糸井嘉男さんのプロ野球選手時代は、外野手を務め右投左打。

現在は、YouTuber、野球解説者、野球評論家として活躍しています。

2023年からは、阪神タイガースの｢Special Ambassador｣を務めています。

糸井嘉男さんは、プロ入りした後に投手からの野手コンバートに成功した選手の代表です。

野手に転向した後は、日本を代表する所謂5ツールプレイヤーとなりました。

ベンチプレスでは150kgを挙げるほどの怪力選手で有名でしたが、糸井嘉男さんはプロ野球に入る前から筋肉質だったわけではなく、大学時代は細身だったそうです。

野手に転向したときに、糸井嘉男さんはバットが重く感じ、ウエイトトレーニングを始めそこから筋トレにはまっていきました。

糸井嘉男さんは、ウエイトトレーニングをスタートしてから1ヶ月で今まで着ていたスーツのサイズが合わなくなるほどに筋肉が増量。

この頃は、野球とは関係ないウエイトトレーニングをしていたこともあるとお話されています。

現役の野球選手に、自分のトレーニングはおすすめしない、ともいうほど筋肉を大きくすることに特化していたようですね。

糸井嘉男さんがプロ野球選手になりたいと思ったきっかけは、小学3年生の夏休みに家族で初めて甲子園球場で野球を観戦したときです。

このとき、阪神の真弓明信選手が特大アーチのホームランを打ったのを見てプロ野球選手になりたいと思ったそうです。

糸井嘉男さんの進学した中学には、硬式野球部ではなかったため旧岩滝町の橋立中学校の軟式野球部に所属。

天然キャラと今でも言われている糸井嘉男さんのエピソードがあります。

糸井嘉男さんが中学3年生の、府大会出場をかけた大切な試合の日。

チームのエースだった糸井嘉男さんですが、試合前の練習中にベンチに座り休憩していました。

そのことで、顧問の先生から「帰れ!」と怒られ、糸井嘉男さんは本当に帰宅。

自宅は、学校の目の前だったため糸井嘉男さんは練習が終わり、試合会場に向かうチームのバスに向かって、自宅の二階から「頑張ってこいよ〜!」と手を振っていたそうです。

エースが不在なチームは、当然負けてしまいます。

糸井嘉男さんもこの試合に出場できず、府大会にも出場できなかったために私立強豪校からの誘いを受けることができませんでした。

高校、大学と進学をし野球を続けていた糸井嘉男さんは2003年11月プロ野球ドラフト会議で北海道日本ハムファイターズに自由獲得枠で入団。

契約金1億円、年俸1500万円で、背番号は26となりました。

その後、阪神タイガースでも活躍しプロ野球引退後の2023年からは毎日放送・北海道テレビの野球解説者、デイリースポーツの野球評論家を務めています。

糸井嘉男さんの身長は、188cmと公開されています。

筋肉が大きいのであまり高身長に見えないですが、男性の中でもかなり大きい方になりますね。

現役引退後の糸井嘉男さんの現在の体重は、88kg。

体脂肪率は、8％だそうです。

糸井嘉男さんは、現役のころから筋肉を大きくするためのトレーニングを始めていました。

糸井嘉男さん本人も、自分の大胸筋には自信があるようです。

メジャーリーグへ進む思いを断念したときに、「この思いは大っきな大胸筋にしまっておきます」と、糸井嘉男さんらしい独特の表現をして天然キャラを発揮していました。

糸井嘉男さんの筋トレは決しで無駄ではなく、鍛えられた広背筋はスイングに影響していきます。

鋭いスイングをするためには、広背筋の力が絶対的に必要なのです。

腕・肩の筋肉も大きく、上半身の筋肉はパーフェクトでしょう。

さらに糸井嘉男さんは、35歳で盗塁王にも輝くほどの脚力の持ち主です。

筋力にプラスして俊敏さも兼ね備えているのですね。

糸井嘉男さんが所属していた阪神タイガースでは、当時の監督金本氏も大の筋トレ好きということもあり若手選手にはスクワットの重量ノルマを課していたそうです。

つらい筋トレを指示されてトレーニングに励んでいた選手が多くいるなか、糸井嘉男さんにはノルマが与えられるのではなく、逆に筋トレ禁止令が出ていました。

野球選手にとって大きすぎる筋肉は運動の妨げになってしまうので、大きくし過ぎることもよくないのですね。

糸井嘉男さんのトレーニングは、過去に自主トレで、大阪の高級ジム「ReXeR（レクサー）」でのトレーニングを公開しています。

このジムでは、日本トップフィジーカーの石井選手と一緒にトレーニングを行っていました。

また、パーソナルトレーナーの石井氏の指導の下で胸のトレーニングを実施していました。

チェストプレスは100キロでトレーニングをするそうです。

バッティングに必要な広背筋のトレーニングについては、「Tバーロウ」を実施していました。

バーベルを使ってトレーニングすることで、広背筋の収縮を効果的に刺激することができます。

大きな筋肉は目立つ上腕二頭筋は、「アームカール」をダンベルで実施していました。

このときのダンベルの重さは、それほど重い物を使わないで刺激をしっかり入れることを意識してトレーニングをしています。