■SMAP・プロフィール

1988年から2016年まで活動した日本の男性アイドルグループです。メンバーは草彅剛・香取慎吾・稲垣吾郎・木村拓哉・中居正広・森且行の6人で活動していましたが、森且行は1996年5月にオートレーサーになる為、芸能界を引退しています。

その後5人での活動は28年間に及び「国民的グループ」と称され、老若男女を問わず支持を得ました。1988年結成、1991年にジャニーズ事務所からデビューし、2016年に解散しました。


■SMAPの名曲が、教科書に採用！

2017年現在までに「オリジナル スマイル」「夜空ノムコウ」「Triangle」「世界に一つだけの花」の4曲が、中学や高校の音楽の教科書に採用されています。

また「世界に一つだけの花」は音楽の教科書だけでなく、その詞が英語の教科書に引用されています。

追記：2019年7月、ジャニーズ事務所の社長を務めていたジャニー喜多川氏が亡くなられました。その後2019年9月にジャニーズ事務所の新体制が発表され、ジャニ―喜多川氏の姪である藤島ジュリー景子副社長が社長に、2018年に芸能界を引退した滝沢秀明氏が副社長に就任されました。ジャニー喜多川氏の姉で副社長だったメリー喜多川氏は会長に就任されました。

■SMAP×SMAPで謝罪放送

これで一旦終了したかに見えましたが、リーダーである中居正広さんが端に追いやられていたり、真ん中に立つ木村拓哉さんの様子に対して、他メンバーの死にそうな顔など、いろいろと納得できない謝罪会見でした。

その裏で、マネージャーの飯島三智氏は一人ジャニーズを退社しています。

事務所から独立すると報じられた他のメンバー4人が、木村さんの尽力で「事なきを得る」。そんなストーリーを背景にしているような内容でした。リーダーではないにも関わらず、木村拓哉が会見を仕切っていた点も、それを印象付けました。

4人が「悪者」で、木村拓哉が「善人」。こうした構図はテレビをはじめとするマスメディアの伝え方に貫かれ、スポーツ各紙はその色をより濃くしています。

■木村拓哉だけが、事務所残留を考えていた！？

飯島三智氏とSMAPメンバーは、ジャニーズ事務所を退所し、活動する方向で話が進んでいました。しかし、ギリギリの段階で木村拓哉さんが翻意したため、問題がこじれてしまったといいます。

騒動について草彅剛は、「みなさんの言葉で、気がついたことがたくさんありました。本当に感謝しています」とファンの声に感謝の言葉を述べました。

そして、「今回、ジャニーさん（ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長）に謝る機会を木村君が作ってくれて、今、僕らはここに立ててます。5人でここに集まれたことを安心しています」と話しています。

この言葉から推測しても、木村拓哉だけがメンバー内でジャニーズ事務所残留を考えていたことは明確です。


■妻の工藤静香の助言から、メンバーを裏切り事務所残留に至った！？

木村拓哉以外の4人は、11月末までに、売れなかったデビュー当時から苦楽をともにした飯島三智氏についていく決断を下した。しかし、最後まで木村拓哉は、ジャニーズ事務所との確執がないのに、退社は出来ないと悩んでいたそうです。

そして妻で歌手、工藤静香から「メリーさんを裏切るようなことはできない。子供のことも考えて残ってほしい」と夫を説得したといいます。長女、次女ら家族を守る一家の大黒柱でもある木村拓哉は、12月半ばに事務所に残ることを決断したようです。

■『木村拓哉のWhat’s up SMAP！』にて、ファンに「ごめん」と話す

2016年内での解散を発表したSMAPの木村拓哉（43）は、パーソナリティーを務める『木村拓哉のWhat’s up SMAP！』に出演した際、番組冒頭から「ただただ申し訳ないという気持ちしかありません。本当に、ごめん…」とグループの解散について話しています。

木村拓哉は、「皆さんこんばんは、木村拓哉です。今回はSMAPの件でみなさんにつらい思いをさせてしまって本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と話し、

「僕と同じように、いままで生活の一部、人生の一部としてSMAPと関わってくれたファンのみんなに、今、本当に言葉が見つかりません」と思いを口にしていました。