名前：山川 穂高（やまかわ ほたか）
生年月日：1991年11月23日
出身地：沖縄県那覇市
身長：176cm

山川穂高は、埼玉西武ライオンズ所属のプロ野球選手です。

沖縄県那覇市出身で、小学生の時に地元の少年野球チーム「首里マリナーズ」で野球を始めました。

富士大学時代は打点王や指名打者ベストナインを獲得し、日米大学野球選手権大会やアジア野球選手権大会の日本代表に選出される活躍を見せました。

2013年のドラフト会議で埼玉西武ライオンズに入団し、一軍入りを果たしてからは複数回のMVP獲得、オールスターゲーム出場およびベストナイン受賞、パ・リーグ最優秀選手に選出されるなど、数々の功績を残しています。

2023年には侍ジャパンに選出され、日本代表としてWBCに出場。2打点を挙げて日本代表の優勝に貢献しました。

ここではそんな山川穂高の実家と家族をまとめました。
生まれ育った実家の場所と地元エピソード、父親・母親・兄弟など家族の情報をお届けします。

山川穂高は沖縄県那覇市の出身で、幼少期を過ごした実家は沖縄県のシンボル・首里城の近くです。

10歳の時に野球を始めて地元の少年野球チーム「首里マリナーズ」に入り、中学時代は学校の部活ではなく硬式野球チーム「SOLA沖縄」で野球の腕を磨きました。

2023年にWBC日本代表に選ばれた際には、沖縄県出身者として初のWBC代表となったことでも話題に。

山川穂高の地元愛は強く、試合での登場曲にオリオンビールのCM曲を使用したり、火災により首里城が消失した際には再建費として500万円を寄付するなど、生まれ育った沖縄への愛をアピールしていました。

ここからは山川穂高の家族についてお届けします。

山川穂高は母親と二人きりの母子家庭で、父親・兄弟はいません。

山川穂高が生まれてすぐに両親が離婚しており、父親とはほとんど一緒に暮らさずに育ちました。

プロ野球選手となった現在も父親についてのエピソードを語ることがほぼないため、幼少期に離婚して以降は会う機会がなかったのではないかと考えられます。

そのため山川穂高の父親がどんな人物なのかはわかっておらず、名前や経歴はもちろん、性格や親子の思い出なども不明でした。

山川穂高の母親・山川喜美代さん。
母親は地元・沖縄県の団体で総務や経理などの仕事をしていることが判明しています。

幼少期から母子二人の母子家庭で育った山川穂高は、女手一つで育ててくれた母親に並々ならぬ感謝の思いを抱いており、度々母親とのエピソードを披露しては感謝の言葉を述べています。

ここからは、山川穂高と母親のお互いへの愛情がわかる家族エピソードをお届けします。

プロ野球選手を目指して野球を続けていた頃、母子家庭で家計は苦しかったという山川穂高。
それでも今のパワフルな体型を作った要因として「裕福ではなかったけれど、母親が自分の分の食事まで僕にくれていた」といった旨のエピソードを語っていました。

ドラフト会議で西武に指名され、晴れてプロ野球選手となった際には、契約金の使い道として「女手一つで育ててくれた母親に、車を買ってあげたい」と語り、常に母親への感謝を持っていることがわかりました。

山川穂高は自身の母親の性格について、野球漫画「巨人の星」の明子姉ちゃんのようだと語っています。
健気な性格で、家族に振り回されながらも成功を祈り、陰からそっと見守ってくれるところが似ているようです。

実際に母親はメディアからの取材依頼を全て断るなど陰に徹しており、母親本人が表舞台に出てきたことはありません。

山川穂高が所属していた少年野球チーム「首里マリナーズ」のチームメイトの母親も、山川穂高の母親の印象について「いつもニコニコしていて、余計な口出しはせず、控えめな人」と語っています。

控えめな性格の一方で、息子の〝プロ野球選手になりたい〟という夢を信じ、チームの父母会で「息子がプロ野球選手になりたいと言うので、全力で応援したいんです」と語ったことがあるなど、芯の強さや息子を思う強い気持ちが印象的だったことも語られていました。

母子家庭で家計を支えるため忙しく仕事をしていた母親ですが、プロ野球選手を夢見る息子を全力で支え、試合の応援や送迎にも積極的に参加し、懸命に息子の野球人生を支えていたようです。

山川穂高が通っていた保育園の園長によると、母親は子供の自立性を大事にする人だったことが明かされています。

例えば、保育園に通う年齢の子供はまだ靴を履くことも簡単にはできず、時間がかかってしまうものです。
夕食の支度など時間に追われる母親はさっさと手を貸して靴を履かせたり、抱きかかえるようにして帰ってしまうものですが、山川穂高の母親は息子が靴を履こうとしている姿を何も言わずに見守り、自分でできるまでずっと待っていたのだといいます。

急かすことも怒ることもなく、ただじっと待つ姿は本当に星明子のようで、そんな姿が印象的だったと園長は語りました。