなかった理由について、映画館で窪塚洋介が出ていた映画『GO！』を観て、俳優ってかっこいいと思ったことを理由の1つに挙げています。

また、同じ事務所の先輩である小栗旬や米倉涼子の常に挑戦し続ける姿勢を目の当たりにしたことも、理由に挙げています。

加えて、何より勉強をしたくなかったというのも理由のようです。超が付くほどの進学校に通いながら進学をしないという決断をしたのは、かなりの決断だったのではないかと思われます。

2003年に、ドラマ『WATER BOYS』で山田孝之演じる主人公の親友・安田孝の役を務め、脇役ながら注目を集め、以降順調に俳優としてのキャリアを積み重ねていきました。

田中圭の出身小学校や中学、高校、大学など学歴についてご紹介しましたが、いかがでしたか？小学校からスパルタ塾に通い、中学では千葉県トップレベルの進学校に進学しました。中学時代は自由な校風から勉強をしなくなり、次第に成績が落ちこぼれていったと語っています。東大に進学する人も多い進学校に通いながらも大学に進学せず、俳優の道へと進むことを決断した田中圭は、現在では主演を務めるほど人気の俳優となりました。今後の活躍も楽しみですね。