名前：山本由伸（やまもと よしのぶ）
生年月日：1998年8月17日
出身地：岡山県備前市
身長：178cm

山本由伸は、パ・リーグ「オリックス・バファローズ」所属のプロ野球選手です。

2016年にドラフト会議でオリックス・バファローズから4巡目で指名されて入団し、プロデビューしました。

2021年に日本プロ野球史上8人目となる投手5冠を達成し、令和初の5冠達成投手に輝いています。
さらに翌2022年には日本プロ野球史上初となる2年連続の投手5冠を達成し、オリックスのエースおよび日本野球界の星として活躍しています。

ここではそんな山本由伸の学歴をまとめました。
少年時代から野球に励んできた山本由伸の出身小学校・中学・高校・大学の学校名と学生時代のエピソード、高校時代の活躍をお届けします。

山本由伸の学歴、小学校は岡山県備前市伊部にある公立小学校「備前市立伊部小学校」です。

備前市立伊部小学校は、古くから備前焼の里として知られている備前市伊部の豊かな自然の中にある小学校です。

山本由伸は小学校1年生の時に地元・岡山県備前市の少年野球チーム「伊部パワフルズ」で野球を始めました。

さらに小学校1年生から4年生までは野球と並行して水泳教室にも通い、幼いうちから体力や柔軟性を鍛えてきました。

山本由伸は現在、多彩な変化球を巧みに操る投手として高く評価されていますが、その基礎を築いたのは小学校時代です。

小学校時代からやわらかいボールやピンポン球を使って野球遊びをしていたようで、「球をこう回したらこっちに曲がるという感覚が何となく身についた」と語っています。

また、小学校時代は甲子園の高校野球をテレビ中継で視聴し、録画した放送をスロー再生で見てフォームや球の握り方を勉強していたといいます。

山本由伸の学歴、中学は岡山県備前市伊部にある公立中学校「備前市立備前中学校」です。

中学時代も野球に励み、中学3年生の時には「東岡山ボーイズ」の投手として全国大会にも出場しました。

山本由伸の学歴、高校は宮崎県都城市蓑原町にある私立高校「都城高校」です。

小学校・中学校と地元で野球を続けてきた山本由伸は、より野球に集中できる環境を求めて甲子園出場実績のある都城高校へ進学しました。

都城高校はかつては宮崎県内屈指の野球強豪校として知られ、70年代〜90年代にかけて夏の甲子園大会に8回出場しています。
1984年春には桑田真澄・清原和博からなる〝KKコンビ〟との激闘が繰り広げられたことでも知られています。

そのため同高校の卒業生にはプロ野球選手が多く、与那城隆・井上祐二・本村信吾・宮里太・中島良浩・田口竜二・田中幸雄・加世田美智久・福盛和男などを輩出しています。

山本由伸は都城高校へ進学後、1年生の時に本格的に投手としての練習を始めました。
投手の才能はすぐに開花し、2年春にはストレートで147km/hを記録、2年夏には高校時代の自身最速記録となる151km/hを計測しました。

2年夏の大会では決勝の鵬翔戦でノーヒットノーランを達成し、2年秋の宮崎大会では宮崎海洋戦で完全試合を記録するなど、都城高校の正真正銘のエースとして活躍しました。

3年夏の大会で宮崎商に敗れて高校野球にはピリオドが打たれたものの、大会初戦には20人以上のスカウトが山本由伸の視察に訪れるなど、プロ野球界からも大きな注目を浴びるほどの存在感を示しました。

その高校時代の活躍により、「九州産業大学付属 九州産業高校」の梅野雄吾、「福岡大学附属大濠高校」の浜地真澄、「れいめい高校」の太田龍と並び、〝九州四天王〟と呼ばれるほどの高い評価を受けました。

山本由伸の学歴は、大学には進学しておらず、最終学歴は高卒となります。

山本由伸は都城高校卒業後、2016年にNPBドラフト会議で「オリックス・バファローズ」から4巡目で指名されたことにより、高卒ルーキーでのプロ入団となりました。

都城高校からの日本プロ野球入りは長い間実績がなく、1994年のドラフト会議で横浜ベイスターズに指名され入団した福盛和男以来22年ぶりの快挙だったといいます。