名前：間瀬 翔太（ませ しょうた）
生年月日：1986年4月27日
出身地：北海道夕張市
血液型：A型
身長：164cm

間瀬翔太は、10万人に1人が発症するという難病「脳動静脈奇形」であることを公表し、病気に関する情報発信を行う難病インフルエンサーとして活動しています。

過去にはアイドルグループ「BLIZZARD」のメンバーとして活動し、メインボーカルを務めていました。

間瀬翔太は17歳だった2004年に「第17回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」に出場して芸能界入りし、同年11月にアイドルグループ「BLIZZARD」のメンバーとして芸能活動を開始しました。

アイドルグループ「BLIZZARD」は鳴かず飛ばずで解散となり、間瀬翔太はグループ解散後に俳優業に進出。

2016年に「龍が如く6」のホスト看板モデルオーディションに合格し、その後は俳優として「愛なき森で叫べ」「妖ばなし」「現代怪奇百物語」などに出演しています。

歌手としては、2016年に自身名義で初となるソロ曲「Shiny Ray」をリリース。
2018年にリリースされた「Butterfly Effect」は、ドラマ「家政婦は見た！」のエンディングテーマに起用されました。

2019年に難病「脳動静脈奇形」であることを公表し、以降は難病インフルエンサーとして病気の情報発信などの活動を行なっています。

間瀬翔太の生い立ちを見ていきましょう。

間瀬翔太は北海道夕張市出身ですが、5歳の時に東京都・三軒茶屋へ移住しました。

小学2年生までは喘息で学校にはほとんど行けておらず、中学進学後にグレて不良になったことを明かしています。

間瀬翔太の家庭は妹が幼少期から芸能界にいたこともあり、兄である間瀬翔太にも芸能活動の話が来ていたようですが、当時の間瀬翔太は「芸能界なんて興味ねぇ！」というスタンスで、気付いた時には暴走族に加入していたといいます。

情報番組「爆報theフライデー」に出演した時に自身が元暴走族であることを明かしており、ブログでも「気付けば暴走族と言う余計に間違った道に」と綴っていました。

間瀬翔太は暴走族に入っていた過去がありますが、その暴走族は間瀬翔太の加入後2ヶ月で全員逮捕され解散に。

間瀬翔太も少年院行きの危機でしたが、父親が上申書を書いてくれたことで少年院より軽い施設で更生を図りました。

施設を出た後は東京・代々木公園で友人とストリートダンスに夢中になり、17歳の時にストリートダンス中にスカウトされて2004年の「第17回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」に出場することになりました。

間瀬翔太は、2019年に自身が10万人に1人が発症するとされる難病「脳動静脈奇形」であることを公表しました。

10万人に1人という珍しさのため芸能人では初となり、このことを記したアメーバブログは瞬く間に話題になって同世代俳優部門の閲覧ランキングで長期間にわたり1位を獲り続けました。

難病を抱える生活の詳細やリハビリの詳細をブログに書き続けたことで注目を浴び、この頃から難病インフルエンサーとして活動するようになりました。

間瀬翔太の病気、難病「脳動静脈奇形」とは、脳の動脈と静脈が毛細血管を介さずに直接繋がってしまうことで、とぐろを巻いたような塊になる血管の病気です。

異常が生じた血管は正常な血管に比べ、薄く脆くなって破れやすくなり、破れた場合は脳出血やくも膜下出血など死に至る病気を発症することになります。

間瀬翔太は自身の病気である難病「脳動静脈奇形」の治療のため、手術を受ける選択をしました。

この病気は例え手術をしても言語障害や半身不随になるリスクがある難しい手術で、間瀬翔太は7時間にも及ぶ闘いの末、見事手術は成功しました。

手術後は自慢の顔立ちが大きく変化し、目元は大きく腫れて面影はなく、頭には無数の縫い目があり、手術は成功したのに毎日死ぬことばかり考えていたといいます。

しかし芸能人初の難病を公表したことで大きな話題となり、今では難病インフルエンサーとして発信活動に励み、現在は自身の病気を指定難病に登録してもらうための署名活動を行うなど精力的に活動しています。

間瀬翔太は難病「脳動静脈奇形」の後遺症で、記憶障害とてんかんの障害を持っていることを公表しました。

2021年2月20日にテレビ東京「生きるを伝える」に出演し、番組内で記憶障害とてんかんを公表した後、自身を「世界一元気な障害者」と自称して障害にまつわる情報発信も始めました。

2022年8月15日には自身の病気や障害について綴った自叙伝「ツヨサノート 10万人に1人の難病と診断された僕がつなぐ命のバトン」を文芸社より出版し、同じ病気に悩む人々や難病に苦しむ人々の希望となるべく活動を続けています。