名前：河村 勇輝（かわむら ゆうき）
生年月日：2001年5月2日
出身地：山口県柳井市
身長：172cm
体重：72kg

河村勇輝は、横浜ビー・コルセアーズ所属のバスケットボール選手です。

6歳の時にバスケを始め、小学校6年生の時に地元のミニバスケットボールチームで全国大会優勝を経験しました。

柳井中学校在学時は「全国中学校 バスケットボール大会」でベスト16進出。
福岡第一高校在学時は全国大会で4度の優勝、ウィンターカップで2連覇を達成し、2018年と2019年にウィンターカップベストファイブに選出されました。

2020年1月20日には当時18歳8ヶ月23日という若さでプロチーム「三遠ネオフェニックス」の特別指定選手になり、B1史上最年少での試合出場・史上最年少得点の記録を更新しました。

2020年にはフォーブスジャパンによる「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN 2020」に選出され、東海大学のメンバーとしてインカレで優勝を果たしています。

2020年12月19日に「横浜ビー・コルセアーズ」の特別指定選手となり、シーズン新人賞ベストファイブに選出。

東海大学のメンバーとしても大学バスケに励み、大学2年生の時には関東大学リーグ戦で優秀選手賞とアシスト王を受賞しました。

2022年3月に東海大学を中退し「横浜ビー・コルセアーズ」と来季プロ契約を結んだことを発表しました。

本格的にプロとなった河村勇輝は、2022-23シーズンのBリーグMVP、ベストファイブ、新人賞など各賞を総なめにする活躍を見せました。

河村勇輝はユース時代から日本代表に選出されており、2017年の「FIBA U16アジア選手権」、2018年の「FIBA U18アジア選手権」に出場しています。

2022年にはワールドカップアジア予選でA代表デビューを果たし、「2022 FIBA男子アジアカップ」の日本代表に選出されました。

2023年夏に開催されたワールドカップでの躍進が大きな注目を浴び、現在は日本代表を牽引する存在として活躍しています。

ここではそんな河村勇輝の実家と家族をまとめました。
生まれ育った実家の場所と地元エピソード、父親・母親・兄弟・姉妹など家族の情報をお届けします。

河村勇輝は山口県柳井市出身で、実家も山口県柳井市内にあります。

スポーツメディアの報道によると、河村勇輝の実家の敷地は広大で、庭にバスケットボールのゴールが設置されているとのことです。

バスケを始める前は父親と野球のキャッチボールをするなど広々とした庭がある実家で育っており、田舎の自然豊かな環境でのびのびとスポーツに励んだ結果が今に繋がっているようです。

2023年8月に開催された男子ワールドカップの日本代表に選出された河村勇輝。
彼の地元である山口県柳井市はバスケ日本代表を応援するため、観光地としても人気の高い「白壁の町並み」に、地元の民芸品である「金魚ちょうちん」を飾ってエールを送りました。

金魚ちょうちんの頬部分には日の丸をイメージした赤、ヒレ部分にはバスケットボールがデザインされ、応援メッセージを書いた13個の金魚ちょうちんが飾られました。

この企画は地元出身の河村勇輝を応援するために市教育委員会が開催したもので、監督と代表選手の氏名と背番号が描かれています。

河村勇輝の金魚ちょうちんには「柳井出身バスケ界の若き至宝！」と書かれるなど、地元を挙げて応援される選手になりました。

ここからは河村勇輝の家族についてお届けします。

河村勇輝の家族構成は、父親・母親・姉・姉・本人の5人家族で、3人兄弟の末っ子として育ちました。

河村勇輝の父親・吉一さんは、バスケの指導者です。

バスケ指導者で田臥勇太のファンだった父親の部屋には、NBAや日本のBリーグ、高校バスケに至るまで豊富なバリエーションのビデオが大量に保管されていました。

幼少期〜小学校時代の河村勇輝は父親所有のバスケのビデオを見て眠りにつくのを日課にしており、世界中の有名選手のプレーを見て育ちました。

そういった背景もあり、父親はバスケを始めた河村勇輝のことを好意的に見守ってくれたようで、練習のためにできることは率先して協力してくれたといいます。

庭にバスケットゴールを設置し、実家のすぐ外に広がる田んぼにボールが落ちないように庭に自家製のネットを立て、夜も練習できるように家庭用ナイター設備を整えてくれました。

指導者という立場上、息子のプレーに口を出したくなる事もあったとは思いますが、河村勇輝は父親について「口うるさく言われたことは全然なく、自主性を本当に尊重してくれた」と語っています。

実家に練習環境を整え、見守る姿勢を崩さず、褒める時はしっかり褒めてくれる。
そんな父親の支えがあったからこそ、河村勇輝はここまでのバスケ選手になれたのかもしれませんね。

河村勇輝の母親は、教師であることがわかっています。

父親も本業は教師で、河村勇輝はインタビューで「両親が教師をしていたこともあり、実家の方針はあくまでも勉強第一でした」と語っていました。

バスケに熱中しても勉強をおろそかにすることはなく、学業とスポーツを両立させて両親を安心させていたようです。

幼い頃は父親や母親と同じように教師になるのが夢だったようですが、現在は日本代表のポイントガードとして日の丸を背負っており、日本に欠かせない優秀なバスケ選手として活躍しています。