岡慎之助は2022年に跳馬の着地に失敗して右足の前十字靭帯を断裂する全治8ヶ月の大怪我を追いましたが、手術後わずか2ヶ月で練習を再開する驚異の精神力を見せました。

2023年には「アジア体操競技選手権」で個人総合1位、団体2位、平行棒と鉄棒で2位を収めるなど完全復活を果たしています。

2024年に行われた「全日本選手権」では個人総合2位、平行棒2位、ゆか3位の結果を残し、続く「NHK杯」で個人総合優勝を果たしたことで、パリオリンピック日本代表の切符を掴みました。

パリオリンピックでは橋本大輝・萱和磨・杉野正尭・谷川航とともに男子団体総合で金メダルを獲得。さらに個人総合・鉄棒でも金メダルを獲得する快挙を成し遂げています。

また、平行棒でも銅メダルを獲得し、2004年のアテネオリンピックで銀メダルを獲得した冨田洋之以来20年ぶりとなる日本人選手の平行棒メダル獲得を果たしました。

オリンピックで1大会3個の金メダルを獲得するのは1972年のミュンヘンオリンピック・加藤澤男以来52年ぶりの快挙、1大会4個のメダル獲得は1984年のロサンゼルスオリンピック・具志堅幸司以来40年ぶりの快挙ということで、数々の偉業を成し遂げた若手選手として大きな注目を浴びました。

岡慎之助は2003年生まれでまだまだ若い選手なので、次回のロサンゼルスオリンピックはもちろん、国内外の大きな大会でも更なる活躍を見せてくれることに期待が寄せられています。

体操競技選手・岡慎之助の学歴をお届けしました。
日本を代表する体操競技選手として活躍を続ける岡慎之助のこれからにも注目していきたいですね。