名前：遠藤 航（えんどう わたる）
生年月日：1993年2月9日
出身地：神奈川県横浜市
身長：178cm

遠藤航は、ドイツ・ブンデスリーガ「VfBシュトゥットガルト」に所属するプロサッカー選手で、日本代表としても活躍しています。

小学校1年生の時にサッカーを始め、2011年に湘南ベルマーレのトップチームに入団しました。

2015年に「浦和レッズ」、2018年にベルギーのジュピラー・プロ・リーグ「シント＝トロイデンVV」へ移籍し、2019年にブンデスリーガ「VfBシュトゥットガルト」へ移籍して現在に至ります。

デュエル（1対1でのボールの奪い合い）に長けていることで知られており、2020-2021シーズンから翌シーズンにかけて2季連続でブンデスリーガの〝デュエル勝利数ナンバーワン〟を記録しています。

シュトゥットガルトではチームのキャプテンを務めるなど海外で活躍しているかたわら、カタールW杯では全試合に出場して決勝トーナメント進出に貢献するなど、日本代表としても活躍しています。

ここでは遠藤航の出身地と実家、家族をまとめました。
生まれ育った実家の場所と地元エピソード、父親・母親・兄弟など家族の情報をお届けします。

遠藤航の出身地は、神奈川県横浜市戸塚区です。

小学校1年生の時に地元でサッカーを始め、横浜F・マリノスのファンとして日産スタジアムに試合観戦に訪れるなどJリーグを夢見るように。

小学校時代にジュニアユースを受験しましたが落選し、当時のサッカーチームのコーチから「南戸塚中に良い指導者がいる」とアドバイスされて中学の部活でサッカーを続けました。

その後、湘南ベルマーレユースの練習に参加したことで監督に認められ、中学3年生の時にオファーを受け、高校進学と同時に湘南ベルマーレユースに加入しました。

高校2年生の時には国民体育大会での神奈川県少年選抜でキャプテンを務めるなど頭角を現し、2011年にトップチームに昇格して湘南ベルマーレに入団しました。

遠藤航は出身地が横浜市戸塚区であること、少年時代から横浜市港北区にある日産スタジアムに試合観戦に訪れていたことから、実家は戸塚区にあるものと思われます。

ジュニアユースのセレクションに落選した後、良い指導者がいた南戸塚中学に進学していることからも、戸塚区が実家のある地元であることはほぼ間違いないでしょう。

現在も少年時代と同じ場所に実家があるかは不明ですが、カタールW杯に出場した現在も母校・南戸塚中学の後輩たちは遠藤航のことを「すごく誇りに思う」と語っており、公立中学の星として憧れの眼差しを向けられる存在になっています。

ここからは遠藤航の家族についてお届けします。

遠藤航の家族構成は、父親・母親・本人・弟・妹の5人家族で、3人兄弟の長男として育ちました。

遠藤航の父親はサッカー経験者で、遠藤航が小学校の時に所属していた地元のサッカークラブ「南戸塚SC」のコーチを務めていました。

遠藤航と父親は幼稚園の頃から公園でサッカーボールを蹴り合い、小学校に上がるとコーチでもある父親からサッカーの基礎を教わり、父親の指導のもとサッカーの技術を磨いていったといいます。

小学校時代は日々の練習とは別に土日は公園で朝から晩までボールを蹴り合っていたとのことで、父親は「航とは1対1を一万回はやった」と語っています。
ブンデスリーガで〝デュエル王〟と呼ばれるまでになったのは、この経験が大きいかもしれないですね。

遠藤航が中学に上がると、部活でDFを任されるようになった息子のため、父親が仕事帰りに本屋に通い、DF技術向上のための本を読み漁っていたそうです。

父親はまず自分が本を一読して内容に納得してから息子に渡していたようで、父親が時間を惜しまず本気で息子のサポートをしてくれたからこそ、遠藤航は少年時代から頭角を現すことができたのですね。

遠藤航の母親は、遠藤航が本格的にサッカーを始めるきっかけになった人です。

幼稚園の頃から父親と公園でボールを蹴り合っていたのを知っていた母親は、小学校に上がった時に「サッカーやってみる？」と声を掛け、地元のサッカークラブ「南戸塚SC」に入団させてくれました。

本格的にサッカーを始めた息子のため、母親は日々の練習や試合の応援はもちろん、栄養バランスを考えた食事やユニフォームの洗濯など、生活面でのサポートをしてくれました。

母親はサッカーに関しては素人だそうですが、意見は的を射ているようで、プロサッカー選手となった今でも遠藤航は母親の意見に耳を傾けているそうです。

遠藤航は3人兄弟の長男で、弟と妹がいます。

遠藤航の弟・暁さんは3歳年下で、大学までサッカーをしていました。

弟はカタールW杯の際にカタール現地まで応援しに来てくれたようで、グループリーグ全3試合をスタジアムで応援。

ドイツやスペインに勝利して決勝トーナメント進出が決まった際には、弟がインスタグラムを更新して遠藤航とのツーショットを公開し、「身体はウガンダに帰るけど、魂はカタールに置いていきます。歴史を塗り替えてくれ！死ぬほど応援してる！頼んだぞ！」とエールを送りました。

遠藤航の妹は11歳差という年の離れた兄弟で、遠藤航は昔から妹のことを可愛がっていました。

2012年には実家で妹と花火をした様子をツイッターに投稿しています。