名前：村田 諒太（むらた りょうた）
生年月日：1986年1月12日
出身地：奈良県奈良市
血液型：AB型
身長：183cm

村田諒太は、ロンドンオリンピック金メダリスト・WBA世界ミドル級スーパー王者の経歴を持つ元プロボクサーです。

中学生の時にボクシングを始め、高校時代に選抜・総体・国体の高校3冠を達成。
大学進学後はボクシング部に所属し全日本選手権で初優勝を果たしました。

2012年にロンドンオリンピックで金メダルを獲得。
2017年にWBA世界ミドル級王者に輝き、日本人史上初となるミドル級世界王座の防衛を達成しています。

日本ボクシング界において数々の偉業を達成し、ボクシングの歴史に名を残した村田諒太。
2023年に現役引退を発表し、現在はこれまでの経験を活かしてボクシングの解説や書籍出版、講演会などを行なっています。

ここではそんな村田諒太の出身と実家、家族をまとめました。
生まれ育った実家の場所と地元エピソード、父親・母親・兄弟など家族の情報をお届けします。

村田諒太は奈良県奈良市出身です。

実家は奈良市内にあり、中学は実家近くの奈良市立伏見中学校に入学しました。

小学生の時に両親が離婚したことで中学時代の村田諒太は不良の道に走り、中学に金髪で登校したり喧嘩をしたりと荒んだ中学時代を過ごしていたといいます。

そんな荒れた中学時代に、当時の担任が「何かやりたいことはないのか」と声を掛け、村田諒太が「ボクシングならやるわ」と答えたことでボクシングを始めるきっかけとなりました。

村田諒太は上京後、2013年のプロデビュー当時は東京都板橋区に住んでいました。

東京都板橋区のスポーツ大使に就任した際に「板橋区在住」と紹介されており、スポーツ大使として2年間の任期の中で板橋区の魅力を国内外にアピールする活動を行なっていくことが伝えられました。

奈良県の実家を離れた後は東京都で暮らしているようですが、現在も板橋区在住なのか別の区に引っ越したかは不明です。

ここからは村田諒太の家族についてお届けします。

村田諒太の家族構成は、父親・母親・長兄・次兄・本人の5人家族で、3人兄弟の末っ子として生まれましたが、村田諒太が小学生の時に両親が離婚しています。

両親は離婚後も〝子供たちのために〟との思いで同居を続けていたようですが、村田諒太は子供ながらに「崩壊した家庭環境がつらくて、嫌で嫌でたまらなかった」と感じており、この家庭環境が中学時代の荒んだ生活に繋がったようです。

村田諒太の父親は、奈良県の公務員です。
重度の知的障害者施設に勤務する仕事で、多忙でハードな仕事に追われていたようですが、仕事が終わるとまっすぐ家に帰ってきて子供たちと遊んでくれた優しい父親です。

父親は料理も得意だったようで、男ばかり3人兄弟の息子たちのために、毎朝自家製のレーズンパンを焼いてくれていました。

村田諒太が小学6年生の時に両親は離婚しましたが、子供の親権は父親が持っていたそうです。

村田諒太の母親は職業や経歴などの詳細が不明です。
離婚後に父親が親権を持ち、母親とはほとんど連絡をとっていないという状況から、離婚原因は母親側にあったのではないかと考えられます。

両親は離婚の際に「子供たちにはまだまだ母親の存在が必要だろう」と話し合い、離婚成立後も母親と同居を続けていました。

しかし父親と母親の冷え切った関係を毎日目の当たりにした村田諒太は、その配慮が逆に心の傷となり、中学時代に喧嘩や非行に走ってしまったとのことです。

家を出て行ってからの母親に関する情報は明かされていないため、村田諒太が現在母親とどのような関係を築いているかは不明でした。

村田諒太は中学時代にグレてしまったものの、父親との関係は良好で、実家では「父ちゃん、父ちゃん」と父親を慕っていました。

中学生の時にボクシングを始めた際も父親に相談し、父親と一緒にボクシングジム探しをしたほど仲の良い関係です。

村田諒太がプロデビューを決意した際、プレッシャーで心が押し潰されそうになり父親に「試合したくない」と弱音を吐きました。
父親はそんな息子の話を黙って聞き続け、後日メールで「結果ではなくて、いま自分にできることを表現する方が大事なんじゃないか」と送ってくれたといいます。

父親は村田諒太がグレた時も決して手を離すことなく共に歩み、プロデビューという人生の節目でも息子のためになる言葉を残してきてくれました。

村田諒太はそんな父親について「生まれ変わっても父の子供でありたい」と言うほど信頼を寄せており、強い絆で結ばれていることがわかりました。

村田諒太には兄が2人おり、3人兄弟の末っ子として育ちました。

一番上の兄・長男は4歳年上で、名前は「誠徳」さん。
二番目の兄・次男は2歳年上で、名前は「浩平」さんです。

村田諒太と兄弟のエピソードとしては、村田諒太が小学生の時に兄弟の中で一番成長が速く、4歳年上の長男の身長さえも追い越してしまったというエピソードがあります。

兄弟は一般人のため詳細な情報は不明ですが、世界王者となるほどの実力を持った村田諒太のボクサーとしての活躍を応援してくれていたのかもしれませんね。