名前：ムーディ勝山

本名：勝山慎司(かつやま・しんじ)

生年月日：1980年6月11日

出身地：滋賀県

身長：172cm

血液型：O型

所属事務所：よしもとクリエイティブ・エージェンシー

ムーディ勝山さんは福岡県に生まれ、幼い頃に大阪府へと転居。さらにその後滋賀県草津市へと転居し、草津市立笠縫東小学校、草津市立新堂中学校を卒業。

滋賀県立瀬田工業高等学校機械科へ入学したものの、数カ月で中退し、その後2年ほど引きこもり生活を送ることに。

引きこもり生活している息子に困ったムーディ勝山さんの母親が、ラジオでNSCの募集の話を聞き、そこへ入学させたんだそう。

親がお笑いの養成所へ行かせたというのもなかなか珍しいパターンですね。

ムーディ勝山さんと言えば、「右から来たものを左へ受け流すの歌」ですよね。

昭和のムード歌謡のようないで立ちで、マイクを片手に「右から左へ受け流す」ことを淡々と歌っているだけなのに…なぜか大ヒットしました(笑)。

元々は2006年の初めに笑い飯と千鳥のトークライブにゲストで出演し、このネタを披露したところ大うけしたそうで、ネタになると確信をもったそうです。

その後、ダイアン・津田篤宏さんの結婚披露宴パーティーにて、「右から来たものを左へ受け流すの歌」を披露した様子が『ヨシモトファンダンゴTV』で放映され、これをきっかけにテレビ出演が増えていきました。

100組で満員の単独ライブのチケットが一週間で3枚しか売れていなかったという話もありますし、その凋落ぶりはかなりのものだったようです。

お笑い芸人さんは一発当てるとかなりデカいですが、その代わり一発屋になってしまう可能性が非常に高いというリスクもありますね。

ムーディ勝山さんは売れなくなってしばらくした後、テレビ朝日系のバラエティ番組『しくじり先生』に出演していました。

その際明かしたのは、「売れっ子になってかなりの天狗になっていた」ということ。

自分より売れていない人の意見などは一切聞かず、勝手に優劣を付けて見下していたそうです。

当時コンビを組んでいた相方にも偉そうな態度を取り、しまいには捨てるように解散してしまうという暴挙に及んでいたことも明かしました。

ムーディ勝山さんの元相方さんは、梶剛(かじ・つよし)さん。

現在は『梶つよし』に表記を改めています。

1981年3月生まれなのでムーディ勝山さんと学年で言えば同じ年ですが、
NSCではムーディ勝山さんよりも一期上の22期生です。

2005年に『勝山梶』という(そのまんまな)コンビ名で活動を始めました。

梶つよしさんはネゴシックスやノンスタイルの石田明さん、ハイキングウォーキングなどと仲が良いそうです。

しかし一方で若手時代から散々お世話になった麒麟の2人にはそっけない態度をとったりした結果、絶縁を受けていたこともあるんだとか。

ムーディ勝山さんが売れてコンビを解散した、という情報を聞くと、一方的に捨てられたような印象を受けてしまいますが、いまいちハングリー精神が無い梶つよしさんに対して愛想を尽かしたというのが正解なのかもしれませんね。