2020年1月に三遠ネオフェニックスに特別指定選手として加入しました。
18歳8ヶ月23日で、B1史上最年少出場及び史上最年少得点の記録を更新しました。

2020年、2021年横浜ビー・コルセアーズ に特別指定選手としての入団が発表されました。

2022年には第19回アジア競技大会の男子日本代表候補選手に招集されました。

2022年3月横浜ビー・コルセアーズと特別指定選手契約の2021-22シーズン終了までの延長と2022-23シーズンのプロ契約締結を発表しました。

プロ1年目となるオールスターに史上最年少の21歳で初選出され、ファン投票でも過去最多となる17万7084票を獲得。

さらにＢリーグ公式が主催するバレンタイン企画の『B.LEAGUE モテ男No.1決定戦』でも、見事一位の座を獲得しました。

2017年高校1年生でFIBA U16アジア選手権出場
2018年高校2年でFIBA U18アジア選手権に出場。

2022年ワールドカップアジア予選の台湾戦でA代表デビューを果たします。

2022年FIBA男子アジアカップ日本代表に選出。

2023年8月FIBA ワールドカップ日本代表メンバーに最年少として選出。
特に日本中に河村勇輝さん名を轟かせた第2戦フィンランド戦では、一時16点差をつけられる敗戦濃厚の中、3ポイント4本含む25得点9アシストの大活躍で日本の逆転勝利に貢献をしました。

これを機に日本に「河村劇場」が開幕したと言われています。

河村勇輝さんの出身小学校は山口県柳井市立新庄小学校が有力です。

家族構成は両親と姉2人の5人家族です。（3人きょうだいの末っ子）
両親はこれまで進路に迷った際にも常にアドバイスをくれましたが、河村勇輝さんの自主性も大切にしてくれるそうです。

また子供の頃から勉強もするように言われて育っていたようです。
バスケットボール選手だった父親の影響で、6歳の時にバスケットボールをはじめました。

「小さい頃、親が家の庭にリングをつけてくれたんです。でもそれは、本格的にバスケにやらせるという感じじゃなくて、ただ遊ばせるためのものです。そこでボールをポンポン投げてよく遊んでいましたね。そこから小学2年生の時に地元のミニバスチームに入って、本格的に始めたという感じです。」とインタビューで話していまします。

当時は勝ち負けにこだわることなく、とにかくバスケットボールを楽しんでおり、どんどんのめり込んでいったようです。

そして、小学6年生の時には全国優勝を果たしました。

河村勇輝さんの出身中学校は福岡県柳井市立柳井中学校です。
中学時代もバスケットボール部に在籍して、競技に打ち込んでいました。
中学1年生からレギュラーになる実力の持ち主でした。
ちなみに当時のこの中学校のバスケットボール部の監督は河村勇輝さんの父親が務めていました。

また入学した当時のこの中学校のバスケットボール部はさほど強くはなく、県大会でも1、2勝レベルでした。

しかし、中学2年の夏には山口県大会の決勝まで勝ち上がり、自身初の中国大会に出場し翌年の中学3年の頃には全中ベスト16に進出し、チームに大きく貢献しました。

中学生の時の文集には将来「プロの選手になって富樫勇樹選手のようになりたい」と書いていました。

なお、河村勇輝さんは中学時代も塾に通って勉強も頑張っていました。
高校はバスケットボールの強豪校ではなく、進学校に進むつもりでした。

「部活動で日本一になることでなく、バスケと勉強を両立することが目標でした。姉たちが通う地元の進学校に入って教育系の国立大学に進学して、体育の先生になりたいと思っていたんです」と語っておりました。

しかし、全中決勝トーナメントの試合を観ていた福岡第一高校の監督の目に留まり、入学を決めました。

河村勇輝さんの出身中学校は福岡第一高等学校です。
この高校は1956年開校の私立高校で、スポーツが非常に盛んなことで知られています。

特にバスケットボール部は全国大会の常連校です。
河村勇輝さんは、中学生の時と同じで1年生からレギュラーでした。
1年生の時から全国高等学校バスケットボール選手権大会に出場して、司令塔に抜擢されています。

しかし、準決勝で福岡大学附属大濠高校に敗れて4位に終わっています。
その試合でスリーポイントシュートをすべて外した河村勇輝さんは、「自分のせいで負けさせてしまいました」と述べています。

この悔しさをばねに練習を重ねると、高校2、3年の全国高等学校バスケットボール選手権大会連覇を果たしています。

自身も2年生で唯一大会ベスト5に選出された。
高校3年生の時には、キャプテンとしてインターハイ優勝、全国高等学校バスケットボール選手権大会連覇の２冠を達成。
名実ともに高校バスケ界をリードする存在となりました。

「うれしい思い出、悔しい思い出、全てが僕を成長させてくれた大きな大会」とインタビューで答えていました。
また年代別の日本代表にも選出されています。

河村勇輝さんの出身大学は東海大学体育学部です。
当時の身体では将来の夢であるBリーグの舞台で活躍することや日本代表のポイントガードになることは難しいと感じていたようです。

そのため高校卒業後にプロの道に進むよりも大学に進学することの方が、メリットが大きいと思い大学進学という選択肢をとったとのことです。

大学入学と同時期に新型コロナウイルスの影響による自粛期間に入っており、大学は休校したためチームが集まっての練習も禁じられていました。

一定期間実家に帰っていますが、このような状況の中でも自身を見失うことなくやるべきことに集中をしていようです。

自身のプレーや憧れの選手の映像チェックをおこない、重点的にバスケットＩＱを磨いており、戦術面や連携などに関する話を聞くために、大学のポイントガードの先輩のもとに通った時期もありました。
加えてフィジカル面でのトレーニングにも向き合っています。
そのため大学入学後の2年間のトレーニングのおかげで、自身でも実感できるほど身体が強くなったと語っています。
大学1年の時は新型コロナの影響で関東大学リーグ戦は中止となってしまったが、インターカレッジでは優勝。また3ポイント王を受賞しました。
2020年12月19日、横浜ビー・コルセアーズ に特別指定選手としての入団。
2020-21シーズン新人賞ベストファイブにも選出されました。
大学2年の関東大学リーグ戦では優秀選手賞とアシスト王を受賞。
インターカレッジでは準優勝し、アシスト王を受賞しました。

2021年12月20日、前年に続き横浜ビー・コルセアーズに特別指定選手として入団します。
大学2年生の時のインターカレッジでは決勝で白鷗大学に敗れて2連覇を逃しています。

そして河村勇輝さんは大学2年生限りで大学を中退しています。
この決断について「日本を代表するPGとなり、2年後のパリ五輪出場が僕の目標です。目標に近づくためにどうするか考えて、この決断に至りました」とコメントを残していました。インターカレッジの後にプロ入りの意向が強まったとのことです。

中退という選択に関して後悔はないと語っています。
また、両親にその決意を語ったようです。

「すぐに賛成してくれた訳ではない。中退してプロ１本で決めることの難しさを、両親は知っていたから」。電話口で、思いのたけを熱く語った。それに父親は一言、「ちゃんと自分で責任を取れるなら…」とうなずいた。

突き放したような言葉に、河村勇輝さん「すごく厳しい言葉だなと思った」。一方で親の愛も感じ取った。「その気持ちがないとプロでやっていけないと思ったし、それこそ日本代表になるにはそれ相応の覚悟が必要。背中を押されましたね」と語っていました。