酒井宏樹さんは、お父さんの故郷でなる長野県中野市で生まれました。
宏樹という名前は、お父さんの名前「英樹」から樹の一文字を受け継いで名付けられたそうです。
幼少期には、長野県から千葉県柏市に引っ越しをしています。

酒井宏樹さんのお父さんは、医師をされていて、千葉県柏市の病院に勤務されています。

倒産は、趣味でサッカーをしていたため、酒井宏樹さんが幼い頃はお兄さん2人と男4人で公園に行ってボールを追いかけていたそうです。
酒井宏樹さんは3人兄弟で、7つ上、5つ上のお兄さんがいます。

2014年に、一般女性と結婚。奥様は結婚する前から、酒井宏樹さんが活躍するドイツに向かい、酒井宏樹さんがサッカーに集中できるようサポートを続けていたそうです。
2015年には、女の子、2019年には、男の子が誕生しています。

酒井宏樹さんの出身小学校は、千葉県柏市立富勢西小学校です。

お兄さんの影響から、サッカーを始め、小学3年生の時には地元のクラブチームに入団し、フォワードを務めていました。
幼少期の酒井宏樹さんは、おとなしくて人見知りが激しい子だったそうです。

しかし、ピッチに立つと人が変わり、闘志を前面に押し出すプレーをしていたとか。
小学6年生の時には、一度練習に参加したのをきっかけに、柏レイソルの下部組織で練習生としてプレーするようになります。

小学6年生時に開催された、清水カップの時には、関東トレセンの合宿が重なってしましい、チームを途中で離脱しました。

酒井宏樹さんがもう1回清水に行きたいと希望します。

お母さんは、柏マイティーFCの代表に連絡し、酒井宏樹さん1人で新幹線に乗せ清水に向かわせたそうです。

これは、酒井家が子供であっても出来る限り自分のことは、自分でさせるという教育方針にのっとり取った行動だそうです。

そして、酒井宏樹さんは清水駅に到着後、隣にいたおじさんに声をかけ携帯を借り代表に電話をします。

そのとき、代表は、酒井宏樹さんのその度胸に驚き、酒井宏樹さん本人も、物事の判断を自分に任せてくれる両親の気持ちに感謝しているとお話されています。

小学校卒業後、酒井宏樹さんは、千葉県柏市立富勢中学校に進学します。

中学入学と同時に柏レイソルU-15へ正式加入し、中学のサッカー部には所属していません。
多くのプロ選手を輩出した柏レイソルユース「黄金世代」の一員として活躍をします。

当初は、右サイドハーフ、中学3年生頃から左サイドバックを担当していました。

当時の監督は、ディフェンスラインの裏へ出て行くタイミングの良さや、クロスを合わせる独特の感覚を持っている酒井宏樹さんの才能を見抜き、オフェンス面を強化することはせず、課題のあったディフェンス面やポジショニングを中心に指導しました。

中学卒業後は、千葉県立柏中央高等学校に進学しますが、途中でウィザス高等学校に転校しました。

酒井宏樹さんの最終学歴は通信制のウィザス高等学校（現・第一学院高等学校）卒業となっています。

ウィザス高等学校は、通信型、通学型、全寮制と選ぶことができ、コースも、普通コース、福士コース、スポーツコース等豊富なことからスポーツ選手が多く卒業しています。

高校時代に、すでに酒井宏樹さんは柏レイソルのユースで活躍していたため、普通の高校に通うのは難しいと判断したのでしょう。

ウィザス高等学校は、酒井宏樹さん以外に、原口元気さん、香川真司さん等、多くのサッカー日本代表選手が卒業しています。

柏レイソルU-18へ昇格後、U-16日本代表に選出され、フランス遠征を経験しています。

酒井宏樹さんは、中学入学と同時に柏レイソルのジュニアユースへ加入しその後、柏レイソルトップチームまで、昇格しています。

高校卒業後も、大学には進学せずに柏レイソルのトップしーむで活躍を続けました。

2012年、キリンチャレンジカップのアゼルバイジャン戦でA代表デビューを果たしたのちに、FIFAが注目する2012年の若手選手13人に選ばれます。7、8の海外クラブからオファーを受け、同年にドイツ・ブンデスリーガのハノーバーへ移籍しました。

2016年、他国のクラブからもオファーがある中、フランス・リーグ・アンのオリンピック・マルセイユへ完全移籍しました。

移籍1年目のシーズンは、GKを除く選手の中で出場時間最多となる35試合に出場。
レギュラーとして活躍しました。

2017年にマルセイユと2021年まで契約延長し、その後2021年にJリーグ浦和レッズに完全移籍しています。