2009年の第32回気象予報士試験に合格し、その直後に防災士の資格も取得しました。
テレビ番組の気象キャスターを目指していたことから、天気予報を伝える練習風景の動画をスマートフォンで撮影して、テレビ局の関係者にプロモーションビデオを見せ、ダメ出しを受けていたのだが、1年間にわたって撮影を続けていたそうです。

このような努力や動画の面白さを認めた関係者の尽力で、ウェザーニューズに気象キャスターの原稿を書くアルバイトとして入社。

その後、読売テレビの報道局に天気予報のスタッフとして勤務します。
後にウェザーニューズと契約したうえで、2011年3月から同局で『かんさい情報ネットten!』、4月から『情報ライブ ミヤネ屋』気象キャスターを務めています。

『かんさい情報ネットten.』では、放送翌日の天気のポイントをクレヨンで描いたイラストで伝える「スケッチ予報」2011年3月から18:45頃に担当しています。

今まで、2000枚以上を描いている。スケッチ予報は、１時間から１時間半を掛けて書いている一方で、放送されるのは、わずか１０秒ほどだそうです。

前述したプロモーションビデオの撮影から生まれたアイデアで、視聴者から好評を得てい2014年8月に長女、2017年2月14日に長男が生まれています。

「好きなお天気キャスターランキング」に関西圏の人物で初めて登場して2015年と2016年5位になっています。

2015年8月gooランキング「好きな男性気象予報士＆お天気キャスターランキング」で見事3位になりました。

2019年には、気象予報士になるまでに経緯、気象キャスターの実態、天気の仕組みなどを書き下ろしたエッセイ集『空が教えてくれたこと』が、10月刊行されました。

蓬莱大介さんの出身小学校は兵庫県明石市立二見西小学校です。
家族構成は両親と3人の弟の6人家族です（4人兄弟の長男）。

小学校4年生の頃から柔道をはじめて、高校まで10年間柔道をやっていました。

父親は柔道六段の持ち主だそうです。
兄弟も受動をやっていたので柔道一家だったようです。

また子供の頃から漠然と「表現者になりたい」という夢を抱いていいました。

蓬莱大介さんの出身中学校は兵庫県明石市立二見中学校です。
お笑いコンビカバと爆ノ介のガバさんは中学校の同級生でもありました。

中学時代も柔道部に在籍して、部活動に打ち込んでいます。

その一方で学校の成績は悪く、中学1年生の時は約360人中下から30番目の成績でした。

当時の担任の先生からこのままでは高校に行けないかもと言われたことから、中学2年生の頃から勉強にも打ち込むようになったそうです。

明石市内の啓学院進学教室という学習塾に通学して勉強に励むと成績も急上昇しています。
「この塾がなければ、今の自分はない」とも話していました。

蓬莱大介さんの出身高校は兵庫県明石西高校です。
中学2年生からの勉強を頑張ったので、その努力が報われ無事に進学し、高校での成績は上から30番目程まで上り詰めたそうです。

高校生の時も柔道部に在籍していました。

しかも柔道では県大会で3位に入賞するほどの実力でした
まさに文武両道といった高校時代でした。

ちなみに、お笑いコンビ「カバと爆ノ介」のカバさんも、同じ柔道部に所属していました。

蓬莱大介さんの出身大学は早稲田大学です。
在籍したのは同大の看板学部の政治経済学部で、高い学力でした。
ただし現役での合格ではなく、1年間の浪人生活を経ての進学です。

子供の頃から「何かを作ったり、伝えたり、表現したりする仕事をしたい」という夢を抱いていたので、自分がこれから何を目指して、何をすれば良いのかを見つけるために、学部が豊富で卒業後の選択肢が多い早稲田大学への入学を決意したとインタビューで話していました。

大学時代は音楽サークルに所属し、パンクバンドを結成してベースを担当していました。

当時は音楽で食べていくことも考えましたが周囲のレベルの高さに苦しみ、大学入学後初めての挫折を経験したと言われています。
音楽を仕事にすることは無理だと考えていたそうです。

自宅で映画を見ていたときに「バンドをやるためには楽器も人数も必要だけど、俳優なら自分一人でできるのでは？」と考え、大学4年生にして俳優の道を目指すことになりまし

その後早稲田大学演劇博物館とジャニーズ事務所の共同作であった「ザ・グローブ・プロジェクト」のオーディションに合格し、見事キャストに選ばれたのです。

しかし当時の演技経験が浅く、周囲の演劇経験者とのレベル差、稽古中の疎外感を感じ、大学生活二度目の挫折を経験することとなります。

それでも目指していたことは諦めることなく、大学卒業後も俳優を目指し続け舞台などに出演していました。

ちなみに大学を卒業する際には、親に「20代は冒険させてほしい」と頼み込んだら納得してもらったとインタビューで話しています。

また俳優時代にはオーディションに合格して、映画「20世紀少年」に端役として出演していました。
その際には常盤貴子さんから「あなたたち、こんなバカなことしないでもうやめにしなさい」と言われて、泣き崩れるという役柄でした。

また、俳優を目指していた25歳の時に気象予報士の職業を知って、資格取得への準備をはじめています。

すると1年半後の2009年に気象予報士の国家試験に合格しています。

この国家試験は合格率が例年4％程度の難関試験として知られ、合格者の平均年齢も35歳くらいですから、いかに優秀だったかはわかります。