名前：上田 綺世（うえだ あやせ）
生年月日：1998年8月28日
出身地：茨城県水戸市
身長：182cm

上田綺世は、ベルギーのトップリーグであるジュピラー・プロ・リーグのサッカークラブ「サークル・ブルッヘ」所属のプロサッカー選手です。

Jリーグ「鹿島アントラーズ」を経て、現在は海外でプレーしながら、日本代表としても活躍しています。

2019年に日本代表に選出され、東京五輪世代で構成されたチームでコパ・アメリカに臨み、初戦の対チリ戦でスタメン出場して日本代表デビューを果たしました。

ユニバーシアードでも日本代表に選出され、ブラジル戦でハットトリックを決める大活躍を見せて話題になり、日本代表の優勝に大きく貢献しています。

2021年開催の東京オリンピック、2022年開催のカタールW杯も日本代表に選出されており、現在のサッカー日本代表を背負う存在として期待されています。

ここではそんな上田綺世の実家と家族をまとめました。
上田綺世が生まれ育った実家の場所と地元エピソード、父親・母親・兄弟など家族の情報をお届けします。

上田綺世は茨城県水戸市の出身で、実家も水戸市にあります。

実家ではサッカー好きの父親と共に過ごす時間が多かったようで、欧州主要リーグやワールドカップなどの大会があるたびに全試合を夢中で見ていたといいます。

実家で父親と一緒に海外サッカーを見ながらコミュニケーションを取り、社会人サッカー選手だった父親の指導を受けながら、サッカーの基礎を学んでいきました。

また、高校進学を機に実家を離れて寮生活を始めているので、上田綺世は10代半ばで親元を離れてサッカー漬けの生活を送っています。

上田綺世は幼稚園の時に父親の影響でサッカーを始めました。

小学校は実家からほど近い水戸市立吉田小学校に通い、小学1年生の時に同校を拠点に活動する少年サッカーチーム「吉田ヶ丘サッカースポーツ少年団」で本格的にサッカーを始めました。

小学5年生の時に「Malvaサッカースクール水戸校」に入って本格的にサッカーの技術を磨き、水戸市立第四中学校進学後は鹿島アントラーズのアカデミーに通い、トップチーム昇格を夢見てサッカーに励みました。

中学卒業後は鹿島学園高校に進学し、そのタイミングで実家を離れて寮生活を始め、高校でサッカー部の活動に専念する環境が整いました。

同高校のサッカー部は全校高校サッカー選手権大会でベスト4に輝いた経験があります。
技術を磨き続けた上田綺世は高校でフィジカルが完成され、インターハイと高校サッカー選手権でチームを県予選優勝に導く活躍を見せました。

高校卒業後は法政大学に進学してサッカー部に所属し、大学2年生の時に全日本大学サッカー選手権大会でチームの優勝に貢献。現役大学生にしてコパ・アメリカの日本代表に選出されるほどの選手へと成長しました。

これらの活躍により大学卒業後の上田綺世の進路について各クラブが争奪戦を繰り広げる中、2019年に鹿島アントラーズへの加入が内定。
これを機に上田綺世は大学のサッカー部を退部し、鹿島アントラーズへ入団しました。

ここからは上田綺世の家族についてお届けします。

上田綺世の家族構成は、判明しているだけでも父親・母親・姉・本人の4人家族で、兄弟は姉がいることがわかっています。

上田綺世の父親・上田晃（うえだ あきら）さんは、社会人チームでプレーしていたサッカー経験者です。

その父親の影響で上田綺世は幼稚園の時にサッカーを始めました。
きっかけは父親がゴールを決めた姿を見て感激したことで、のちに「父はプロではなかったが、サッカーが大好きで昔からやっていた。ゴールシーンを見てかっこいいと思いました」と語っています。

小学1年生の時には、社会人チームの試合に出場した父親がハットトリックを決め、チームを逆転勝ちに導いた景色を目の当たりにしました。

ピッチ上で父親とチームメイトが大喜びする姿を見て感動し、この時の光景が忘れられず、「自分も父親のように多くの点を取って周りを喜ばせるストライカーになりたい」と思うようになりました。

父親は上田綺世が所属していた少年サッカーチーム「吉田ヶ丘サッカースポーツ少年団」の監督を務め、親子二人三脚でサッカーに励むように。

実家では毎日のように海外サッカーの試合を観て、日常的にサッカーに関する話題で語り合い、自主練も一緒にしていたといいます。

父親の練習は厳しく、現役の社会人ストライカーだった父親から放たれるクロスボールはまるで弾丸のようでした。
上田綺世の体にはあちこちに傷や痣ができましたが、泥臭くボールに食らいつく父親の姿を見て育った上田綺世はそれでも練習にのめり込み、やがて各クラブが争奪戦を繰り広げるほどの名プレイヤーとなりました。

プロサッカー選手となった今でも父親の存在は大きく、鹿島アントラーズ時代にはかつて父親がつけていた背番号18を受け継ぎ、憧れの父親と同じナンバーを背負ってプレーしました。

上田綺世の母親は、上田綺世のサッカー人生を生活面でサポートしてくれた存在です。

高校進学を機に実家を離れて寮生活を始めた上田綺世ですが、母親が作ってくれるメンチカツが大好物で、実家に帰った時には必ずメンチカツを作ってもらっていたといいます。

サッカーの技術を磨いてくれた父親、生活面でサポートしてくれた母親に対し、上田綺世は「どんなときも夢を全力で支えてくれた両親に恩返ししないといけない」と語っていました。

上田綺世の兄弟は、姉がいることがわかっています。

ただ、姉に関して上田綺世自身が明かした情報はなく、父親や母親と違って兄弟エピソードも明かされていません。

今後どこかで上田綺世の兄弟情報が公表されることを期待したいですね。