冨安健洋さんは「健康で、太平洋のように広い心を持った人間に育ってほしい」というご両親の願いからて「健洋」とつけられたそうです。

プロサッカー選手として、プレミアリーグ・アーセナルFCに所属しています。ポジションはディフェンダー。17歳（高校3年生）の時にプロ契約を結び、アビスパ福岡史上初の高校生Jリーガーとなりました。

日本代表のキャプテンを務めていた吉田麻也さんは、冨安健洋さんからは、抜群の吸収力、試合に勝つための前のめりさを感じたと、お話しています。

冨安健洋さんの出身小学校は、地元の公立小学校「福岡市立三筑小学校」です。最初は、水泳をしていた2人のお姉さんの影響で冨安健洋さんも、水泳を始める予定でした。

しかし、祖母の家にあるランニングマシーンで遊んでいるときにコケてしまい、あごを負水泳をすることを諦めたそうです。水泳を諦めるほどなので、結構大きなケガだったのではないでしょうか。

小学生の頃は、少年サッカーチーム・「筑キッカーズ」の総監督が驚くほどのスピードで走ってい冨安健洋さんを目撃します。冨安健洋さんを知っているチームの保護者に「あの子を何とか（三筑）キッカーズに入れてほしい」と依頼。

父母からチームに勧誘され、サッカーを始めることになりました。総監督は、冨安健洋さんにドリブルをさせたら、福岡県で追いつける者はいなかった、恐ろしいくらいに早かった、とお話されています。11歳では、バルセロナスクール福岡校のコーチに勧められ入会。

ナショナルトレセンにも選出され、地元でも有名になりましたこの頃のバルセロナスクール福岡校のコーチは、冨安健洋さんをFCバルセロナに推薦しましたが、小学生をスペインに連れていくことは簡単ではありません。

そのまま、日本でサッカーを続けることになりました。冨安健洋さんは、サッカーの練習のない時は近所の公園で練習。また、練習には毎回一番早く来て準備を手伝い、帰るのは片付けが終わってから、いつも最後だったそうです。

ご両親がしっかりと育てていたことが想像できますね。小学生の卒業文集には「プロサッカー選手になって、お母さんとお父さんにおうちを建ててあげたい」という夢を書いていてとてもいい子だったのだと思います。

冨安健洋さんは、小学校卒業後は福岡市立三筑中学校に入学します。

中学生から、アビスパ福岡の下部組織に入団。ジュニアユース時代では3学年ともにキャプテンを務めています中学3年生時には、飛び級でアビスパ福岡のトップチームの練習にも参加していました。
才能にあふれた中学時代を過ごしているたのですね。

冨安健洋さんは、中学校卒業後、九州産業大学付属九州高等学校へ進学。

高校2年生でアビスパ福岡に2種登録。同年の天皇杯3回戦のFC町田ゼルビア戦で、公式戦デビューを果たしました。冨安健洋さんは、高校3年生の時にアビスパ福岡とプロ契約を締結。そのため、通信制の高校へ転校しています。

冨安健洋さんは、アビスパ福岡とプロ契約をしたために、大学には進学していません。

冨安健洋さんの英語力について、注目されたエピソードがあります。22歳のときに、英プレミアリーグ・アーセナルに加入した冨安健洋さん。その語学力に対して、ファンから感嘆の声が上がったとか。ノリッジ戦でプレミアリーグデビューを飾った冨安健洋さん。その後のクラブ公式ツイッターで移籍後初のインタビュー動画が公開されました。

その際のインタビュアーとの会話が注目されたのです。冨安健洋さんが、流暢な英語で会話をする様子をみて地元ファンは驚きを隠せなかったそうです。

冨安健洋さんが英語が話せるとは思っていなかったようで、冨安健洋さんがこんなに英語が話せるほど勉強していたのかと称賛が上がりました。ツイッターでは「英語うますぎでしょ」「これが活躍できる要因のひとつ」「アーセナルフンの心を鷲掴み」などたくさんの称賛コメントがアップされました。