名前：ジャニー喜多川（ジャニーきたがわ）
日本名：喜多川 擴（きたがわ ひろむ）
英語名：ジョン・ヒロム・キタガワ
生年月日：1931年10月23日
没年月日：2019年7月9日（87歳没）
出身地：アメリカ・ロサンゼルス

ジャニー喜多川は、日本最大の男性アイドル事務所「ジャニーズ事務所」の創業者です。

1960年代に日本で少年野球チーム「ジャニーズ少年野球団」を設立。
雨で野球の練習ができない日にチームの子供達を連れてミュージカル映画「ウェストサイド物語」を観に行き、映画に感銘を受けた子供達の姿を見てエンターテインメント事業を始める決意をしました。

1962年4月に野球チームの子供達の中から4人のメンバーが選抜され、アイドルグループ「ジャニーズ（初代ジャニーズ）」を結成。
同年6月にジャニーズ事務所を創業し、男性アイドルの芸能事務所として第一歩を踏み出しました。

ジャニー喜多川は自ら設立したジャニーズ事務所の代表取締役社長として経営に携わりながら、自身のエンターテインメントの才能を活かして次々に男性アイドルグループを世に送り出しました。

初代ジャニーズのデビュー後、1967年には「フォーリーブス」をデビューさせ、その後も「たのきんトリオ」「シブがき隊」「少年隊」など時代の寵児となるグループを成功に導いています。

1987年にデビューした「光GENJI」はローラースケートで踊りながらアクロバットを見せるという躍動感溢れるグループで、現在の男性アイドルグループの基礎を作ったと言われています。

それからのジャニーズ事務所は「SMAP」「KinKi Kids」など長年に渡り第一線で活躍を続けるグループを多く輩出し、現在最も新しい「なにわ男子」まで、国民的アイドルと呼ばれる存在を次々に生み出してきました。

ここではそんなジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川の若い頃をまとめました。
表舞台に出てくる機会がほとんどなく、謎のベールに包まれた人物だったジャニー喜多川の昔の経歴や若い頃の画像、身長や体重をお届けします。

ここからはジャニー喜多川がジャニーズ事務所を設立するまでにどんな人生を歩んできたのか、昔の経歴をお届けします。

ジャニー喜多川の父親は、喜多川諦道（きたがわ たいどう）という名前の僧侶で、高野山真言宗の僧侶として高野山米国別院第3代主監・布教師の肩書きを持っています。

父親は8歳で出家し、13歳の時に高野山の普賢院に弟子入りしました。
その後海外に興味を持ち、布教活動のために1924年に渡米。ジャニー喜多川は1931年にアメリカで生まれ、幼少期をロサンゼルスで過ごしました。

喜多川一家は1933年に日本に戻り、大阪府大阪市での生活をスタート。
母親も日本人でしたが、日本に帰国後まもなくして死去しました。

日本での生活を始めたジャニー喜多川ですが、太平洋戦争が勃発して子供達だけで和歌山県に疎開し、その後16歳まで日本で過ごした後、1947年にロサンゼルスに移住。

姉のメリー喜多川と共に現地の高校・大学に進学し、現地の劇場でミュージックメイカーのアシスタントとしてアルバイトをしたり、美空ひばりのロサンゼルス公演のステージマネジメントを担当するなど、エンターテインメントの世界で経験を積みました。

ジャニー喜多川は1952年にアメリカ軍に徴兵され、朝鮮戦争に従軍していた過去を持っています。

1年2ヶ月の兵役の中で、戦争孤児となった子供達に英語を教えるなどの活動をした後、軍事援助顧問団の事務職員として再び日本に戻ってきました。

来日後は東京・米国大使館に駐在し、そのかたわら少年野球チーム「ジャニーズ」を結成しました。
この少年野球チームのメンバーのうち4人が後の初代ジャニーズのメンバーで、現在まで続くジャニーズ帝国の礎を作った人々です。

ジャニー喜多川の昔の経歴を見るとわかるように、生まれ育ちはアメリカ・ロサンゼルスで、アメリカ経験が長いことがわかりますが、国籍は日本です。

両親どちらも日本人で、ジャニー喜多川の日本名は「喜多川 擴（きたがわ ひろむ）」といいますが、現在の日本では「ジャニー喜多川」という名前が広く浸透しています。

このジャニー喜多川という名前は、アメリカ暮らしが長かった昔の経験が元となって生まれた名前です。

ジャニー喜多川のアメリカ在住時の英語名は「ジョン・ヒロム・キタガワ」で、アメリカ時代にショービジネス関係で知り合ったアメリカ人から愛称で「ジャニー喜多川」と呼ばれていました。

ジャニー喜多川は昔からアメリカに憧れを持ち、アメリカ時代を愛していた思いが数々の作品にも表れています。
このことから昔の愛称をそのまま自称して公式的な活動をしていたようですね。

続いてはジャニー喜多川の若い頃の画像をお届けします。

ジャニー喜多川は2011年に「最も多くのナンバーワン・シングルをプロデュースした人物」「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」としてギネス世界記録に認定されており、その時に掲載された顔写真が広く知られています。

しかしジャニー喜多川は表舞台に出てくることがほとんどなく、若い頃から現在に至るまで公開された顔写真の数は決して多くはありません。

そんな貴重なジャニー喜多川の若い頃の画像がこちらです。

数少ない若い頃の画像ですが、昔のジャニー喜多川がどんな顔立ちをしているのかがわかりましたね。

ジャニー喜多川はあくまでも裏方の人間のため、身長や体重といったデータは公表されていません。

しかし身長はかなり小さく、巷では身長160cmあるかないかだと言われています。

ジャニーズ百科事典ではジャニー喜多川の身長は153cmとされており、これは日本の成人女性の平均身長よりも低くなっています。

ジャニー喜多川は小柄な体型のため、身長153cmの標準体重である48kgよりも軽い体重かもしれません。