本名：山田清志（やまだきよし）
別名義：KIYOSHI
出身地：福岡県福岡市南区
身長：178cm
体重：62kg
所属事務所：長良プロダクション
職業：演歌歌手

日本独自の音楽でもある演歌は、コブシをきかせた歌い方が特徴的な音楽ですが、昔から若者世代からはあまり親しまれず、中高年の男女が中心に親しんでいます。

中学時代の氷川きよしさんも、演歌ではなくビジュアル系ロックバンドの音楽に没頭していました。そして、歌手の夢を叶えるためにボイストレーニングを始めるのですが、先生が演歌の先生だったことから演歌を教わり、そこで演歌の魅力を知ったそうです。

その後は、アルバイトをしながら下積み時代を過ごし、作曲家の水森英夫さんのスカウトを経て東京へ上京したことで、演歌歌手としての活動が始まりました。

氷川きよしさんが演歌歌手としてデビューが決定した際、演歌を支持する主な層である中高年以外の層にも話題になりました。

演歌歌手といえば、北島三郎さんをはじめとした大御所のイメージが強く、若手の演歌歌手は珍しい存在でした。氷川きよしさんは、演歌界の平均年齢を大きく下回る22歳という若さでデビューし、整った容姿もあり、中高年の女性のみならず、当時の氷川きよしさんと同世代の女性ファンも獲得したほどでした。

デビューシングル「箱根八里の半次郎」は、世間の話題を独占していたことから、演歌としては珍しいオリコン最高位11位を記録し、2001年度年間ランキングでも41位を記録する大ヒットとなりました。

箱根八里の半次郎が大ヒットを記録したことで華々しいデビューを飾った氷川きよしさん。その話題性は、今までの演歌界には少なかった若年層のファンを取り込むことにも成功したほどでした。

デビューから約二年後の2002年2月6日、日本の歴史ある歌謡曲の「ズンドコ節」をカバーした楽曲「きよしのズンドコ節」が発売されました。曲の合間の合いの手が話題となり、オリコン週間ランキング5位という、演歌としては極めて珍しい結果を残す大ヒットシングルとなりました。

現在は、日本全国各地の盆踊りで「きよしのズンドコ節」が流されることも多く、日本国民にとってもなじみ深い楽曲になりました。

演歌歌手として現在も大活躍中の氷川きよしさんですが、「KIYOSHI」という名義でも活動を展開しています。

本業である演歌とは違い、一般的なJ-POPのような歌声が特徴で、「KIYOSHI」としてのファーストシングル「きよしこの夜」は、ビジュアル系ロックバンドとして成功を収めた「LUNA SEA」のボーカル河村隆一さんが手がけたことも注目されました。

ビジュアルと人柄の良さから、デビュー当時から幅広く活動を続けている氷川きよしさんですが、日本を代表するアニメ「ドラゴンボール」のオープニングテーマを担当していたこともありました。

2017年10月25日に発売された「限界突破×サバイバー」は、演歌歌手ではなく、アニソン歌手としての氷川きよしさんの歌声を堪能できる一曲となっています。

氷川きよしさんのように演歌、J-POP、アニメソングなど複数のジャンルの活動を展開できる歌手は、あまりいないかもしれませんね！

1977年9月6日に生まれた氷川きよしさんは、2018年で41歳になります。

結婚していてもおかしくない年齢であり、さらに多くの女性たちから注目を浴びているため、氷川きよしさんのファンでなくとも、結婚しているのか気になるという女性は大勢います。

しかし、未だに結婚しておらず、独身を貫いています。

2017年11月13日に放送された「徹子の部屋」に出演した氷川きよしさんは、番組内で結婚しない理由を語りました。

氷川きよしさんによると、誰かと二人きりになると相手にすごく気を使ってしまうそうで、一人の時間も大切にしたいということでした。

結婚に向いていないと自身のことを分析しており、独身を貫く可能性が高いことも語ったため、氷川きよしさんの今後の生活を心配するファンも多いみたいですね。