富栄ドラムさんは、元大相撲力士で、現役当時の四股名は富栄（とみさかえ）。

伊勢ヶ濱部屋に所属していました。

富栄ドラムさんは、神戸市立雲雀丘中学校1年生のときから柔道を始め、神戸市の大会で優勝するなど才能を発揮。

中学3年生のときに当時の校長先生から「寿司をおなかいっぱい食べさせてあげる」と言われ神戸市の相撲大会に出場しました。

そこで、相撲初めてにも関わらず準優勝。

この会場で観覧していた9代伊勢ヶ濱にスカウトされ、入門を決めています。

2008年3月場所で初土俵を踏み、初土俵同期は琴勇輝、希善龍です。

前相撲と翌5月場所までは、本名の冨田で出場していましたが、同年7月から四股名を富栄としています。

2015年3月場所、三段目に於いて、入門後15連勝をしていた佐藤（のちの貴景勝）に押し出しで勝利し、初黒星を付け注目されました。

また、日馬富士の関脇時代から引退するまでの間、付け人を務めています。

2018年11月場所で、自己最高位の東幕下6枚目まで昇進。

その後も幕下30枚目以上でしたが、これまで富栄ドラムさんを一番に応援してくれていた姉が他界。

姉の死によるショックと怪我により、2020年9月場所から連続で休場となってしまいます。

お姉さんが亡くなった原因などは、わかりませんでしたがお姉さんは喘息の持病を持っていたという話もあり、ちょうど亡くなられて時期はコロナの感染が爆発していた時期でもあります。

その後、2021年3月場所を持って引退し、その後はユーチューバーに転身しています。

2023年2月、ドラム役で出演が決まっていた『VIVANT』の撮影前に「姓名判断をしたら富栄龍太郎より良かった」として、芸名を富栄ドラムに改名。

富栄ドラムさんが中学を卒業して、力士として入門した当時の身長は168㎝です。

力士としては、小柄な身長です。

現在も公式プロフィールによると168㎝となっているので当時から身長は伸びていないようです。

富栄ドラムさんの力士入門当時の体重は、87㎏と100㎏を下回っています。

力士として活躍したときには、122㎏まで増えています。

現在の体重は、110kgなので現役時代よりは少し減量しているようですね。

この体重の減量は、ドラマ「VIVANT」の撮影で中富栄ドラムさんのTwitterで体重が12kg痩せたと投稿していました。

撮影場所であったモンゴルで、痩せたそうでモンゴルの食事は肉系が多いそうなのですが、12kgも痩せるということは、それほど撮影がハードだったのではないでしょうか。

富栄ドラムさんの体格から想像できないくらいの運動神経に注目が集まっています。

富栄ドラムさんのYouTubeチャンネルで、その驚異的な身体能力を披露し動画がバスっていると言われています。

現在、出演している「VIVANT」のオーディションでも元力士です、と自己紹介しバク転を披露したそうです。

そして、監督の福澤克雄さんが「あいつがドラムだ」と合格を勝ち取りました。

また、身体能力の高さが注目されている富栄ドラムさんですが、これほどの身体能力を持ってしても最高位が幕下6枚目という、相撲界のすごさにも注目が集まっていました。

富栄ドラムさんの自身のYouTubeチャンネルで2年前に公開したバク転動画。

公園のような場所で、富栄ドラムさんがバク転を10回連続で披露しています。

この時の富栄ドラムさんの体重は120㎏。

120㎏の巨体の男性がバク転を連続10回決めるショート動画は、現在再生回数2億回以上となっています。

力士の現役時代から、富栄ドラムさんはバク転を得意としていたようで、日本相撲協会講師のTwitterでも、富栄ドラムさんがバク転をする様子は投稿されています。

しかし、富栄ドラムさんは体操などを習ったことはないようです。

まさに、身体能力の高さが伺えますね。