海外の作品にも出演するベテラン俳優として活躍しています。

無名塾の舞台公演に出演後、1980年（昭和55年）のNHK連続テレビ小説「なっちゃんの写真館」でテレビデビュー。
4年後の1984年NHK時代劇「宮本武蔵」の主人公に抜擢され、初主演を果たしました。

その後さまざまな作品に出演しています。

＜映画＞
十三人の刺客（2010年）
最後の忠臣蔵（2010年）
一命（2011年）
聯合艦隊司令長官 山本五十六（2011年）
キツツキと雨（2012年）
わが母の記（2012年）
終の信託（2012年）
清須会議（2013年）
渇き。（2014年）
蜩ノ記（2014年）
日本のいちばん長い日（2015年）
関ヶ原（2017年）
三度目の殺人（2017年）

孤狼の血（2018年）

＜ドラマ＞
駅路（2009年松本清張生誕100年記念ドラマ）
わが家の歴史（2010年フジテレビ開局50周年企画）
初秋（2011年CBC開局60周年記念スペシャルドラマ）
おやじの背中 第2話（2014年7月20日）
バイプレイヤーズ 〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜 第1話（2017年1月14日）
絆〜走れ奇跡の子馬〜（2017年3月23日・3月24日）
OH LUCY!（2017年9月16日）
陸王（2017年10月15日 - 12月24日）

1982年に俳優養成所「無名塾」で知り合った河津左衛子さんと結婚しています。
河津左衛子さんは「無名塾」の公募前から所属しており、役所広司さんは後から2期生として入塾しているようです。

とても美人な奥様ですね！

「無名塾」では、修業期間である３年間は恋愛禁止といわれているため、交際が始まったのは役所さんが入所してから３年後なのではという見方もあるようです。

また、八畳一間家賃3万円のアパートからスタートしたという2人。
その生活から現在まで共に歩んできた奥様に対し、役所さんは2009年に"万年筆ベストコーディネート賞"を受賞した際、奥様にあてた手紙を読みました。
そこには感謝の言葉がつづられており、「君がいてくれたから今の僕はあります」とも書かれ、奥様に感謝し信頼している様子を窺わせました。

役所広司さんは1983年に夫婦で個人事務所を設立しており、その社長を妻である河津左衛子さんが務めているとのこと。

一日のスケジュール管理から、どんな仕事を引き受けるのかの最終判断まで、左衛子さんが行っているともいわれています。
左衛子さんに任せているのが功を奏しているのか、事務所の経営は好調のようです。
事務所名義で自宅と4階建てビルを所有し、合計17億円ほどの資産となっているのだとか。