名前：久保 建英（くぼ たけふさ）
生年月日：2001年6月4日
出身地：神奈川県川崎市麻生区
身長：173cm

久保建英は、2001年生まれという若さながらサッカー日本代表に選出され、現在はスペインの「RCDマジョルカ」に所属してプレーしているプロサッカー選手です。

3歳の時にサッカーを始め、10代にしてレアル・マドリードへの移籍や日本代表選出を経験した久保建英の学歴をまとめました。

出身小学校・中学・高校・大学の学校名と学生時代のエピソードと共に、天才的なセンスで活躍するサッカー選手としての歴史もあわせてお届けします。

久保建英の学歴、小学校は神奈川県川崎市にある公立小学校、「川崎市立西生田小学校」を経て、スペイン・バルセロナの私立小学校を卒業しました。

2001年に神奈川県川崎市に生まれた久保建英は、3歳の時に「浜坂サッカークラブ」でサッカーを始め、2009年に日本国内開催のFCバルセロナキャンプの「MVPに選出された選手はバルセロナと試合が出来るチャンスが与えられる」という告知を見て応募し、見事MVPを獲得してベルギーで開催された大会に出場しました。

久保建英のチームは3位に終わったものの、通常優勝チームから選出される大会MVPに選ばれる活躍を見せ、小学生時代から類稀なるサッカーの才能を示しました。

小学校3年生の時に川崎フロンターレの下部組織に入団し、その後小学校4年生の時にFCバルセロナの下部組織カンテラの入団テストに合格。

日本からスペインに渡り、10〜11歳で構成されるアレビンCに入団してサッカーの実力を磨くかたわら、小学校はバルセロナ市内の私立小学校に転校して卒業しました。

久保建英の学歴、中学は神奈川県川崎市にある公立中学校「川崎市立西生田中学校」です。

久保建英は小学校4年生でスペインに渡り、バルセロナの私立小学校を卒業した後、バルセロナの私立中学に入学しました。

しかし中学2年生に進級するタイミングで日本に帰国し、地元である川崎市の公立中学・川崎市立西生田中学校に転校して卒業しました。

2020年には中学時代の担任がメディアの取材を受け、中学時代の久保建英について「運動神経がズバ抜けていて、何をしても凄かった。特別扱いを拒み、一生徒として振舞っていた」と語っています。

また、中学時代はサッカーの遠征で学校を休む日が多かったようですが、登校すれば必ず休み時間にクラスメイトと校庭でサッカーボールを蹴り合って遊び、常に友達の輪の中心にいるような存在だったことを明かしています。

さらに担任から「みんなが慕った。建英がいるから学校が楽しいと言う生徒がたくさんいた」と言われるほどで、中学時代の久保建英はとても人柄が良かったことが窺えました。

久保建英は2014-15シーズンをスペインのバレンシアCFの下部組織インファンティルAで過ごした後、2015年3月に帰国してFC東京の下部組織に入団しました。

2016年には中学3年生にして飛び級でFC東京U-18に昇格し、同じく飛び級で出場した日本クラブユースサッカー選手権で5得点を挙げ、大会史上初となる中学生の得点王に輝いています。

同年9月にはFC東京のトップチームに2種登録され、同年11月にはJリーグ史上最年少記録を塗り替えて試合に出場しました。

また、2016年には更にU-16日本代表、そして飛び級でU-19日本代表にも選出されています。
この時久保建英の年齢は15歳5カ月20日で、史上最年少のU-19日本代表選出と同時に、史上初の中学生U-19日本代表となりました。

久保建英の学歴、高校は茨城県高萩市に本部を置く第一学院高校の通信制を卒業しました。

第一学院高校はかつて「ウィザス高校」の校名で運営され、香川真司、酒井宏樹、柿谷曜一朗など多くのサッカー選手を輩出したことで知られています。

当初は都内の全日制高校に通っていましたが、中学生にしてU-19日本代表に選出されるほどのサッカー選手であり、高校1年生の時にFC東京のトップチームに登録されたことから、高校はサッカーに専念できる通信制の高校に転校して卒業しました。

2017年11月1日、久保建英がFC東京とプロ契約を結んだことが発表されました。

同年11月26日にJ1第33節サンフレッチェ広島戦で途中出場し、16歳5カ月22日という若さでJ1リーグデビューを果たしました。

その後、横浜F・マリノスへの期限付き移籍、FC東京への復帰を経て、2019年6月14日にスペインのレアル・マドリードへの移籍が発表されました。

日本代表としては、2019年5月23日にキリンチャレンジカップの日本代表に初選出。
史上初の21世紀生まれのA代表として話題になりました。

久保建英は大学には進学しておらず、プロサッカー選手として活躍しています。
そのため最終学歴は高校卒業ということになります。

もし大学に進学していれば2022年現在も大学生の年齢ではありますが、久保建英はすでにプロとしてサッカー強豪国スペインでプレーしており、日本代表としても欠かせない存在となりました。

2021年には東京2020オリンピックのU-24日本代表メンバーに選出され、2022年6月10日にはキリンチャレンジカップでA代表初ゴールを決めるなどその活躍は目覚ましいものがあります。

現在はレアル・マドリードからRCDマジョルカに期限付き移籍中で、今後の去就にも注目が集まっています。