名前：水上 恒司（みずかみ こうし）
旧芸名：岡田 健史（おかだ けんし）
生年月日：1999年5月12日
出身地：福岡県福岡市東区
血液型：O型
身長：178cm

水上恒司は、2022年8月まで岡田健史の芸名で活動していた俳優です。

中学1年生の時に芸能事務所スウィートパワーの男性部門スパイスパワーからスカウトされるも、甲子園を目指し野球に励んでいたため断り続けていました。

高校3年生になった2017年、野球部引退後に演劇部の顧問に誘われて「髪を梳かす八月」に出演し、全国高等学校演劇大会に出場したことで俳優になりたいという気持ちが芽生えました。

俳優になるため2018年放送のドラマ「中学聖日記」のオーディションに参加し、有村架純演じる主人公の相手役に抜擢されたことで俳優デビューを果たし、同作品での演技が評価されて週刊ザテレビジョン主催のドラマアカデミー賞で助演男優賞を受賞しました。

2019年にドラマ「博多弁の女の子はかわいいと思いませんか？」でドラマ初主演、2020年には映画「弥生、三月-君を愛した30年-」でスクリーンデビューを果たし、ドラマ「MIU404」にも出演するなど売れっ子俳優に。

2020年12月に女性ファッション誌「ViVi」の主催で行われた人気投票企画「2020年下半期 国宝級イケメンランキング」のNEXT部門で1位を獲得し、若手俳優として絶大な人気を誇る存在となりました。

2021年にはNHK大河ドラマ「青天を衝け」に出演して老若男女問わず知名度を上げた他、映画「弥生、三月-君を愛した30年-」「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」「望み」の3作品での演技が評価され、日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞しました。

ビジュアル・演技力・存在感全てにおいて卓越した才能を持っている岡田健史ですが、現在は水上恒司に改名して再スタートをきっています。

ここでは岡田健史が水上恒司に改名した理由、契約解除した事務所と現在の事務所をお届けします。

2022年8月31日、岡田健史が自身のインスタグラムを更新し、同日付で所属事務所スウィートパワーとの専属契約を終了したことを発表しました。

事務所退所に伴い、芸名の岡田健史から今後は本名の水上恒司として活動していくことも報告されました。

インスタグラムでは「岡田健史として培った全てを持って、水上恒司の血肉骨に宿らせて生きて参ります」とコメント。

SNSアカウントについては岡田健史名義のインスタグラムは同日付をもって閉鎖され、今後は水上恒司名義のアカウントで更新を続けていくことが報告されました。

岡田健史が水上恒司に改名した理由は、所属事務所退所に伴ってのことです。

なぜ改名する必要があったのか、その理由を詳しく見ていきましょう。

2021年、岡田健史が所属事務所スウィートパワーとの契約解除を求め、裁判所に仮処分を申し立てたことがわかりました。

その後、和解が成立し、2023年3月末に迎える契約満了日まで同事務所所属のまま活動し、契約満了後は契約更新をしないことで合意されました。

岡田健史が事務所との契約解除を求めた理由は、「奴隷契約」が理由だったと言われています。

岡田健史の退所を報道したメディアによると、「デビュー後1年半は給料ゼロ」、売れっ子俳優となってからの月給も「手取り15万円」と伝えられています。

その他、出演作の選択に意向を汲んでもらえないことや、頻繁なマネージャー交代などが重なり、事務所へ不信感を抱いたことが契約解除を求める裁判に繋がったとのことでした。

所属事務所スウィートパワーの岡田直弓（おかだなおみ）社長は女性です。2021年時点で年齢は51歳と報道されており、現在は50代中盤ということになります。

岡田直弓社長は過去にも黒い噂が報道されており、ネットでも話題となっていました。

また、芸名の「岡田健史」は、スウィートパワーの岡田直弓社長から同じ苗字をもらったのが由来となっています。

2022年8月31日に所属事務所スウィートパワーとの契約を前倒しで終了した岡田健史は、この日より前事務所で使用していた岡田健史の芸名を捨て、本名である水上恒司として活動していくことを報告しました。

芸能事務所の退所に伴う芸名変更については、「のん」として活動する能年玲奈のように旧芸名を使用できない契約になっているパターンがあります。

岡田健史の芸名の取り扱いについては明らかになっていませんが、事務所を退所して新たなスタートをきる際に、心機一転して本名の水上恒司として活動していくことを決めたのかもしれません。

水上恒司は前事務所について「何者でもなかったただの少年だった私を、上へ上へ引き上げてくださった全ての皆様、そして全ての皆様と出会うことができたのはスウィートパワーに携わってきた全ての方々のご尽力があってのこと。心から感謝申し上げます」と感謝の言葉を述べました。