りゅうちぇるはこのコメントに対し「僕は可愛いし、生きます」と反論し、続けて「そしてあなたも、生きて」と誹謗中傷を送ってきた相手を励ます文章を綴ったのです。

さらにりゅうちぇるは相手が特定されないようにアカウント名を隠す配慮も見せました。

この対応に、ネット上では「りゅうちぇるは心もイケメン」「りゅうちぇる優しすぎるよ」と神対応を絶賛するコメントが相次ぎました。

そもそもりゅうちぇるはなぜ誹謗中傷されるようになってしまったのでしょうか。

ここまでの誹謗中傷を受けるようになった最たる原因は、ぺことの離婚時に発表したコメントかもしれません。

りゅうちぇるは2016年にぺこと結婚し、2018年に長男が誕生しました。
子供が生まれてからはイクメンタレントとして活躍し、「イクメン オブ ザ イヤー 2018」の芸能部門を受賞しています。

しかし、2022年8月にぺことの離婚を発表。
その理由について「父親であることは心の底から誇りに思えるのに、夫であることにはつらさを感じてしまうようになった」と語り、男性でいなければいけないという思いに囚われて本当の自分を隠して生きることが苦痛になっての離婚であることを明かしたのです。

ぺこは離婚について「正直、墓場まで持っていってほしかったと一瞬たりとも思ったことはないと言えば嘘になります」と正直な心境を吐露。
その上で「勇気を振り絞ってわたしに打ち明けてくれたことに、ありがとうの気持ちでいっぱい」「最高の旦那さんだった」と、りゅうちぇるへの愛に溢れたあたたかいコメントを残しました。

離婚後もぺことは人生のパートナーとして「新しい家族の形として同居は続ける」と報告していましたが、このりゅうちぇるの主張を聞いたネットユーザーが「無責任ではないか」と感じたことで誹謗中傷に発展していったのです。

りゅうちぇるの自殺については遺書の有無なども発表されていないため、何を思って自殺を選んだのかは本人にしかわかりません。

ただ、リアルやネットを問わずどんな場所でも、どんな理由があろうとも、誹謗中傷は間違いなく誰かの心を傷付ける暴力です。
今後同じ悲劇が生まれないよう、一人一人が発言に責任を持てる世界が来ることを祈るばかりです。

りゅうちぇるの葬儀・告別式については、日付や場所は公表されていません。
死因が自殺という点をみても表立って葬儀が営まれるとは考え難く、すでに家族葬や密葬で葬儀が終えられている可能性が高いです。

また、ファンの中にはりゅうちぇるとしっかりお別れをするためにお別れの会や偲ぶ会などを行なってほしいという意見もありますが、これに関しても公式発表はなく、お別れの会は行われない可能性が高そうです。

りゅうちぇるの姉で元シンガーソングライターの比嘉千春は、2023年7月21日に自身のブログでりゅうちぇるの死について触れました。

ブログには「これからは遠く空の上から見守ってくれていると信じて、私も、そして私たち家族もみんなで支え合いながら、協力しながら前に進んでいかないといけないと思っています」

「きっとしっかりこれまでの日常を取り戻せるよう努めます。なので、どうかもう少しだけお時間をいただければと思います」

「ご連絡をいただいているマスコミの皆さま。これ以上何もお話しできることはありませんので、今後のご連絡なども差し控えていただけますようお願い申し上げます」と綴られています。

家族は突然の別れに深い悲しみを抱いており、現時点で発表がないことからもそっとしておいてほしいと感じていることが窺えるので、家族に対してお別れの会を求めるコメントなどは送らないよう気を付けたいですね。

りゅうちぇるの死因、自殺現場が事務所だった理由、誹謗中傷の内容、葬儀についてお届けしました。
どうか今はりゅうちぇるが苦しみから解放されて安らかに眠れていることを祈ります。