名前：橋田康（はしだ やすし）
生年月日：1985年9月18日
出身地：東京都立川市
血液型：O型

橋田康は、1998年にジャニーズ事務所に入所した元ジャニーズJr.で、ジャニーズ退所後は舞台俳優・ダンサー・振付師として活動しています。

2014年には松下優也主演の舞台「タンブリング」にダンサーとして出演し、2021年にはミュージカル「王家の紋章」にアンサンブルとして出演しました。

2023年3月31日に芸能事務所「PROF entertainment」を設立し、自身が代表を務めながら演者としても活動中です。

橋田康は1998年にジャニーズ事務所に入所した元ジャニーズJr.です。

2023年5月18日号の「週刊文春」にて、ジャニーズJr.として活動していた中学1年生の頃にジャニー喜多川から性加害を受けていたことを告発しました。

2023年5月16日に国会で行われた「性被害・児童虐待ヒアリング」の場に元ジャニーズJr.の岡本カウアンと共に出席したことでも話題になりました。

橋田康とジャニー喜多川の出会いは、1998年に行われたオーディションの2次審査でした。

オーディションに合格した橋田康はジャニーズJr.としての活動を開始し、先輩のバックダンサーとしてステージに立ちます。

橋田康は当時を振り返って「まだ名前を覚えてもらえない時期に、橋田と呼んでくれました。すごく嬉しかったです」とジャニー喜多川との思い出を語りました。

橋田康がジャニーズに入所した翌年の1999年、地方公演を終えて他のジュニアとホテルに泊まっていたところ、深夜に突然ドアが開き、ジャニー喜多川がベッドに潜り込んでマッサージをしてきたといいます。

橋田康は翌日、ジャニー喜多川に呼ばれて1万円を手渡されました。

起こった出来事にショックを受けつつも橋田康はそのままジャニーズ事務所に在籍を続けましたが、2002年頃から仕事が減り、高校卒業の時期だったこともあってジャニーズ事務所を退所しました。

橋田康の入所日は1998年4月26日です。

現在ジャニーズ事務所に籍を置いているタレントで、同年入所の同期と呼べるメンバーは以下の通りです。

名前（グループ）：入所日
長谷川純：1998/05/02
五関晃一（A.B.C-Z）：1998/06/20
松崎祐介（ふぉ〜ゆ〜）：1998/06/20
辰巳雄大（ふぉ〜ゆ〜）：1998/06/20
上田竜也（KAT-TUN）：1998/06/22
中丸雄一（KAT-TUN）：1998/11/08
亀梨和也（KAT-TUN）：1998/11/08
増田貴久（NEWS）：1998/11/08
越岡裕貴（ふぉ〜ゆ〜）：1998/11/08
塚田僚一（A.B.C-Z）：1998/11/08
藤ヶ谷太輔（Kis-My-Ft2）：1998/11/08

ジャニーズ事務所では、同じオーディションを受けた同日入所のジュニアを同期と言うことが多く、数日でも早く入所していれば先輩となります。

ただ、橋田康と完全に同期のジャニーズはすでに事務所には残っていません。

俳優として活躍する長谷川純、KAT-TUNやNEWSのメンバーも同年入所という点では同期となりますが、厳密には4月に入所した橋田康が一番の先輩ということになります。

ここからは橋田康がジュニア時代に所属していたユニットについてお届けします。

橋田康のジュニア時代の所属ユニット、1つ目は「B.B.D」です。
グループ名は「Best Beat Dancing」や「Bad Boys Dancing」の略で、2000年5月に結成されました。

結成メンバーには「KAT-TUN」の上田竜也と中丸雄一、良知真次、石田友一、佐藤崇、後に「Question?」のメンバーとなった野田優也、そして橋田康がいました。

その後、赤西仁、亀梨和也、田中聖、田口淳之介など後に「KAT-TUN」となるメンバーが加入し、後に「ふぉ〜ゆ〜」となる松崎祐介や福田悠太なども加入しましたが、メンバーの増減を繰り返した後、ほとんどのメンバーは「M.A.D」へと異動しました。

橋田康は「B.B.D」の主力メンバーとして中丸雄一、上田竜也、伊藤達哉らと「Jr.名鑑」にも掲載されましたが、その後「M.A.D」へと異動しました。

橋田康のジュニア時代のユニット、2つ目は「M.A.D」です。

M.A.D.は先輩ユニット「MA」の二軍として結成されたユニットで、主に舞台やコンサートで先輩のバックダンサーを担当していました。

グループ名は「Musical Academy Dancing」の略で、読み方は「エム・エー・ディー」ですが、ファンからは「マド」や「窓」の通称で呼ばれていました。

「M.A.D」の活動期間は、2000年5月〜2011年3月と長いものの、メンバーが非常に流動的なユニットだったことで知られています。

往年のジュニアファンから現在のジュニアファンまで広く知られているメンバーだけを挙げるとすれば、「KAT-TUN」の赤西仁・中丸雄一・上田竜也も「M.A.D」で活動していた時期があります。

他には「ふぉ〜ゆ〜」の越岡裕貴、松崎祐介、福田悠太、辰巳雄大、そして武内幸太朗や加藤幸宏もいました。

さらに、江田剛、川村陵、前田紘利T.J.、松本幸大、山本亮太、林翔太、池田優などもジャニーズファンであれば知っている名前でしょう。

また、「B.B.D」時代から一緒の伊藤達哉、良知真次、石田友一、野田優也などもメンバーでした。

他にも多くのジュニアが「M.A.D」に参加しては消え、参加しては消えと、流動的なユニットとして活動してきました。

そのため同じユニットに所属していても一緒に活動した事がないメンバーも多く存在し、橋田康が別ユニットを結成した2002年以降に「M.A.D」加入したメンバーは、橋田康と共に活動することはありませんでした。

最終的に「M.A.D」のメンバーは、「4U.（後のふぉ〜ゆ〜）」「They武道」「MADE」「MAD」と新たなユニットを結成することになり、大所帯ユニットとしての「M.A.D.」は活動を終了しました。

橋田康のジュニア時代のユニット、3つ目は「HisH」です。

2002年秋に結成された「HisH」は「エイチ・イズ・エイチ」と読み、ダンスに定評のあるジュニアが選抜されて4人組ユニットとして結成されました。

メンバーは萩原幸人、島田直樹、石田友一、橋田康で、リーダーは「少年隊」の東山紀之の提案によりじゃんけんで萩原幸人に決まりました。

少年隊が座長を務めていた人気舞台「PLAYZONE」に出演したことがあり、2003年の青山劇場「PLAYZONE’03 Vacation」にユニットとして出演しました。