舞台監督である父・小栗哲家と、クラシックバレエ教師の母との間に生まれ、3人兄弟の末っ子として育ちました。兄は演出家として活躍している小栗了です。姉は一般の方のようです。

小学6年生の時に、女優の内田有紀に憧れ、新聞の端に書いてあったオーディションに応募して合格し、芸能界に入りました。憧れの存在である内田有紀とは、後に映画『踊る大捜査線』で共演を果たしています。

中学時代はすでに芸能界に入って俳優として活動していたため、学校にはほとんど通えていなかったようです。それが原因で、中学時代はいじめを受けていました。

机の中にゴミを入れられたり、自分のものだけでなく、机やイスまで教室から放り出されていたことがあったと語っています。今の小栗旬の姿からは想像が出来ないですね。

大正時代に創設された歴史のある高校です。芸能活動との両立も認められており、卒業生には「加賀まりこ」や「杉田かおる」、「中村獅童」、「土屋アンナ」など芸能人が多くいます。

高校時代は野球部に所属し、部活動にも励んでいたようです。

高校に入ると芸能活動が徐々に忙しくなり、16歳だった1998年には、ドラマ『GTO』で吉川のぼる役として連続ドラマに初めてレギュラー出演を果たしました。

18歳だった2000年には、ドラマ『Summer Snow』で堂本剛演じる篠田夏生の弟・耳に障害を持つ篠田純役を演じています。

高校時代は、ヤンチャだったようで、金髪やモヒカンなど髪型も派手で眉毛も剃っていたそうです。また、家出もしており、理由は忘れたようですが、”探さないでください”と置手紙をして吉祥寺で野宿をしたと明かしています。

野宿3日目で風邪をひいてしまい家出は終了したようですが、3日も野宿するなんて根性がありますね。その時の置手紙を母親はまだ持っているそうです。

高校に進学したものの、芸能活動が忙しく、ほとんど通えなかったようで、出席日数が足りなくなり、1年留年しましたが、その間も忙しく芸能活動との両立が難しくなったため、中退することになりました。

2003年、蜷川幸雄演出の舞台に初出演して以降、蜷川作品の常連となります。2006年、舞台『タイタス・アンドロニカス』にエアロン役で出演し、イギリスのロイヤル・シェイクスピア・シアターでも公演を行い、現地の批評家から「小栗旬は信じられないほど美しく演じた」と評価されました。

厳しいことで有名な蜷川監督のもと、小栗旬も洗礼を受け、演技力に磨きがかかっていきました。

最終学歴は、中卒ということになりますが、中卒でも活躍している芸能人は意外にも多く、「藤原竜也」や「山田孝之」、「安室奈美恵」、「浜崎あゆみ」も中卒です。芸能界に学歴は関係ないのかもしれないですね。

小栗旬の出身小学校や中学、高校、大学など学歴についてご紹介しましたが、いかがでしたか？地元の小中学校を経て私立の明星学園に進学しました。小学校6年生から芸能活動をしており、芸能活動が忙しかったため、中学と高校はほとんど通うことが出来ず、中学時代はそれが原因でいじめにも遭いました。また、高校では出席日数が足りず中退をすることになります。最終学歴は”中卒”ですが、中学時代から俳優として様々な作品に出演し、演技力を磨いてきた小栗旬は、今ではハリウッドでも活躍するトップレベルの俳優となりました。今後の活躍も楽しみですね。