坂東龍汰さんは、ニューヨーク生まれて3歳まで暮らしていました。

その後北海道伊達市に引越し、北海道のシュタイナー教育の学校に18歳まで通学しています。

学校のカリキュラムで演劇があり、坂東龍汰さんは卒業公演で主演を務めたそうです。

その後、東京から来た演出家に本格的な指導を受け、このことがきっかけで坂東龍汰さんは俳優を目指すようになりました。

卒業後は、趣味だった絵や写真を仕事に興味があったようですが、同じシュタイナー教育を受けていた村上虹郎さんに相談したところ、今所属している事務所を勧められます。

坂東龍汰さんは、自身の履歴書と一緒に自分の書いた絵や写真、クレイアニメーションの映像などと一緒に送ったところ、所属が決定しました。

2017年8月に俳優デビューし、オーディションに参加し2018年8月放送のドラマ『花へんろ 特別編「春子の人形」〜脚本家・早坂暁がうつくしむ人〜』で初主演しました。

2022年1月に公開された『フタリノセカイ』では映画初主演で、第32回日本映画批評家大賞で新人男優賞を受賞しています。

2023年9月には、2025年正月公開予定の映画『君の忘れ方』で、映画単独初主演を務めることが発表されました。

坂東龍汰さんの実家は現在北海道にあります。

また、実家はワイン農家を経営しています。

北海道に存在するワイナリーを調べてみると、バイオダイナミック農法を取り入れているワイナリーがありました。

バイオダイナミック農法とは、シュタイナーが提唱した農法のことです。

坂東龍汰さんは両親がシュタイナーに影響を受けシュタイナー学校に通っていることから、このワイナリーが坂東龍汰さんの実家である可能性が高いですね。

ちなみにそのワイナリーの名前は「仲洞爺　バイオダイナミックファーム」です。

坂東龍汰さんの家族は父、母、姉、坂東龍汰さん、弟の5人家族です。

坂東龍汰さんが通っていた『シュタイナー学園いずみの学校』は、実はお父さんが北海道になかったシュタイナー学校を呼び掛けて作ったそうです。

しかも校舎から。

シュタイナー教育とは、思想家ルドルフ・シュタイナーが提唱したドイツ生まれ教育でテレビやゲームを禁止、テストや教科書も存在しません。

無理に学ばせる事はせずにそれぞれの、興味を持った事を追求する教育方針です。

坂東龍汰さんの父親は、坂東龍汰さん曰くかなり破天荒な方なようです。

父親は、19歳で映画監督になるために、アメリカのカリフォルニアへ行き、その後映画監督を諦めてニューヨークで技工士の会社を立ち上げました。

そして、自分が立ち上げた技工士の会社で陶芸を教えていた坂東龍汰さんの母親に出会い結婚しました。

父親は、お姉と坂東龍汰さんが産まれると「農業をしよう。自給自足だ！」といい地元北海道に戻り5年かけて家を建てています。

そんな破天荒の父親も、坂東龍汰さんが役者になる事を報告したときには反対はしなくとも、「東京に行っても通用するわけがない。壁にぶつかって粉々になって、お前も畑を耕すんだ」と言われたそうです。

その言葉に坂東龍汰さんは奮起したとお話しています。

坂東龍汰さんの母親は、陶芸家です。

ニューヨークでも、陶芸の先生として仕事をしていました。

坂東龍汰さんの父親とニューヨークで出会い、結婚していますが、坂東龍汰さん曰く、母親もなかなか個性的な方のようです。

特に母親とのエピソードなどの情報はありませんでしたが、破天荒な父親について行くくらいの女性ですから自由人な方なのでしょう。

坂東龍汰さんには2歳年上にお姉さんがいます。

子供の時から仲が良かったようですが、子供時代はお姉さんの着せ替え人形の様に遊ばれていたそうです。

しかし、俳優の仕事をはじめるきっかけになったのはお姉さんのようで、今でも関係は良好のようですね。

そして、坂東龍汰さんには歳の離れた弟がいます。

正確な年齢はわかりませんでしたが、北海道で一緒に暮らしていた期間は短い様で、10歳以上離れているようです。

また、坂東龍汰さんが帰省した時にはお年玉をあげるなど物凄く可愛がっているようです。

今回は、坂東龍汰さんの本名や実家、家族構成、父親・母親・兄弟についてまとめました。
とても印象的な父親でしたね。

子供たちの個性を伸ばす教育をされてきたようで、坂東龍汰さんが俳優の仕事をしているのも納得です。

ネクストブレイクと言われている坂東龍汰さん。

これからの活躍が楽しみですね。