名前：阿部 サダヲ（あべ サダヲ）
本名：阿部 隆史（あべ たかし）
生年月日：1970年4月23日
出身地：千葉県松戸市
血液型：A型
身長：164cm

阿部サダヲは、劇団大人計画所属の俳優であり、ロックバンド「グループ魂」のボーカルとしても活躍しています。

1992年に劇団大人計画の舞台「冬の皮」で俳優デビューし、同年放送の日本テレビ深夜ドラマ「演歌なアイツは夜ごと不条理な夢を見る」でドラマ初出演を果たしました。

俳優業のかたわら、1995年には大人計画所属俳優らと結成したロックバンド「グループ魂」のボーカルに就任。
2005年には大ヒット曲「君にジュースを買ってあげる」で「第56回 NHK紅白歌合戦」に出場し、2021年にYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に投稿された同曲は500万回に迫る再生回数を叩き出しています。

代表作は数多くあり、宮藤官九郎脚本の映画「舞妓Haaaan!!!」で映画初主演を務めたほか、2010年にはNHKドラマ「離婚同居」で連続ドラマ初主演を飾っています。

映画「舞妓Haaaan!!!」は日本アカデミー賞の優秀主演男優賞を受賞し、2017年の映画「彼女がその名を知らない鳥たち」ではブルーリボン賞の主演男優賞を受賞しました。

俳優としてもミュージシャンとしても唯一無二の存在感を示し、デビュー直後から現在まで確固たる人気を誇る阿部サダヲについて、ここでは実家と家族をまとめました。

奇才・阿部サダヲを生んだ実家、地元エピソード、父親・母親・兄弟など家族の情報をお届けします。

阿部サダヲは、千葉県松戸市の出身です。

千葉県松戸市内の公立小学校「松戸市立上本郷第二小学校」に通っていたため、実家もこの辺りにあるようです。

子供の頃は勉強が苦手で、野球に精を出すスポーツ少年でした。
小学校から高校まで野球部に所属し、中学ではセカンド、高校ではサードのポジションを担当。
俊足だったことから盗塁が得意で、本気でプロを目指したこともあったそうです。

しかし同じく千葉県出身で、読売ジャイアンツや阪神タイガースで活躍した元プロ野球選手・石毛博史と高校時代に出会い、野球選手としての実力差を痛感したことで野球選手になる道を諦めたと明かしています。

後に現役引退した石毛博史と会った時には、サインを頼む時に現役時代の球団ではなく高校時代の「市立銚子」の時のサインを求めるという阿部サダヲらしいエピソードも残されていました。

ここからは阿部サダヲの家族についてお届けします。

阿部サダヲの家族構成は、父親・母親・姉・本人の4人家族で、2人姉弟の末っ子として育ちました。

阿部サダヲの父親は、一般人ということもあり詳細な情報は公表されていません。

しかし家族について「怒られた記憶がないほど優しい両親に育てられた」と語ったことがあり、父親も優しい人物だったことが窺えます。

父親役を演じることも多い阿部サダヲの父親像は、自身の父親を参考にしている部分もあるかもしれないですね。

阿部サダヲは4人家族の末っ子として怒られた記憶がないほど優しい両親に育てられたことを明かしていますが、最愛の母親は乳がんで亡くなっています。

阿部サダヲが2014年に主演を務めたスペシャルドラマ「ママが生きた証」では、貫地谷しほり演じる妻が乳がんを患い、生まれてくる子供と妻を支える役を演じました。

その時にインタビューで「僕の母親も乳がんで亡くなっているんです」と明かしています。

最愛の母親を乳がんで亡くした経験を持つ阿部サダヲは、ドラマについて「暗い、かわいそう、といったイメージになりがちですが、この作品は明るいドラマなので、色々な方に前向きな思いで見ていただきたい」と語っています。

自身の経験を活かしながら、最後の最後まで他愛もない話をしながら生活を送る姿を表現したドラマ「ママが生きた証」もぜひチェックしてみてくださいね。

阿部サダヲの兄弟は、姉が1人おり、2人姉弟の末っ子として育ちました。

阿部サダヲが大人計画のオーディションに合格し俳優になることを伝えた際には、「姉に鉛筆削りを投げつけられた」と語るなど、姉弟らしい関係性の兄弟であることがわかっています。