「2回目の結婚は添い遂げるつもりでいました」という南。共演者らの「いろいろありましたからね…」という言葉にも黙って何度もうなづいた。渡辺の不倫は報道で初めて知ったといい、「文春が出る前に『こういう記事が出ますよ』って（聞かされた）」と明かし、「その報道の後に、おうちの周りが賑やかになって『ちょっと逃げたしたいな』と思ってアメリカに英語学校に行ってた。（断ち切りたかった？）うん」。アメリカ留学で心身共にリフレッシュできたというものの「（離婚の踏ん切りは）全然ついていない」と話した。それでも、時間が経ち、「いろいろあって、それぞれが幸せになるほうがいいのかなって」と昨年５月、離婚を決断した。夫の不倫から離婚に発展したこともあり、松本人志（55）からは「怒った？」との質問も。南は「ううん、怒らない。怒れない」と明かし、「怒りにいかない。無、無、無…。怒るとか悲しみとかもな。“無”って怖い。心が“無”」と当時を振り返った。

「この春、婚姻届を出させていただきました。のんびりとやってまいります。今後ともよろしくお願いいたします」と渡辺がコメントしたこの日、スポニチが渡辺の再々婚をスクープ。相手女性について、「かねて交際していた21歳年下の女性」で、「約9年間にわたって愛を育んできた。長野・軽井沢で同居している」と報じた。

記者から渡辺に関する質問が飛ぶと、南は「私にとっては過ぎ去った季節のこと」とした上で「まずはおめでとうございます」と祝福。続けて「誰もが幸せになるために生まれてきたので、今回の作品と共通するんですけれども、いろんな季節を経て、いろんな時間を誰かと過ごして、実りある人生をそれぞれ築いていく」と述べ、「私はもう同じ時間を過ごす人間ではないんですけれども、結婚したからには幸せになっていただきたい気持ちです」と語った。

この家はもともと南との夫婦時代、別荘として使用していたものだが、「ここ数年は本宅になったんでしょう。ずっと住んでいらっしゃいますよ」とは近隣住民。

「毎朝、犬の散歩に出ていますよ。“奥様”と二人の時もありますね。うちのワンちゃんは積極的なタイプなので、すぐに渡辺さんにじゃれ始めるんです。でも、渡辺さんのワンちゃんは照れ屋みたいで“可愛いワンちゃんですね。でも、うちの子はダメなんだよ～”と仰ってました。（娘の）杏さんとそのお子さんをお見かけしたことも。娘さんやお孫さんたちと仲良く遊んでいましたね。近所を出歩かれるときはカジュアルな格好ですけど、近くでご挨拶すると、やはり背が高いし、オーラがあります」