池松壮亮さんは、福岡県福岡市出身で、4人兄弟の6人家族です。兄妹は妹と弟がおり、お姉さんは元劇団四季の女優「池松日佳瑠」さんです。父親は地元の福岡で会社経営をされています。

池松壮亮さんの出身小学校は、福岡市立大池小学校です。子供の頃の池松壮亮さんの夢は野球選手になることだったそうです。元プロ野球選手、新庄剛志さんが立ち上げた少年野球チーム「長丘ファイターズ」に所属していました。1番バッターでポジションはセンターでした。

10歳の頃に、すでに子役で活動していたお姉さんの日佳瑠さんと一緒に劇団四季のミュージカル『ライオン・キング』の子役オーディションに挑戦します。そして見事に、池松壮亮さんはヤングシンバ役、日佳瑠さんはヤングナラ役に抜擢されることに。池松壮亮さんは、この頃野球に夢中で人前に出ることは苦手な少年でした。

しかし、母親から「野球カードを買ってあげる」という提案からオーディションを受けたそうです。これをきっかけにお姉さんと一緒に劇団ひまわりの系列事務所に所属し子役活動をスタートさせます。

池松壮亮さんの出身中学は、福岡市立野間中学校です。池松壮亮さんは、2003年にハリウッド映画『ラスト サムライ』で映画初出演。主演のトム・クルーズさんが演じる主人公と心を通わす少年「飛源」役を演じています。そして、この演技が評価され第30回サターン賞で若手俳優賞にノミネートされました。

2005年公開の『鉄人28号』では、応募者1万人以上の中から主人公「金田正太郎役」に選出され、映画初主演を果たします。俳優活動に忙しっかった池松壮亮さんですが、学校生活では野球部に所属し勉強とスポーツ、そして俳優業と両立されていたそうです。

中学を卒業した池松壮亮さんは、福岡大学附属大濠高校に進学します。この学校の偏差値は70とかなり学力の高い高校です。池松壮亮さんは、仕事をしながらも受験勉強もしていたということですね。

高校時代池松壮亮さんは、小学生から続けていた硬式野球は俳優活動との両立が難しいということで、軟式野球部に所属し副キャプテンを務めていました。俳優の活動は、この時期池松壮亮さんは、学業を優先するために単発でドラマに多く出演していましたが、高校3年生の時に映画「DIVE!!」で主演の富士谷要一役を務めています。

学校もあったために、仕事があるごとに上京する生活は大変だったと思います。ここでの経験が、池松壮亮さんが東京の大学に進学するきっかけになったとお話されていました。

池松壮亮さんは、日本大学藝術学部映画学科監督コースに入学し卒業しています。日本大学藝術学部は「日藝」とも呼ばれ、学部創立100年以上の歴史がある大学です。

日本国内初の芸術総合学部として、多くの著名人を輩出しています。2011年には、最新鋭の設備をそろえた校舎が完成し、プロが扱う写真・映画・放送の各種スタジオ等で学べる環境が整えられています。

この大学の出身者には、各界で活躍する著名人が多いために大学は独自の『日藝賞』を創設。

日藝出身者の中からその年に最も活躍した人物を、在学生などからの投票で決定し受賞者の中には脚本家の三谷幸喜さんや、俳優の真田広之さんがいます。

池松壮亮さんはインタビューで、大学にはほとんど通っていなかったとお話しています学校に行く途中で映画館に入り、手当たり次第に映画見る。喫茶店にふらっと入り、そのまま考え込んで一日過ごす。

といった毎日だったそうです。大学に入っても俳優業は継続していて、上京をきっかけに活躍の場が広がりました。のちに、池松壮亮さんは第10回の日藝賞を受賞。

2022年には大学100周年を記念して制作された「日藝100周年記念動画」で、主演を務めています。大学で映画監督の勉強をし、監督を務めた卒業制作の『灯火』は、2015年に下北沢トリウッドでも上映されています。

勉強もできる池松壮亮さんの英語力の高さも注目されています。2022年に出演した中国映画ではみごとにセリフを英語で話しています。また、過去にはAmazonのオリジナルドラマ「モダン・ラブ」に出演しここでも堪能な英語を披露しました。いつから英語の勉強をしていたのかはわかりませんでしたが、きれいな発音で自然に演じる池松壮亮さんが素敵でした。

今回は池松壮亮さんの学歴や英語力・出身大学・高校・中学・小学校をまとめて紹介しました。

池松壮亮さんの存在感のある演技、そしてこれから上映される『シン・仮面ライダー』の池松壮亮さんを見るのも楽しみですね。