名前：村上 宗隆（むらかみ むねたか）
生年月日：2000年2月2日
出身地：熊本県熊本市東区
身長：188cm

村上宗隆は、東京ヤクルトスワローズ所属のプロ野球選手です。

2017年のドラフト会議で東京ヤクルトスワローズ・読売ジャイアンツ・東北楽天イーグルスから外れ1位で指名され、抽選の末に東京ヤクルトスワローズと契約を結びました。

2021年には東京オリンピック日本代表に選出され、8番の三塁手として全5試合に先発出場。
決勝のアメリカ戦で先制ソロ本塁打を打つなど活躍し、チームの金メダル獲得に貢献しました。

これまでにNPBにおけるアジア人打者・左打者としてシーズン最多本塁打記録を保持し、史上最年少での三冠王獲得やセ・リーグMVP受賞最年少記録をはじめ数々の最年少記録を樹立するなど、令和を代表するプロ野球選手として活躍しています。

ここでは令和の日本野球界を背負う村上宗隆の出身と実家、家族をまとめました。
村上宗隆が生まれ育った実家、地元エピソード、父親・母親・兄弟など家族の情報をお届けします。

村上宗隆は熊本県熊本市東区の出身で、実家も地元の熊本市東区にあります。

小学生の時に熊本市立託麻南小学校の「託麻南小野球クラブ」に入り、熊本市立長嶺中学校進学後は「熊本東リトルシニア」でプレーしました。

村上宗隆は地元での野球エピソードとして、熊本東リトルシニア時代の思い出を語っています。
当時練習で使っていたグラウンドが狭く、何度となくフェンスを越えて近隣の住宅や小屋にボールが飛んで行ってしまいました。
それでも住民の方々はあたたかく、村上宗隆は「一度も叱られたことがなく、本当に皆さんに温かく見守っていただきました」と感謝を口にしました。

村上宗隆の出身高校も地元の「九州学院高校」です。
中学時代から野球で活躍していたため県外強豪校からも誘いがあったそうですが、村上宗隆は「自分が一番成長できる場所や環境を考えたとき、やっぱり地元熊本の九州学院高校が一番だと思い、進学を決意しました」と語りました。

そんな村上宗隆のことを地元・熊本市は地域をあげて応援しており、東京オリンピックで日本代表が金メダルを獲得した際には、村上宗隆の母校・九州学院高校近くの通り沿いに記念ゴールドポストが設置されました。

ここからは村上宗隆の家族についてお届けします。

村上宗隆の家族構成は、父親・母親・兄・本人・弟の5人家族で、3人兄弟の次男として育ちました。

村上宗隆の父親・村上公弥さんは、息子と同じく少年時代から野球をやっており、高校球児として野球に青春を捧げていましたが、右肩の怪我を理由に野球を諦めました。

地元建設会社に10年勤めた後、地元不動産会社に勤務し、2007年に独立して熊本市中央区で不動産会社「ムラカミ不動産」を設立しました。

また、現在は村上宗隆の出身クラブである「熊本東リトルシニア」の副会長を務めています。
地元で起業して地域に貢献しながら、野球の後進育成にも力を入れているようですね。

村上宗隆の母親・村上文代さんは、バレーボール経験者であり、書道の先生でもあります。
母親が書道の先生だったことから村上宗隆も幼い頃より書道を始め、高校3年生の時には読売学生書展で入賞も果たしました。

母親は料理上手で、村上宗隆も母親の手料理が大好物です。
子供の頃から愛情たっぷりの手料理で野球少年の体作りを支え、食事作法や挨拶も厳しく育ててくれました。

村上宗隆は今でも実家に帰省した際には必ず母親手作りの餃子を食べており、母の日には「育ててくれてありがとうという気持ち。いつもご飯をたくさん作ってくれますし、すごく感謝しています」と母親への感謝を語りました。

村上宗隆には兄と弟がおり、3人兄弟の次男として育ちました。
兄弟は全員が野球経験者で、村上宗隆はクラブチームで野球をしていた兄の影響で4歳の時からキャッチボールをしていたといいます。

兄の影響で物心つく前から野球に興味を持った村上宗隆は、幼稚園の頃には「プロ野球選手になりたい」と口にするようになりました。

村上宗隆の兄弟、兄の村上友幸は、1997年生まれの3歳年上で、「テイ・エステック」に在籍していた元社会人野球選手です。

「東海大熊本星翔高校」から「東海大学」を経て、2019年にテイ・エステックに入社。
野球部創部前は仕事をこなしながら自主練を重ね、2020年に創立した社会人野球部でプレーしていました。

2022年10月31日に自身のツイッターを通じて現役引退を表明し、「自分の力だけではここまで野球を続けてこれなかったです。周りの人達に本当にお世話になった野球人生でした！感謝しかないです！19年間野球ありがとう！」と感謝を綴りました。