名前：斎藤 工（さいとう たくみ）
生年月日：1981年8月22日
出身地：東京都港区
血液型：A型
身長：184cm

斎藤工は、ブルーベアハウス所属の俳優です。
15歳の時に芸能界入りし、高校生にして男性向けファッション雑誌「MEN’S NON-NO」や「POPEYE」でモデルを務め、ファッションショーにも出演してモデルとして活動を開始しました。

2001年に韓国映画「リメンバー・ミー」の日本リメイク版「時の香り〜リメンバー・ミー」で俳優デビューし、これまでにドラマ「クロヒョウ」「最上の命医」「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」など数々の作品に出演しています。

2022年には映画「シン・ウルトラマン」で主演を飾り、特撮モノから大人の恋愛物語、医療ドラマや社会派ドラマまで、ジャンルを問わず多くの作品で活躍してきました。

俳優業のかたわら映画監督としても活動し、2012年にショートムービー「サクライロ」で監督デビュー。

2014年には監督作品「半分ノ世界」が「ショートショートフィルムフェスティバル＆アジア2014 ミュージックShort部門」特別上映作品に選ばれ、2017年には「blank13」が「第20回 上海国際映画祭」でアジア新人賞部門最優秀監督賞を受賞しました。

2023年には神津凛子による長編小説「スイート・マイホーム」の実写映画化が予定されており、斎藤工監督・窪田正孝主演で公開されます。

ここではそんな斎藤工の実家と家族についてまとめました。
斎藤工が生まれ育った実家、父親・母親・兄弟など家族の情報をお届けします。

斎藤工は、東京都港区出身です。

実家は飲食店を経営しており、世田谷・豪徳寺駅前の小さな洋風弁当屋を経て、三軒茶屋でアジア・エスニック料理のレストラン「食堂デリカッテ」を経営していました。
スープとケバブが美味しいお店として近所でも評判だったレストランです。

現在は三軒茶屋の店舗を閉店し、大分県に移転しています。
大分県では古民家を改造したカフェ「Cafe Delicatte（カフェ・デリカッテ）」として再スタートしました。

こちらもエスニック風の料理はもちろん、曜日限定のピザも美味しい評判のお店として地元の人に愛されています。

斎藤工の両親は音楽好きで、特に母親がジャズ好きであることから、実家ではよくジャズやクラシックなどの音楽が流れていました。

斎藤工も両親の影響で幼い頃から音楽に触れて育ち、おもちゃよりもCDを欲しがる子供だったようで、初めて自分で買ったレコードがTHE BOOMの「島唄」であることを明かしています。

ここからは斎藤工の家族についてお届けします。

斎藤工の家族構成は、父親・母親・姉・本人の4人家族で、姉との2人姉弟の末っ子として育ちました。

斎藤工の母親は、一般人のため詳細な情報は公表されていないものの、過去に指圧師をしていたという情報があります。

現在は大分県に移住し、古民家カフェ・デリカッテを経営しています。

斎藤工の父親は、かつて「東北新社」という映像制作・配給の会社に勤務していました。
過去には梶芽衣子主演映画「修羅雪姫」に参加し、泉谷しげるのマネージャーを務め、音楽雑誌の編集をするなど、エンタメ界で生きる父親でした。

退職後に弁当屋を経て三軒茶屋でレストランを開業し、現在も大分県に移転してカフェを経営しています。

斎藤工は父親が映像制作に関わる東北新社に勤務していたことから、幼少期から一緒に映画館に通っており、多くの映画を見て育ちました。

父親の仕事場に遊びに行った際にはカメラの裏側で多くのスタッフが働いていることに驚き、映画のエンドロールに関わった人達の名前が並ぶことに魅力を感じるようになり、中学生の時にはすでに自分で脚本を書くほどまでに映画界に魅了されていきました。

父親の影響もあって映画業界で働きたいと思うようになった斎藤工は、当初は映画の専門学校に行くことを考えていたようですが、父親から「映画は学校で勉強するものじゃない。一刻も早く現場に出ろ」と言われたことで、現場を知るため芸能界入りを果たしました。

斎藤工はそんな父親について「本当に、映画と音楽と料理が好きな人です」と語っています。
東北新社を退職後に母親と南米を放浪し、そこで得た料理の知識でエスニックレストランを開業しました。

今でも映画を通じたコミュニケーションを取り続けているようで、斎藤工が25歳の時には「今のお前がやっと見られる映画だ」と言われ、成瀬巳喜男のDVDボックスが送られてきたといいます。
斎藤工も父親に映画のDVDを送ったりと、映画を通じて親子の絆を築いています。