「M.A.D」の活動期間は、2000年5月〜2011年3月と長いものの、メンバーが非常に流動的なユニットだったことで知られています。

往年のジュニアファンから現在のジュニアファンまで広く知られているメンバーだけを挙げるとすれば、「KAT-TUN」の赤西仁・中丸雄一・上田竜也も「M.A.D」で活動していた時期があります。

他には「ふぉ〜ゆ〜」の越岡裕貴、松崎祐介、福田悠太、辰巳雄大、そして武内幸太朗や加藤幸宏もいました。

さらに、江田剛、川村陵、前田紘利T.J.、松本幸大、山本亮太、林翔太、池田優などもジャニーズファンであれば知っている名前でしょう。

また、「B.B.D」時代から一緒の伊藤達哉、良知真次、石田友一、野田優也などもメンバーでした。

他にも多くのジュニアが「M.A.D」に参加しては消え、参加しては消えと、流動的なユニットとして活動してきました。

そのため同じユニットに所属していても一緒に活動した事がないメンバーも多く存在し、橋田康が別ユニットを結成した2002年以降に「M.A.D」加入したメンバーは、橋田康と共に活動することはありませんでした。

最終的に「M.A.D」のメンバーは、「4U.（後のふぉ〜ゆ〜）」「They武道」「MADE」「MAD」と新たなユニットを結成することになり、大所帯ユニットとしての「M.A.D.」は活動を終了しました。

橋田康のジュニア時代のユニット、3つ目は「HisH」です。

2002年秋に結成された「HisH」は「エイチ・イズ・エイチ」と読み、ダンスに定評のあるジュニアが選抜されて4人組ユニットとして結成されました。

メンバーは萩原幸人、島田直樹、石田友一、橋田康で、リーダーは「少年隊」の東山紀之の提案によりじゃんけんで萩原幸人に決まりました。

少年隊が座長を務めていた人気舞台「PLAYZONE」に出演したことがあり、2003年の青山劇場「PLAYZONE’03 Vacation」にユニットとして出演しました。

新たなユニット「HisH」が結成され、これからデビューを目指して頑張ろうという時に、4人中2人のメンバーがジャニーズ事務所を退所してしまいました。

残された橋田康はそれでもジュニアとして活動していくことを望みましたが、事務所から「残ってもバックダンサーには付けられない」と言われ、仕事が激減したことで退所を考えるように。

ちょうどその時期は高校卒業を控えた頃で、このまま事務所にいても仕事を貰えないと悟り、新たな道で輝くためにジャニーズ事務所からの退所を決意しました。

基本的にジャニーズ事務所はジュニアの退所日を公表しておらず、最近では辞めたジュニアがSNSを開設することで正式に退所を知るという形が主流です。

しかし橋田康が退所した2002年〜2003年頃は今ほどSNSが普及しておらず、ファンにとっては「気付いたら辞めてた」という状況でした。

ジャニーズ事務所退所後の橋田康は舞台俳優やダンサーとして活動を開始し、今では振付師やプロデュース業なども行なっています。

現在はジャニー喜多川の性加害を告発したことで話題になっていますが、今後は本業の方で話題になることを期待したいですね。

橋田康のジャニーズジュニア時代、同期やユニット遍歴をお届けしました。
今後橋田康はどのような形で活動していくのか、これからの動向にも注目です。