佐野海舟の今回の事件について、SNSでは共犯とみられる男の素性を暴露するアカウントが現れ、Y氏の人物像を投稿しています。

その投稿内容は「Y氏は誰も逆らえないボスタイプ」「佐野海舟をイジメていた」「Y氏は女癖が悪い」「佐野海舟に酒タバコを強要した」「今回の事件は佐野海舟の婚約者を奪うためのハニートラップ」など。

この投稿者は“サッカーも私生活も順調な佐野海舟に嫉妬したY氏が、佐野海舟を貶めるために計画したハニートラップ”といった旨の主張をしており、学生時代から現在までのエピソードを次々に暴露しています。

しかしどれも証拠がなく、Y氏の悪行が事実だったのか真相は不明です。

佐野海舟は逮捕後、2024年8月8日に不起訴処分となりました。
東京地検は不起訴の理由を明らかにしていません。

性的暴行で不起訴になるケースは、罪を犯したことが明らかな場合であっても示談が成立したり、被害者が告訴を取り消すことで不起訴になることが多いです。

共犯の男2人も不起訴処分となっているため、可能性としては示談が成立したのではないかと考えられます。

不起訴処分となったことで佐野海舟に前科はつきませんが、逮捕されたという前歴は残ってしまう上に、大々的に報道されたことで海外でも議論が巻き起こる結果となりました。

不起訴処分より前の7月29日、佐野海舟は釈放されたタイミングで所属事務所を通して次のようにコメントを発表しました。

「この度は、私の行動によって被害者の方に多大なご迷惑をかけてしまった事を心よりお詫び申し上げます。
また、ファンやサポーター、関係者の皆様に対しても、ご期待を裏切り、ご迷惑をおかけしましたことを深く反省しております。
現在、私は自分の行動の結果を真摯に受け止め、何をすべきか、一歩一歩前進し、信頼回復に努めていこうと考えております。この度は誠に申し訳ございませんでした」

佐野海舟はすでにマインツに合流し、試合に出場しています。

現在の心境について本人は「サッカーができていることに感謝して、1日1日を過ごしていくことが大事」と語りました。

しかし、佐野海舟の逮捕事件は海外でも報じられ、マインツのサポーターは佐野海舟の起用に猛反発していると言われています。

マインツの取締役会が公式声明を発表し、「佐野海舟選手への捜査は、東京地方検察庁によって取り下げられた。選手に対する疑惑に対し、東京地検による法的決断は我々にとって決定的だ」とコメント。
不起訴処分となったことで、佐野海舟を起用しない理由はないことを明確にしました。

また、 マインツも公式サイトで公式声明を発表しました。
マインツも検察の捜査が終了し、不起訴処分になったことを重要視しており、今後は誹謗中傷などに対し法的処置も含め断固とした姿勢をとっていくことを宣言しました。

佐野海舟の性的暴行事件の詳細をお届けしました。
未だ反発の残るマインツサポーターから信頼を勝ち取る日は来るのか、今後の活躍に注目が集まっています。