橋田康は2023年5月18日号の「週刊文春」にて、中学1年生の時に初めてジャニー喜多川から性的行為を受けたことを明かしました。

また、2023年5月16日には立憲民主党の「性被害・児童虐待ヒアリング」で国会を訪れ、元ジャニーズJr.の岡本カウアンと共に性的被害について告発しています。

橋田康がジャニー喜多川から性的被害を受けたのは、中学1年生だった1999年です。

ジャニーズJr.として先輩グループのコンサートバックを担当し、地方公演を終えて事務所が用意したホテルに泊まっていた夜のことでした。

数十人のJr.が2人1部屋でホテルに泊まり、公演の疲れから早々に消灯してベッドで休んでいた時、深夜に突然ドアが開き、ジャニー喜多川が部屋に入ってきました。

橋田康はジャニー喜多川が自身のベッドの中に潜り込んできたのを感じると、すぐにマッサージが始まったといいます。

驚きとショックから声も出せず身体を強張らせていた橋田康は、1時間ほど経ってふと身体の力を抜いた瞬間に下着を下げられ、ジャニー喜多川の口で性的行為をされたといいます。

当時中学1年生だった橋田康にはそういった経験がなく、初めての行為に戸惑い、恐怖を感じながらその場をやり過ごしました。

行為が終わるとジャニー喜多川は別のJr.が寝ているベッドへ移動したため、橋田康は寝たふりをして時が過ぎるのを待ち、ジャニー喜多川が部屋を出て行ったのを確認してすぐにシャワーに駆け込んだといいます。

翌朝、ジャニー喜多川は橋田康に1万円を手渡しました。
橋田康は当時を振り返り「自分は1万円の価値なんだと思いました」と語っています。

その日を皮切りに橋田康はジャニーズJr.としての待遇がアップし、音楽番組の出演時間の増加や、帰りの際にはタクシーチケットが貰えるようになったことを明かしました。

中学1年生の時に初めて性的被害に遭った橋田康ですが、その後もジャニーズJr.としての活動は続け、複数のユニットを転々としながら高校卒業までをジャニーズ事務所で過ごしました。

2002年秋にユニット「HisH」が結成され、デビューを目指してこれから頑張ろうという志を持っていましたが、ユニットメンバーの半分が事務所を退所したことで仕事が激減し、高校卒業のタイミングでジャニーズ事務所を退所しました。

ジャニーズ事務所退所後の現在、橋田康は舞台俳優やダンサーとして芸能活動を続けています。

2023年3月31日には自身が代表を務める芸能事務所「PROF entertainment」を設立し、振付師やプロデュース業でも腕を振るっています。

舞台ではダンサーやアンサンブルではあるものの、2014年の舞台「タンブリング」、2021年のミュージカル「王家の紋章」などに出演しました。

芸能事務所の代表、そして舞台俳優やダンサーとして表舞台で活躍する橋田康ですが、現在は実名・顔出しでジャニー喜多川からの性的被害を告発したことで話題になっています。
今後は本業の方でも活躍が見られる事を期待したいですね。

ジャニー喜多川からの性的被害に遭った元ジャニーズJr.・橋田康の現在、家族や結婚をお届けしました。
今後橋田康がどんな活動を見せていくのか、これからの動向にも注目が集まります。