名前：若山 耀人（わかやま きらと）
生年月日：2003年8月13日
出身地：岐阜県美濃加茂市
血液型：O型
身長：172cm

若山耀人は、ワタナベエンターテインメントに所属していた元子役俳優です。
2024年に栃木県那須町の山中で焼けた夫婦の遺体が見つかった事件で、火をつけた実行犯として死体損壊容疑で逮捕されたのが若山耀人です。

若山耀人は子役として芸能界デビューし、2012年にドラマ「悪夢ちゃん」で生徒役を演じて子役活動を開始しました。

2014年にはNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」に出演し、主人公・黒田官兵衛の幼少期である万吉役を演じ、その後同作で主人公の嫡男・松寿丸役として再登場するなど、物語に欠かせない役を務めました。

この他にもドラマ「デザイナーベイビー -速水刑事、産休前の難事件-」「精霊の守り人」「幕末グルメ ブシメシ!2」、映画「魔女の宅急便」「ぼくが命をいただいた3日間」「曇天に笑う」などに出演しています。

しかし高校生になった2020年にひっそりと芸能界を引退し、2024年に遺体損壊事件の実行犯として逮捕されたことで話題になりました。

ここでは死体損壊容疑で逮捕された元俳優・若山耀人の引退理由と現在をまとめました。
子役時代の出演作「軍師官兵衛」「仮面ライダー」「Nのために」の役柄もあわせてお届けします。

若山耀人は2012年にドラマ「悪夢ちゃん」で子役デビューしました。

ドラマ「悪夢ちゃん」では、北川景子演じる主人公・武戸井彩未が担任するクラスの生徒役を演じました。

当時の若山耀人について、関係者は「子役なのに周囲に“みんな頑張ろう！”と声を掛けて、ムードメーカー的存在だった」と明かしています。

子役時代は常にハキハキと明るく振る舞い、現場でもアイドル的な存在だったことが明かされました。

2014年放送のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」では、主人公・黒田官兵衛の幼少期である万吉役、主人公の嫡男である松寿丸役を務め、一つの作品で二役を演じました。

子役時代の若山耀人が注目を浴びたのは、この「軍師官兵衛」がきっかけです。
当時小学校5年生で、現場では主演の岡田准一からも直接指導を受け、幼少期役での演技が評価されたことで嫡男役として再登場しました。

この作品をきっかけに演技派子役として将来を期待されるようになり、数々の映画やドラマで頭角を現すようになりました。

2013年には「仮面ライダーウィザード」に出演しています。

若山耀人はレギュラー出演ではなくスポット出演で、仮面ライダービーストに変身する仁藤攻介の少年期を演じ、第24話と第25話の回想シーンに登場しました。

若山耀人は母親がオーディションに応募して芸能界入りしましたが、デビュー当時に「仮面ライダーになれるかもしれない」とヒーローを夢見ていたことがあり、念願叶っての仮面ライダー出演となりました。

2014年に出演したドラマ「Nのために」では、小出恵介演じる西崎真人の少年期役を演じました。

小出恵介演じる西崎真人は小説家志望の大学生だった頃に殺人事件の犯人として服役したことがある役で、若山耀人は子供の頃に母親から虐待を受けていたという回想シーンを演じています。

焼けたフライパンを体に押し付けられて火傷だらけという痛ましい過去を演じており、その母親は火の不始末で死んでしまい、助けずに見殺しにするという回想シーンでした。

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」などで将来有望な子役として注目を浴びた若山耀人ですが、高校に上がった2020年にひっそりと芸能界を引退しました。

引退理由は明かされていないものの、2018年から2020年にかけて空白の2年間があり、2020年1月に東京で上演された舞台「黄昏」を最後に俳優業を引退しています。

引退理由に関する情報は芸能関係者レベルでも憶測でしかなく、「燃え尽き症候群になったのでは？」「俳優業以外にやりたいことが見つかったのでは？」「子役から大人へのイメージの変化に悩んでいたのでは？」などの引退理由が囁かれていました。

舞台「黄昏」を最後に2020年2月に所属事務所を退社し、引退から4年後の2024年に死体損壊容疑で逮捕されたことで再び注目を浴びる形になりました。

俳優業を引退した若山耀人は、子役時代の素直で可愛らしい爽やかなイメージとは真逆の、半グレのような容姿に変化したことが証言されています。

高校1年生の時に地元で再会したという友人は、若山耀人が子役時代のイメージとは180度違う“金髪・ピアス・タトゥー”姿になっていることに驚いたといいます。

まるで半グレのような見た目で、悪い道に行ってしまったのではないかと感じるほどの変化。
その頃はちょうど所属事務所を退所してすぐだったとのことで、芸能界引退後から素行不良になったことが窺えますね。