名前：杉本 宏之（すぎもと ひろゆき）
生年月日：1977年6月25日
出身地：茨城県守谷市（神奈川県川崎市育ち）

杉本宏之は、不動産の売買、賃貸、管理、仲介、マンション開発事業などを展開する「株式会社シーラテクノロジーズ（旧シーラホールディングス）」の代表取締役会長グループ執行役員CEOです。

株式会社シーラテクノロジーズは、不動産クラファン利回りくん、太陽光発電所、AIロボット、不動産デベロッパーなどの事業で知られており、不動産業界の中では知らない者がいないと言われるほどの有名企業です。

杉本宏之はこれまでに、一般財団法人杉本建築デザイン財団の創業者および理事長、株式会社エスグラントコーポレーション元代表取締役社長を歴任してきました。

20歳の時に不動産会社の営業マンとして働き始めた杉本宏之は、若くして独立し会社を急成長させ、当時の最年少上場を果たしました。

一時はリーマンショックの影響で400億円もの負債を抱え自己破産に追い込まれたものの、再起した今では年間売上高197億円を超える巨大グループに会社を成長させました。

私生活では2019年に女優・深田恭子との交際が報じられ、2021年に交際の事実を認めました。

杉本宏之と深田恭子は2018年頃に杉本宏之が経営するワインバーで出会い交際に発展し、ハリー・ウィンストンの数千万円の婚約指輪を渡したと報じられるなど結婚秒読みとされていました。

しかし2023年12月になって杉本宏之と深田恭子が破局していたことが報じられました。
破局原因は深田恭子の二股疑惑と噂されています。

ここではそんな杉本宏之の実家と家族をまとめました。
生まれ育った実家の場所と地元エピソード、父親・母親・兄弟など家族の情報をお届けします。

杉本宏之は茨城県守谷市生まれ、神奈川県川崎市育ちです。

父親が不動産会社を経営していましたが、杉本宏之の生後間も無くに会社が倒産し、裕福な家庭から一転して貧困生活が始まりました。

それまでは豪邸暮らしをしていた一家ですが、倒産後の実家は6畳一間の風呂なしアパートで、杉本宏之は小学校時代に給食費の支払いに困るほど貧乏だったといいます。

そのため高校は奨学金制度を使って進学し、川崎総合科学高等学校情報工学科に入学。
高校卒業後に不動産関係の専門学校へ進学し、1年目で宅建主任者資格を取得しました。

専門学校卒業後の1997年に投資用ワンルーム販売会社の株式会社東光マンションセンターに就職したことで、不動産事業の第一歩を踏み出しました。

杉本宏之が貧困生活を送っていた少年時代は、2006年に出版された著書「1R(ワンルーム)男 28歳の社長、上場物語」で読むことができます。

父親の会社が倒産して貧乏暮らしだった実家時代のことから、会社を設立して年商179億円を果たす成功までのストーリーを描いた自叙伝となっています。

杉本宏之が実家でどんな生活を送り、どんな思いで成功を掴んだのか気になる方は、ぜひ杉本宏之の著書もチェックしてみてくださいね。

ここからは杉本宏之の家族についてお届けします。

杉本宏之の家族構成は、父親・母親・本人の3人家族で、兄弟はおらず一人っ子です。

杉本宏之の父親は不動産会社を経営していました。

かなりのワンマン経営で当初は事業がうまくいっていたようですが、杉本宏之が生まれて間もない頃に会社の専務が父親の経営方針に異を唱えて謀反を起こし、社員を引き連れて独立してしまいました。

これにより父親の不動産会社は傾き始め、最終的に会社は倒産。
父親はその後、不動産ブローカーとして働き始めたものの軌道には乗らず、一家は6畳一間の風呂なしアパートへの引っ越しを余儀なくされました。

杉本宏之の母親は、杉本宏之が13歳の時にがんで亡くなっています。

父親の会社が倒産後、一家は母親のパートの給料で食いつなぐ貧乏生活が始まりました。
家族のために身を粉にして働いていた母親ですが、自らの健康状態を顧みずに働いていたことがあだとなり、杉本宏之が中学2年生の時に倒れてしまいます。

そこで末期の胃がんを患っていることが判明し、それからわずか2ヶ月後に亡くなりました。

母親が亡くなってからも父親は定職に就かず、最終的に杉本宏之と父親は生活保護を受けて生活するようになりました。

杉本宏之は若い頃、父親と刃傷沙汰の大喧嘩を起こしたことがあり、それがきっかけとなり人生を真剣に考えるようになりました。

母親亡き後も定職に就かず、生活保護の金も使い果たして勝手な生活を送っていた父親。
ある日、杉本宏之のアルバイト代さえ無心してくる父親と激しい口論になり、取っ組み合いの大喧嘩に発展しました。

「いい加減に働けよ！」と怒鳴る杉本宏之に対し、父親はよほど追い詰められていたのか台所から包丁を持ち出して「お前を刺して俺も死ぬ！」と脅してきたといいます。

頭に血が昇っていた杉本宏之が「刺せるもんなら刺してみろ！」と叫んだ瞬間、父親が包丁を振り下ろし、杉本宏之の左手が鮮血に染まりました。

血を見て我に返り、呆然として震える父親。
杉本宏之はこの瞬間、〝こんな生活から抜け出さなければ〟と思い、将来を真剣に考えるようになったとのことでした。

杉本宏之は兄弟はおらず一人っ子です。

母親が亡くなり父親は定職に就かずにいた頃のことを「私たち親子2人の生活」と語っており、兄弟はいなかったことがわかっています。

また、父親と離れて暮らすようになってからのことを「親しい身内は誰もいなくなってしまった」と語っているので、やはり兄弟はいないとみて間違いないでしょう。

杉本宏之は一人っ子で壮絶な少年時代を過ごし、父親との刃傷沙汰をきっかけに成功者になることを決意し、見事その念願を叶えました。