千賀滉大さんは愛知県蒲郡市出身です。父親が岩城滉一のファンだったので「滉」の字を使い「滉大」と命名されました。

小学校2年生の頃に少年野球チームに所属をしていました。中学校時代には軟式野球部に所属して野球に励んでいました。

現在ピッチャーの千賀滉大さんは当時三塁手としてプレーしていました。高校へ進学し引き続き軟式野球部へ入部します。本人は経験のある内野手を希望していましたが当時の監督の意向でピッチャーへ転向しました。

「キャッチボールをしているのを見た段階です。ボールの伸びが野手の球ではなかったんです。これは投手の球だなと思いました。」と監督はのちに語っています。ピッチャーへ転向した千賀滉大さんは1年生のころから公式戦に登板をしていました。

2、3年生のときは抱えていた膝痛のため公式戦には登板しませんでした。3年生の夏の県予選の2回戦でプロ3～4球団のスカウトが見ている中で愛知商業に7-5で勝利、3回戦の岡崎商業とは1-7で敗退しました。

2010年の育成ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスからの4巡目の指名を受け、育成で入団をしました。

2011年に福岡ソフトバンクホークスの練習が始まりました。しかし高校の時から抱えていた膝痛で練習不足の千賀滉大さんは三軍練習では練習メニューの半分も走れませんでした。

そんな千賀滉大さんを見て、三軍コーチの倉野信次さんからマンツーマンで指導を受け身体を鍛えると、高校時代最速144km/hだった球速が150km/hを記録しました。ルーキーイヤーとしてのウエスタン・リーグ公式戦には登板はありませんでしたがフェニックス・リーグでは中継ぎとして4試合に登板し3回1/3を無安打無失点と好投しました。同年最終的には球速が152km/hまで伸びました。

2012年の春季キャンプの終盤に一軍へ抜擢されましたが、オープン戦で登板しましたが2月26日の広島東洋カープ戦で1回4安打3失点と苦い結果になりました。

その後3月9日の読売ジャイアンツ戦で左足首をひねり、緊急降板となりました。その後二軍で開幕を迎えます。

ウエスタン・リーグで4試合先発として登板し防御率1.50と結果を残し4月23日に支配下登録となりました。当時の年俸は推定440万円で背番号は「21」となりました。同年5月11日の千葉ロッテマリーンズ戦で一軍として先発投手となるが4失点（自責点2点）となり黒星を喫しました。

その後7月25日に一軍へ昇格しましたが登板機会がなく7月27日に登録抹消になりました。
ウエスタン・リーグでは21試合の登板で7勝3敗、防御率1.33と好成績を収め、ウエスタン・リーグでの最優秀防御率に輝きました。

その年の秋に右肩を痛め、秋季キャンプやプエルトリコのウインターリーグは断念しましたが、オフの間に210万円増となる推定年俸650万円で契約更改をしました。

2013年に岩嵜翔と交換する形で背番号を「21」から「41」へ変更しました。
投球フォームの改良へ積極的に取り組み自主トレに励み開幕ローテーション入りを目指していましたが登板予定を発熱で果たせなかったため即二軍へ落ちました。

3月10日へ一軍へ復帰し中継ぎとして自身初の開幕一軍入りを果たします。5月12日の埼玉西武ライオンズ戦でプロで初勝利を挙げました。6月26日の日本ハムファイターズ戦では初めてクローザーとして起用され、9回裏を三者凡退に抑えましたが10回で自責点0でサヨナラ負けとなりました。契約更改では2650万円増となる推定年俸3300万円でサインをしました。本人は来季より先発への転向を直訴しました。
2017年には第4回WBCの日本代表へ選出されました。

育成ドラフト出身では史上2人目となるWBC代表入りとなりました。
2022年12月にニューヨーク・メッツと5年契約を結び、育成ドラフト出身初のメジャー・リーガーとなりました。

千賀滉大さんの小学校の詳細な情報は見当たりませんでした。
しかし少年野球チームが2年生からは「三谷東若葉」、4年生からは「北部サニーボーイズ」に所属していました。」

地元は愛知県蒲郡市とあるので地元の少年野球チームで転籍したということのようですね。この頃は内野手としてプレーしていました。

千賀滉大さんの出身中学校は愛知県蒲郡市の蒲郡市立中部中学校です。

中学校時代も軟式野球部に所属して内野手としてプレーをしていました。投手としてプレーしたい気持ちはありましたが、成長痛のため身体が思うように動かず諦めていたそうです。当時千賀滉大さんは中学1年生から3年生までで身長が20cm以上伸びたそうです。20cm以上も伸びたら身体が思うように動かなくなってしまい投手を目指せなかったのも頷けますね。

千賀滉大さんの出身高校は愛知県の愛知県立蒲郡高等学校です。特に野球の名門や強豪校ではないそうです。特に部活で選んだわけではなく、地元の高校へ進学したようです。

千賀滉大さんは高校に入学後、野球をしっかり続けるつもりはなかったようで「入学当初、実は野球に対するやる気はそんなにありませんでした。野球部の練習を見学に行って、そのまま流れで一応入部したという感じです。」と語っています。

本人も経験のある内野手としてプレーできればいいとしか思っていなかったそうです。しかし監督の金子博志さんが千賀滉大さんの投手としての素質を見抜き、その後世界で活躍する選手となるのでした。

千賀滉大さんは高校卒業後福岡ソフトバンクホークスへ入団しているため、大学へは進学していません。