國母和宏・プロフィール

國母和宏のプロフィール

國母和宏のプロフィール

名前:國母和宏(こくぼ・かずひろ)

生年月日:1988年8月16日

出身地:北海道石狩市

身長:164cm

國母和宏さんは現在、プロのスノーボーダーとして世界レベルで活躍されている方です。

プロのスノーボーダーというのは一般にはあまり馴染みがありませんが、スノーボード最大級の大会「Xゲーム」や「全米オープン」に出場したり、メーカーとのスポンサー契約だったり、映像制作などで生計を立てているそうです。

北海道石狩市に生まれ育ち、4歳の時にスキー場で初めてスノーボードを目にし、父親に頼み込んで始めたという。1992年当時は子供用のスノーボードが無かったので、大人用のスキー板を使って父親が自作してくれたスノーボード板でスノーボードを始めた。子供の頃からバックカントリー等を滑り、世界に通用する独特のスタイルを身につけていく。

出典:Wikipedia

4歳でスノーボードを始めるというのもなかなか凄いですよね!

お父さんが自作のボードを作ってくれたり、いつでもバックカントリーに滑りに行けるという環境にいたからこそ、才能が伸びたのかもしれません。

石狩市立生振小学校在校中に史上最年少の11歳でプロ試験に合格。12歳でバートン・スノーボードとプロ契約をし、国内外での選手活動を本格化させる。登別大谷高校に進学すると三大国際大会の一つであるFISワールドカップのサースフェー大会(スイス)で優勝するなど頭角を現していく。高校卒業後は北海道東海大学に進学(在学中に東海大学に統合)して選手活動を継続する。

出典:Wikipedia

11歳でプロ試験に合格

11歳でプロ試験に合格

國母少年の才能は伸び続け、なんと11歳でプロ試験に合格!

11歳ってまだランドセル背負っている年齢ですよね…。物凄い才能を持っていたことが素人でも分かります。

12歳の時にはスノーボードの世界的なメーカーであるバートンと契約をし、国内外の大会に出場するなど、あっという間に世界レベルに駆け上がって行ったようです。

2003年、世界最大規模のスノーボード大会バートン・グローバル・オープンの一つ全米オープンにて14歳ながら2位となり、注目を浴びた。この頃からスタンダードフィルム(英語版)の撮影クルーに参加。

2004年、エクストリームスポーツ世界最大の大会であるX Gamesに初出場し、4位入賞を果たす。また、日本オープンで史上最年少王者となった。

出典:Wikipedia

國母和宏が腰パンでフルボッコ!?

世界で活躍するスノーボーダーだった國母和宏さんは、2006年のトリノオリンピックに17歳で出場。

その時は残念ながら予選敗退でしたが、続く2010年のバンクーバーオリンピックへも出場を果たします。

しかし、当時あまり注目されていなかったスノーボードという競技に、悪い意味で脚光が当たってしまう事態を引き起こしてしまいました。

スーツを着崩していた

スーツを着崩していた

それはカナダのバンクーバーへ出発する時のこと。

他の選手たちと成田空港へ現れた國母和宏さんは、日本選手団の揃いのスーツをだらしなく着崩していたのです。

ネクタイはゆるゆる、ジャケットの前部分は全開、ワイシャツは裾を出し、ズボンに至ってはいわゆる腰パン。

どうみてもちょっとやんちゃな高校生みたいな格好です。(当時21歳なので高校生ではありませんが…)

苦情が殺到

苦情が殺到

あくまでも自分のスタイルを貫いた國母和宏さんでしたが、これはどうみても柄が悪いですよね。

あまりにも日本代表としての自覚に欠けているのではないかと、猛烈な批判を巻き起こし、日本オリンピック委員会と全日本スキー連盟には多数の苦情が殺到してしまいました。

その為、オリンピックの選手村の入村式には出席自粛することになったのです。

日本国中からバッシングの嵐

日本国中からバッシングの嵐

その後バンクーバーで他の選手たちと記者会見を開いた際、出国時の服装の件を突っ込まれた國母和宏さんは小さく口の中で「チッうっせーな…」と呟き、軽~い感じで

「反省してま~す」

と答えたのです。

記者会見の場では聞こえないほどの小さな声でしたが、その後テレビで放送された時、そのとても小さな声がばっちり拾われてしまいました!

これが火に油を注ぐ結果となり、もはや”フルボッコ”という言葉がぴったりなほど日本国中からバッシングの嵐を受けてしまいます。

オリンピアンとしての品格に欠ける行動だとして大騒ぎになり、危うく競技に出場することすらできなくなるところだった國母和宏さんでしたが、一応の謝罪会見も行い、競技で結果を出すことが今の最大の仕事だとして出場辞退の危機は免れることとなりました。

橋本団長は、国母選手の服装が「公人でありすべてに規律ある行動を行う」などとする選手団の行動規範に違反したとして開会式出席の自粛を決めたと説明。一方「競技で子どもたちに夢を与えるのが彼の今の最大の仕事」と競技に出場させることを決めた理由を述べた。

しかし当の本人はやはり反省していなかったようで、後々のインタビュー記事では下記のように思っていたことを明かしています。

当時、服装の乱れを批判されたことに対しては、「なんでだよ」ではなく「だろうな」と思っていたそうだ。「えーって思うほどバカじゃない。学校でも制服を着崩していたら注意されるじゃないですか。ただ、日本代表じゃなくて、俺はプロスノーボーダーの國母和宏として行ってたから。そこを変える気はなかった」。
自分の中では悪いと思っていない

自分の中では悪いと思っていない

オリンピック代表に選ばれておきながら「日本代表じゃない」だなんてどの口が言うかという感じですが(笑)、あくまでもスノーボーダーとして最高にカッコいい着こなしをした結果、理解されずにフルボッコの目に遭ったということらしいです。

なので、自分の中では悪いと思っていなくて当然とも言えますね。

しかしながら、帰国の際には頑張ってその信念を抑えたようで、ご覧の通り「まあ許容範囲内」の着こなしになっていました。

若い世代でもいまだに賛否両論

今でも賛否両論

今でも賛否両論

この「腰パンでフルボッコ騒動」は賛否両論あり、それはいまだに続いています。

一個人としての考えを尊重した肯定派と、オリンピック代表としてふさわしい振る舞いをすべきという否定派の意見はいつまでも平行線のまま終わらないのではないでしょうか。

やはりオリンピック代表の選手は尊敬できる人物であって欲しいですよね…。

腰パンはまぁ若者文化として目をつぶるとしても、彼はその後の態度もあまりよくありませんでしたからね。
自分のスタイルを否定されてムッとする気持ちもわかりますが。

やはり一個人で出場するのとは違い、「日本選手団の一員」として派遣されるという自覚も必要だったのかもしれません。

國母和宏は友人思いで心優しい青年

とても友人思い

とても友人思い

國母和宏さんの人となりを知る人物は、彼を「とても良い人」と言います。

好戦的で尖った雰囲気とは違い、友人思いで、10歳年上のスノーボーダー・新井善正さんは彼に「命を助けられた」とまで語っていました。

新井さんは2006年に「慢性活動性EBウイルス感染症」という病に侵され、骨髄移植をしなければ余命2、3年だと言われてしまいます。

それまでの通院・入院ですでに貯金も尽きてしまった新井さんの為に國母和宏さんたちスノーボーダー仲間が募金活動を行い、そのおかげで骨髄移植手術を受けることが出来たんだそう。

「海外遠征で忙しい中、移動の合間を縫い、入院先の病院に何度もお見舞いに来てくれた」と荒井さんは振り返る。08年夏に骨髄移植の手術を受け、元気になった。「自分を助けてくれる活動が、瞬く間に広まった。極端なことを言えば、カズがいなければ生きていなかった」

何度もお見舞いに訪れたり、大会に来ているファンにドナー登録のお願いをしてくれたりと、かなり情に厚い男なんだなということが分かります。

そして新井さんは自身のブログでこうも綴っていました。

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