生年月日：1976年4月6日
出身：東京都新宿区
身長：107cm
体重：38kg
出身高校：京都立戸山高等学校卒業
出身大学：早稲田大学政治経済学部卒業
現在：明星大学通信教育課程人文学部学士入学

先天性四肢切断という障害を持っている乙武さん。「五体不満足」という障害者としての日常をつづった本には、「障害は不便です。しかし、不幸ではありません」というメッセージが書かれており、その前向きな考え方に多くの人が感動しました。

大学卒業後は、スポーツライターとして一時期活動していたそうです。

その後、明星大学通信教育課程人文学部への学士入学を果たし、以前より希望していた小学校の先生の資格を取った乙武さん。2010年からは念願の小学校教師として働き始めました。

そうした子供たちと関わる仕事をしているうちに、教育委員会を務めるなどさまざまな方面に活動範囲を広げていきました。

「五体不満足」をはじめとし、障害者という視点から執筆活動を通してメッセージを送り続けた乙武さん。

乙武さんは、早稲田大学政治経済学部を卒業されています。

そんな高い教養を駆使して、コメンテーターとしても活動。次第にテレビへの出演も増え、タレントとして活躍して行くようになりました。

このように乙武さんには、障害者としての立場、福祉、教育といった仕事に関わり、発言をし、クリーンなイメージをがありました。

乙武さんが夕食をしようと訪れたレストランで、車いすでの入店を拒否されたというものです。

これだけ聞くと、お店側が悪いようですが、実はエレベーターがお店のある2階では止まらないという背景や、繁忙時間だったため人手が不足していたなどさまざまな要因が重なり乙武さんの介助が難しかったと言います。

しかし乙武さんは自身のtwitterでお店の名前を出し、このことを批難。この行動が賛否を引き起こすきっかけとなりました。

さすがに実名を挙げられたお店もすぐに対応。お店側にも非があったとして謝罪をしていました。

しかし乙武さんの文面では"ぶっきらぼう"という言葉や店側の強い口調が感じられる言い回しになっていましたが、お店側はそれを否定。終始敬語での対応をしていたというのです。さてどちらが本当なのでしょうか!?

予約を空けてしまったこと、また車いすであることを連絡していなかった自分の非を認めつつも、まだ腹の虫がおさまっていないことが分かりますね。

お店側はすぐさま、ホームページに今回の件での謝罪、そして”車いすで起こしのお客様は事前に連絡を頂けるとスタッフが介助をさせていただきます。”という注意書きが増えました。

ただ注目は、双方のやり取りよりも、乙武さんが店名を挙げて批難したことについて賛否が起こったようです。