名前：吉田 麻也（よしだ まや）
生年月日：1988年8月24日
出身地：長崎県長崎市
身長：189cm

吉田麻也は、ドイツ・ブンデスリーガ「シャルケ04」所属のプロサッカー選手で、日本代表のキャプテンを務めています。

小学校2年生の時に地元・長崎県長崎市のサッカーチーム「南陵FC」でサッカーを始め、小学校6年生の時に「名古屋グランパスU-15」に入団し、2007年にトップチームに昇格しました。

「名古屋グランパス」でプロデビューした吉田麻也は、その後オランダ「VVVフェンロー」、イングランド・プレミアリーグ「サウサンプトンFC」、イタリア・セリエA「UCサンプドリア」を経て、2022年7月より「シャルケ04」でプレーしています。

日本代表としては、2008年の北京オリンピックにU-23日本代表として出場したのを皮切りに、これまでにオリンピック3度、ワールドカップも3度出場し、長年にわたって日本代表として活躍しています。

2022年開催のカタールW杯でも日本代表キャプテンを務め、全試合に出場して最終順位9位の躍進に貢献しました。

ここではそんな吉田麻也の出身地と実家、家族をまとめました。
日本代表キャプテンとして頼れる存在である吉田麻也が生まれ育った実家の場所と地元エピソード、父親・母親・兄弟など家族の情報をお届けします。

吉田麻也の出身地は、長崎県長崎市です。

実家は下宿を経営しており、離島在住で学校に通うのが難しい高校生を対象に、長崎県で下宿を開いています。

下宿という仕事柄、実家には幼い頃から常に人が溢れていたようで、父親の友人も吉田麻也の友人もみんな吉田家に集まり、吉田麻也はそこで年齢問わず多くの人と接したことでコミュニケーション能力を養いました。

吉田麻也は小学校6年生の時に「名古屋グランパスU-15」に加入したため、12歳という年齢で実家を離れて愛知県で暮らし始めました。

中学生になったばかりの少年を遠く離れた都会で一人暮らしさせるわけにはいかず、当時福岡で一人暮らししていた兄が愛知県に移り住み、兄弟で一緒に愛知県みよし市で生活を始めました。

中学生で実家を離れるという決断をした吉田麻也に対し、両親は反対することなく送り出してくれたようで、新生活に必要な家具家電も全て揃えてくれたそうです。

家具家電一式を母親と共に買いに行った吉田麻也は、その金額を見て「中途半端にサッカーを諦めて帰るわけにはいかない」と感じ、「絶対にプロにならないと」と決意を固めました。

背中を押してくれた両親、一緒に住んでくれた兄弟の支えもあって、2007年に名古屋グランパストップチームに昇格。
見事プロサッカー選手の夢を叶え、今では日本代表キャプテンとして日本中から応援される存在になりました。

ここからは吉田麻也の家族についてお届けします。

吉田麻也の家族構成は、父親・母親・長兄・次兄・本人の5人家族で、3人兄弟の末っ子として育ちました。

吉田麻也の父親・吉田有さんは、地元・長崎県で下宿を経営しています。

父親は中高時代にサッカー部に所属していたサッカー経験者ですが、指導は専門家に任せ、家でサッカーを教えることなく、子供のプレーの様子をビデオ撮影する係に徹していたとのことです。

吉田麻也は父親が撮影してくれたビデオを見て自身の課題や修正点を見つけ、プロの指導者のもとでサッカーの技術を磨き、世界で活躍するサッカー選手に育っていったのですね。

吉田麻也の母親・吉田昭子さんは、家族で経営する下宿の手伝いをしています。

スポーツ経験者という情報はありませんでしたが、吉田麻也が地元・長崎から名古屋グランパスユースへ行くことを決意したきっかけは母親でした。

吉田麻也がまだ小学生だったある日、名古屋で暮らす母親の妹に子供が誕生し、家族でお祝いに行くことに。
ちょうどその時期に名古屋で名古屋グランパスユースのセレクションが開催される情報を兄が見つけ、吉田麻也のセレクション受験と出産のお祝いをかねて家族で名古屋旅行に出掛けました。

そこで吉田麻也はセレクションに合格し、中学から愛知県で暮らすことに。
母親の妹が名古屋に住んでいなければ名古屋グランパスユースのセレクションに参加することもなかったかと思うと、母親が手繰り寄せた運命の大きさに驚きますね。

吉田麻也には兄が2人おり、3人兄弟の末っ子として育ちました。

長男は「穂波（ほなみ）」、次男は「美礼（みれい）」という名前で、両親は〝3人目は女の子がほしい〟という思いから、生まれる前から「まや」と名付けることを決めていたといいます。

結果的に3人目も男の子でしたが、両親は「麻のように、揉まれれば揉まれるほど強い男になってほしい」という願いを込め、「麻也」と名付けられました。

長男・吉田穂波さんはサッカー経験者で、ゴールキーパーをしていたことがあり、吉田麻也が幼い頃は兄が練習相手だったといいます。

兄弟でサッカーを楽しんでいた吉田麻也ですが、小学校6年生の時にセレクションに合格して名古屋グランパスユースに加入することに。

しかしこの時吉田麻也はまだ幼く、実家のある長崎県から遠く離れた土地で一人暮らしをするわけにはいきませんでした。

そこで名乗りをあげたのが兄で、当時福岡で一人暮らしをしていた兄が愛知県に移住してくれたことで、兄弟で愛知県での生活がスタートしました。

当初はホームシックにかかってしまうこともあったようですが、兄に生活面をサポートしてもらったことで名古屋グランパスユースで頭角を現し、トップチーム昇格を果たしてプロデビューの夢を叶えました。