名前：村上宗隆（むらかみ むねたか）
生年月日：2000年2月2日
出身地：熊本県熊本市東区
身長：188cm

村上宗隆は、東京ヤクルトスワローズ所属のプロ野球選手です。

兄の影響で4歳の時からキャッチボールをするようになり、幼稚園の時にはすでにプロ野球を目指すように。

小学校の時に兄と同じクラブチームに入り野球を始め、高校卒業後の2017年にドラフト会議で指名された東京ヤクルトスワローズと契約し、プロ野球入りを果たしました。

東京オリンピックで金メダル獲得に貢献した他、2022年には日本人の左打者としてシーズン最多本塁打記録保持者になり、史上最年少の三冠王にも輝いています。

数々の史上最年少記録を打ち立て、セ・リーグMVPを受賞するなど令和の超新星とも言える活躍を見せており、これからの日本野球界を背負っていく存在として期待されているのが村上宗隆です。

ここではそんな村上宗隆の学歴をまとめました。
幼い頃から野球をやっていた村上宗隆の出身小学校・中学・高校・大学の学校名、学生時代のエピソードをお届けします。

村上宗隆の学歴、小学校は熊本県熊本市東区にある公立小学校「熊本市立託麻南小学校（たくまみなみしょうがっこう）」です。

熊本市東区出身の村上宗隆はそのまま地元の公立小学校に進みました。

この小学校は村上宗隆以外にもスポーツ選手を輩出しており、サッカー選手の宮崎大志郎が同校の卒業生です。

村上宗隆は野球をやっていた兄の影響で4歳の頃からキャッチボールをするようになり、幼稚園の時にはすでに「プロ野球選手になりたい」と夢見る少年でした。

小学校4年生の時に少年野球チーム「託麻南小野球クラブ」に入団しています。

その後、小学校6年生の時に硬式野球チーム「熊本東リトルシニア」に入団。
このチームは元プロ野球選手の吉本亮の父親が指導するチームで、2歳上の兄も同じチームでプレーしていました。

「熊本東リトルシニア」の監督は、当時小学生だった村上宗隆の若き才能を見出し、中学進学前の練習試合に代打で起用。
レフト前にヒットを打つ活躍をしたことが語られています。

監督は当時の村上宗隆のことを今でもよく覚えていて、「身体は兄や弟の方が大きかったが、とにかく遠くに飛ばすことにかけては天性のものがあった。ボールを飛ばすコツを知っていた」と語りました。

村上宗隆の学歴、中学は熊本県熊本市東区にある公立中学校「熊本市立長嶺中学校（ながみねちゅうがっこう）」です。

この中学校はスポーツ選手の卒業生が多く、サッカー選手の車屋紳太郎、原田拓、宮崎大志郎、谷口彰悟、豊川雄太など多くのサッカー選手を輩出。
他にもアナウンサーの中原理菜、女優でグラビアアイドルの甲斐麻美など、地方の公立中学校には珍しく多くの著名人を輩出しています。

村上宗隆は、中学でも「熊本東リトルシニア」でプレーしました。

中学2年生の冬には、現在福岡ソフトバンクホークス所属の増田珠、元オリックス・バファローズの西浦颯大らと共に、九州選抜チームに選出され台湾遠征を経験しました。

中学時代はチームを率いるキャプテンシーが目覚め、練習でも試合でも常に声を出して仲間に指示を出していたといいます。

高校受験を控える中学3年生の時も自主練に励み、マシン相手にバッティング練習を重ね、速い球にも対応できる力を身に付けました。

村上宗隆の学歴、高校は熊本県熊本市中央区にある私立高校「九州学院高校」です。

九州学院高校はキリスト教系の私立高校で、スポーツが盛んな学校として知られています。

剣道部、柔道部、陸上部、サッカー部、バドミントン部、自転車競技部などは全国大会優勝の実績があり、硬式野球部、水泳部、ハンドボール部、ボクシング部、テニス部も全国大会に出場しています。

硬式野球部の強さは有名で、2000年には全国高校野球選手権の熊本大会で史上初の3連覇を果たし、これまでに甲子園出場は春6回・夏9回を経験しています。

村上宗隆は中学時代から野球選手として頭角を現していたため、他県の野球強豪校への進学も考えていました。

しかし、地元の高校から甲子園を目指し、地元民から応援されるプロ野球選手になるという誓いを立て、地元・熊本県熊本市の九州学院高校への進学を決めました。

高校時代は1年生にしてレギュラーに定着。
高校入学直後の熊本大会でいきなり4番打者に起用され、初打席で満塁本塁打を放つ活躍を見せて優勝に貢献しました。

高校2年生の時には野球部の主将となり、通算52本塁打の記録を打ち立て、長打力が評価されて「肥後のベーブ・ルース」と呼ばれるようになりました。