■社会現象となったSMAPの解散

2016年12月31日、25年という長い歴史に解散という形で幕を閉じました。
世代を問わず人気や知名度があった国民的アイドルとも言えるSMAPの解散は大きな社会現象となり日本中を連日騒がせました。


■公開処刑と言われている生放送での謝罪

解散騒動について「お騒がせしました」と生放送で謝罪をさせられたSMAP。
メンバーのバラバラな感じと、やらされている感がかなり伝わる生放送に、ファンだけでなく一般の視聴者も「ひどい」と騒然となりました。

本人たちの意志の謝罪ではなく、あくまでも事務所の指示の謝罪だという事がまるわかりの生放送でした。


■解散のきっかけはジャニーズ内部の派閥対立にあった

騒動が起きてしばらくすると、解散はしないという噂も出てきましたが、最終的にはメンバー間の亀裂が修復できずに解散という残念な結果になってしまいました。

SMAPの解散はメンバー間の不仲だと言われていますが、実はジャニーズ事務所内部の幼稚なトラブルが解散のきっかけとなっていったのです。

■SMAPの元マネージャー　飯島三智

SMAPの元マネージャーとして活躍していた飯島三智氏。
その経営手腕はかなり優秀で、歌もダンスも下手と言われていたSMAPをあらゆる方面から売り出し一躍人気グループへとのしあげていきました。


■敏腕マネージャーとして活躍

アイドルらしからぬ体を張ったバラエティや、ドラマの主演、番組のＭＣなど各メンバーをあらゆる方面からプロデュースしていき、メンバーそれぞれが認知度があるグループへと成長させました。


■藤島ジュリー景子との対立が勃発

アイドル、とくにジャニーズという概念を打ち破ってのプロデュース力はかなりのセンスが無いと成功しませんよね。
敏腕マネージャーと言われている所以です。
才能を妬むメリー喜多川氏の実娘藤島ジュリー景子氏が、その活躍を不快に感じ、飯島氏に対し妨害と思われるような行動をしたりして対立することになります。
この因縁の関係がSMAP解散へとつながっていく事になります。

■初めは格下扱いされていた

SMAPは光GENJIが人気があったときにデビューしたことも関係してか、最初はあまりパッとしないグループという印象でした。

必死にアピールしていてもなかなか人気が伸びず苦労してきたようです。


■メリー喜多川氏も期待していなかった

SMAPは光GENJIが人気があったときにデビューしたことも関係してか、最初はあまりパッとしないグループという印象でした。

必死にアピールしていてもなかなか人気が伸びず苦労してきたようです。


■飯島三智の新たな方面からのプロデュースが大当たり

飯島氏はジャニーズのNGと言われていたバラエティやトーク番組などにたくさんアピールして出演数を増やしていきます。
SMAPの対応力の高さも相乗効果となり次々と出演オファーが増え、徐々に知名度を上げていくようになりました。


■世界に一つだけの花が大ヒット

人気が定着してきた中、草なぎ剛が主演したドラマ「僕の生きる道」の主題歌として使われた35枚目のシングル世界に一つだけの花が大ヒット。
ダブルミリオンを記録したこのシングルはSMAPの代表曲となり、一躍国民的アイドルとして認知されるようになりました。

「後世にも伝えたい曲」のひとつにランクインもしています。


■この活躍を許せなかった藤島ジュリー景子

捨て駒扱いだったSMAPをここまでの人気タレントに成長させた飯島三智氏は、その実績を買われジャニーズ内部でも大きな発言力を持つようになります。

飯島氏は次期社長候補とも言われるまでになり、その存在を妬ましく思うようになった藤島ジュリー氏との内部対立が起こるようになってしまいました。

■自分が担当のTOKIOや嵐をゴリ押し

藤島ジュリー氏が担当しているTOKIOや嵐を親の力を最大限利用し、ゴリ押ししSMAPをあまり出演させなかったり、週刊誌などの記事も良い記事しか書かせなかったりしてコネを使い、好印象アピール。

逆にSMAPには根も葉もない悪いイメージの記事を書かせるように示唆したり、大型音楽番組でよくあるジャニーズグループには出演させないようにしたりするなど、ジャニーズから仲間はずれにされているようなひどい扱いをするように仕向けていました。

SMAPを通して飯島三智さんにも営業妨害をしていたのです。


■日テレ番組を独占

藤島ジュリー景子氏は親の力を使い、日テレ番組のジャニーズ出演枠を独占しています。

日テレ番組にはTOKIOや嵐はもちろん、NEWSや関ジャニなどもフル出演させていて、飯島派のグループの出演をできないようにしているようです。


■「事務所から出て行け」と罵る

藤島ジュリー景子氏は、親のメリー氏にもつげ口していたのか、タッグを組んで嫌がらせをしていたようです。

「自分の娘を次期社長にする上で、対立を続けていくのであれば、SMAPを連れて事務所から出て行ってもらう！」と取材記者の前で、ものすごい形相で罵っていたと記事になっています。
メディアを通して、嫌っているという内部の部分を暴露するとは本当に驚きました。
娘がカワイイのも分かりますが、経営者として冷静な目で見てほしいですね。


■個人的に嫌がらせをしていた？

公にここまでのあからさまな嫌がらせをしている藤島ジュリー景子氏。
表立っての情報はありませんが、日常でも嫌がらせをしていた可能性は高いと思います。

飯島三智さんは、それでも大人な対応であしらってSMAPと共に走ってきたのでしょう。

■新会社を設立

2016年退社後、水面下で動いていると噂になっていた新事務所が創立され、飯島三智氏は社長として就任しています。


■元SMAP三名と新たなスタート

2017年9月にジャニーズ事務所を退所した、元SMAPの稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人と共に新たな活動をスタートさせました。飯島三智氏は「株式会社CULEN」の代表取締役として3人のサポートをしているようです。

・飯島三智は元SMAPを人気グループへとプロデュースした敏腕マネージャーで、ジャニーズ事務所の次期社長候補といわれるまでに発言権が高まったことで、藤島ジュリー景子と対立が深まっていった。

・藤島ジュリー景子は飯島三智が担当するグループに対して、テレビや週刊誌等で不利にさせる等の営業妨害をしていた。

・飯島三智は2016年にジャニーズ事務所を退社後、新事務所の社長として就任したが、SMAPのメンバーを独立させるための新会社ともいわれている。