藤浪晋太郎の病気はイップス?症状と原因まとめ
阪神タイガースで活躍した投手で、MLBオークランド・アスレチックスへの移籍が発表されたプロ野球選手・藤浪晋太郎。かつて藤浪晋太郎を苦しめた制球難はイップスだったのか、専門家の意見から見る病気と症状、その原因をお届けします。
藤浪晋太郎のプロフィール
名前:藤浪 晋太郎(ふじなみ しんたろう)
生年月日:1994年4月12日
出身地:大阪府堺市南区
身長:197cm
藤浪晋太郎は、元「阪神タイガース」の投手で、現在はメジャーリーグの「オークランド・アスレチックス」に所属するプロ野球選手です。
小学1年生の時に地元・大阪府堺市の少年野球チーム「竹城台少年野球部」で野球を始め、中学時代は「大阪泉北ボーイズ」に所属しました。
中学生にして最速142km/hを記録する速球を誇り、中学3年生の時には国際大会「AA世界野球選手権大会」の日本代表に選出されて世界を舞台に闘いました。
高校時代は春夏連覇、世界大会でも活躍
高校は野球名門の「大阪桐蔭高校」へ進学。高校2年春からエースとなり、3年春にはセンバツ優勝、夏には甲子園でも優勝し、史上7校目の春夏連覇を達成しました。
高校3年生の秋には国際大会「AAA世界野球選手権大会」に日本代表として出場し、大会を通じて活躍した選手が選出されるベストナイン「オールスターチーム」に選ばれました。
阪神タイガースからアスレチックスへ
2012年に国際野球連盟が選出する「18歳以下男子 年間最優秀選手」に選ばれる活躍を見せた藤浪晋太郎は、ドラフト会議で「阪神タイガース」「オリックス・バファローズ」「東京ヤクルトスワローズ」「千葉ロッテマリーンズ」の4球団から1巡目指名を受け、抽選の結果「阪神タイガース」に入団しました。
その後、2023年1月14日にメジャーリーグの「オークランド・アスレチックス」に移籍することが発表され、現在はメジャーリーガーとして活躍しています。
ここではそんな藤浪晋太郎をかつて苦しめた制球難についてまとめました。
制球難の原因はイップスだったのか、専門家の意見から見る病気と症状、病気の原因をお届けします。
藤浪晋太郎の病気はイップス?
藤浪晋太郎といえば、制球難により二軍に降格した経験が何度もあり、2016年シーズンからはその傾向が顕著に出たことから、イップスではないかと言われるようになりました。
2016年シーズンから制球難が目立つようになり、2017年には1試合で9四死球という大きな不調を見せ、ヤクルト戦で打者・畠山和洋選手の頭部付近への死球をきっかけに乱闘騒ぎに発展しています。
もともと荒れ球が特徴とされてきた藤浪晋太郎ですが、この時期からあまりにも制球難が目立つようになったことから、メディアやファンからも「イップスを発症したのではないか」という声があがりました。
藤浪晋太郎のイップスを指摘する声
藤浪晋太郎のイップス疑惑は野球の専門家からも指摘されています。
プロ野球OBは「年々制球が悪くなるのは心の問題では。メンタルトレーナーなどの専門家に相談すべき」とコメント。
心理カウンセラーでスポーツ選手のイップス治療を担当するメンタルトレーナーの阿部久美子も、藤浪晋太郎の制球難はイップスだと断言していました。
藤浪晋太郎のイップスの症状
そもそも「イップス」とはどんな病気なのでしょうか。
イップスとは、心の問題が身体にまで影響を及ぼす心理的症状で、プレッシャーやトラウマにより極度の緊張状態となった結果、無意識に身体が動かなくなり、普段通りのパフォーマンスを発揮できなくなる症状のことをいいます。
野球やゴルフなどのスポーツはもちろん、楽器演奏などでも発症することがあり、選手生命を絶たれることもある深刻な病気です。
イップスになるとどんな症状が出るのか
イップスを発症したスポーツ選手は、〝自分の腕がなくなる感覚〟〝指先に力が入らない〟〝足の踏ん張りが効かなくなる〟といった自覚症状を訴えるケースがあります。
例えば、頭では「スムーズなピッチングをする」と考え、その動きのイメージもできるものの、実際に動こうとすると身体が言うことを聞かず、無意識に別の動きをしてしまうことがイップスの症状です。
治療方法は確立されておらず、筋弛緩薬や抗不安薬などの薬物療法を行いながら、専門家のカウンセリングを受け、メンタル面の改善を行なっていくことになります。
藤浪晋太郎の制球難の原因はイップスではない
プロ野球OBやイップス治療の専門家が「藤浪晋太郎はイップスだ」とするのに対し、藤浪晋太郎の周囲の人達はイップスであることを否定し、藤浪晋太郎も自身がイップスではないことを明らかにしました。
阪神タイガースで臨時コーチを務め、藤浪晋太郎に直接指導していた山本昌は、「制球難の原因は、メンタル面ではなく技術面の問題」と指摘。
また、藤浪晋太郎本人も「技術的根拠がなくフィーリングだけで(投球を)やってきた」ことが制球難の原因であると言及しています。
制球難の原因はフォームの変化だった
藤浪晋太郎のイップス疑惑が様々な憶測を呼んだ後、周囲の人達や本人の証言により、制球難の原因が〝フォームの修正が上手くいかなかったこと〟だと明らかになりました。
藤浪晋太郎はプロ4年目の2016年に負け越しを許したことを反省し、「何かを変えなくては勝てない」と考えて理論の勉強やフォームの修正を始めました。
しかし全てが良い方向にはいかず、フォームの修正を行う中で本来のフォームを見失ってしまい、ボールに力が伝わるタイミングがわからなくなってしまったことを明かしています。
特に制球難が目立った2017年のシーズンオフには、本格的な動作解析を行なったことにより問題が明らかになり、疲労の蓄積や筋肉量の増大などが原因で体の使い方にズレが生じていることが判明しました。
結果的に制球難の原因は「体を正しく使うための技術不足」が最大の要因でした。
それからは専門家と共に身体機能の改善に努め、現在ではメジャーリーガーとして世界を舞台に活躍しています。
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