名前：松尾 佑介（まつお ゆうすけ）
生年月日：1997年7月23日
出身地：埼玉県川口市
身長：170cm

松尾佑介は、ベルギーのトップリーグであるジュピラー・プロ・リーグのサッカーチーム「KVCウェステルロー」に所属するプロサッカー選手です。

2019年に横浜FCに加入してJリーグデビューし、2021年に浦和レッズへの移籍を経て、2023年よりKVCウェステルローに期限付き移籍しました。

幼い頃からサッカーを始め、現在は世界を舞台に活躍するサッカー選手となった松尾佑介について、ここでは学歴をまとめました。
出身小学校・中学・高校・大学の学校名、学生時代のエピソードをお届けします。

松尾佑介の学歴、小学校は埼玉県川口市戸塚東にある公立小学校「川口市立戸塚東小学校」です。

川口市立戸塚東小学校は松尾佑介以外にもサッカー選手を輩出しており、鹿島アントラーズに所属する元日本代表の安西幸輝は小学校時代の後輩です。

松尾佑介は小学校時代に「戸塚フットボールジュニアクラブ」でサッカーを始めました。

2010年に卒団したものの今でもチームは松尾佑介の活躍を応援しており、横浜FCへの加入が内定した際には公式ホームページを通じて「2010年卒団の松尾佑介君がJ2横浜FCに加入が内定しました。今後の活躍に期待して応援します」とコメントが発表されました。

松尾佑介の学歴、中学は埼玉県さいたま市大宮区にある公立中学校「さいたま市立桜木中学校」です。

松尾佑介は中学時代から浦和レッズのアカデミーに所属し、2010年から2012年までを浦和レッズジュニアユースで過ごしました。

浦和レッズのホームスタジアムである埼玉スタジアムは松尾佑介の思い出の地で、幼い頃から大好きだった浦和レッズを応援するために何度も足を運んできた場所です。
憧れの浦和レッズの下部組織に加入し、ジュニアユースでサッカーの実力を磨きました。

松尾佑介の学歴、高校は埼玉県さいたま市大宮区にある公立高校「さいたま市立大宮西高校」（現・さいたま市立大宮国際中等教育学校）です。

さいたま市立大宮西高校は、2019年から完全中高一貫6年制の教育を行う「さいたま市立大宮国際中等教育学校」となりました。
そのため松尾佑介の母校である大宮西高校は2020年に閉校しています。

大宮西高校は多くの有名人を輩出しており、音楽グループ「TRF」の村木千春、2人組音楽プロデューサー・トラックメイカー「CLARABELL」の鈴木昭彦・猪俣裕和、石田純一のモノマネで知られるお笑い芸人の小石田純一、お笑いトリオ「ななめ45°」の岡安章介が同校の卒業生です。

高校時代の松尾佑介は中学から引き続き浦和レッズの下部組織に所属し、2013年から2015年までを浦和レッズユースで過ごしました。

ジュニアユースから浦和レッズの下部組織で育ち、トップ昇格を夢見てユースでも技術を磨いてきた松尾佑介ですが、当時は実力不足としてトップ昇格は見送られました。

松尾佑介の学歴、大学は宮城県柴田郡柴田町に本部を置く私立大学「仙台大学」です。

仙台大学は1879年に創立され、1967年に大学が設置された私立大学で、2009年度までは北海道・東北地域で唯一の体育大学として知られていました。

体育学部を設置する体育大学とあってスポーツに力を入れており、大学創設と同時に発足した仙台大学サッカー部は、同大学の特別強化指定クラブに指定されています。

中学時代から浦和レッズの下部組織で育ち、ジュニアユース・ユースと浦和で過ごしてきた松尾佑介ですが、トップ昇格が見送られたことを機に地元の埼玉県を離れ、サッカー強豪の仙台大学に進学して大学でサッカーを続けました。

仙台大学に進学した松尾佑介は、進学と同時に仙台大学サッカー部に入部し、大学1年生の時からレギュラーに定着してプレーしてきました。

大学時代は左サイドハーフを務め、3年連続で全日本大学選手権に出場、2年連続で天皇杯に出場し、大学2年生の時には東北大学リーグで得点王を獲得しています。

さらに2年連続で東北選抜入りしてデンソーカップにも出場するなど輝かしい功績を残し、これらの活躍が横浜FCの目に留まったことで、現役大学生の時から3回ほど練習試合に呼ばれています。

大学4年生だった2019年6月に横浜FCへの加入が内定し、2020年から横浜FCでプレーすることが発表されました。

加入内定の時点で記者会見も行われ、宮城県柴田町にある仙台大学のキャンパスで記者会見に参加しています。

松尾佑介は会見で横浜FCの水色のユニホームを着用し、加入内定について「身が引き締まります。支えてくれた方々に感謝し、応援してくれるサポーターにひとつでも多く勝利を届けられるように努力したいです」と決意を語りました。

これにより仙台大学からプロサッカー選手が誕生したのは9年連続となり、松尾佑介をはじめ多くのプロサッカー選手を輩出する大学として一目置かれています。

その後、2019年6月21日に特別指定選手に承認され、同月29日にJ2第20節・ファジアーノ岡山戦でJリーグデビューを果たしました。